どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇失敗。

2023年06月29日 | ボケ確率アップの立場です

 

同じマンションに住む高齢者を誘って、家で落語会をひらこうとした。

チラシを作り、日ごろ声をかけるような人に配った。

しばらくしして「出席」の返事もとどき、いそいそと準備をする。

毎日が楽しい。

が、いよいよ開催という間近になり、キャンセルがでた。

それも全員から。

一人が行かないとなるとみな将棋だおしである。

なぜなのか私にはわからない。

道で声を掛け合うのは良いが、家にいくのは気が重いのか。

それならば初めから断ればいいと思うが。

なぜ一旦はいい顔をするのだろう。

私のうきうき計画はあえなくついえた。

人の付き合いの微妙さを私はキャッチできなかったのか。

それとも落語が苦手だったのか。反省はしたが答えナシ。

ごく親しい友二人と仲間で、いつもとは違う盛り上がりをした。

それはそれでまたよかったのであるが…?


〇ネコの生き方

2023年06月23日 | ボケ確率アップの立場です

夫を亡くした友人が便利性もあって、引っ越しをすることになった。

ネコを連れていけないために、決定までに数か月すぎた。

苦労と妥協をかさね、ネコ共々引っ越せる家をみつけ、みなほっとした。

ところが、いよいよ引っ越しとなったある日、ネコはいなくなった。

友人はショックを受け落ち込んだ。

一緒に生活していた生き物がネコであれ、ヒトであれ、突然消えることはショックがおおきい。

友人は仕方なく一人で引っ越しをしていった。

私はしばらくネコの気持ちを考えてみた。

長い間一緒に暮らしていた家族であったのに、こうもあっさりと消えられるものか。

人間は、いらざる感情におぼれすぎるのだろうか。

事情がかわれば、変わった事情にあわさないネコのいきかたが、かっこいいようにおもえるのだが。

それとも死に場所をさがして出ていったのだろうか。

それもまた、人間にはできない。いいなあ。 


〇私の遺伝子

2023年06月18日 | ボケ確率アップの立場です

 検体を送れば自分の祖先がアフリカから今いるココまできた道筋がわかるらしい。

 その過程でどの種族とまじりあって今があるのか。

 病気や能力など一回検体を送っておくと、後から後から結果が送られるらしい。

 うーむ。80歳になって今さらそれがわかったとて、なんぼのもんでもないのだが。

 しかし、好奇心には勝てない。

 祖先にネアンデルタール人がまじっているとか、北方から南下したとか、南から北上したなどというのがわかる。

 いいなあ。

 わたしの細胞のどこかに、海を渡る記憶があって、それが祖先の呼びかけであったり。

 急にアフリカがこいしくなったり。

 遺伝子検索という遊び。おもしろそう。検体を送ろう。


〇防弾チョッキ

2023年06月13日 | ボケ確率アップの立場です

 最近防弾チョッキが話題になったことがある。

 その後、近所の交番にいる緑のおじさんも防弾チョッキを着るようになった。

 防弾チョッキとなど、私には無縁、始めてみるものだった。

が、安全見守りのオジサンが着用した防弾チョッキはなんだかかわいかった。

思わず「かわいいよ」と声をかけると、にがわらいをした。

町の安全を守るために立っているのに、なんでこんなものを着せられなあかんのやと思っておられるだろう。

が、実際には暴力や凶器に晒されているとのこと。

普通の町の交番でなあ…。 

知らない間に日本も変った。何もかも。そんな時代にまだ自分が生きていたなんて、信じられない。


〇気を付けよう。お腹マグマ

2023年06月06日 | ボケ確率アップの立場です

 80を超えて何が怖いって、寝る、食べる、動くがとどこおるほど怖いことはあるまい。

だが、食べろ食べろと言われても、そうそう食べられはしない。

動けうごけと言われても同じこと。

そして睡眠に至ってはもう施す手がない。3時間も眠れば上等であろう。

この3つの拍子をうまくそろえないと、いろいろまずいことになる。

私の場合はおなかにマグマが溜まる。つまり便である。

毎日出てはいるが残りが貯蓄される。

この貯蓄物がある日、一気に外に出ようとされたのである。云ってみれば地震である。

その地震は、先日電車の中で、突然おそってきた。

腹痛とめまいと吐きけで冷や汗が顎を伝ってしたたりおちるがトイレはない。

地震も怖いがこっちもこわい。これで外出恐怖症にでもなればあとは坂道をまっしぐら。

 

気を付けよう、小食、寝不足、運動不足。そこでたまるはお腹のマグマ