どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

○落とし物銀座か

2022年08月27日 | ボケ確率アップの立場です

 よく物を落とす。

 防止目的でいろいろなものに紐をつけてある。

 多すぎて、紐同士がからみ、いらいらするが、やむをえない。

 そこまでしていても落とす。

 押し車の腰掛、目の前の買いもの袋を落として帰ってしまった。

 確かにその日は荷物がおおかった。

 前のバックと、後ろの座椅子、ハンドルにも袋をぶら下げ、傘迄もっていた。

 が、いくら何でも目の前の大きな荷物が落ちたのに気が付かなかったとは。

 ショックである。

 捜しに行くと、駅の近くの空き窪みに袋がおちている。

 すでに冷凍食品はとけかけていた。

 考えるとここにはよく物が引っ掛かっている。

 買い物の入った袋。マフラー、手袋、帽子などが確率高く落ちていることにきがついた。

 そこだけ道幅が変わり人波が混雑するところである。

 ここで人は注意をおこたってしまうのだろうか。

 落とし物銀座と名付けてみた。


○80過ぎて持ったスマホの功罪

2022年08月19日 | ボケ確率アップの立場です

  80を過ぎてむりやり持ったスマホ。悲惨だった。

  触ってもいないのに稼働し、聴こえるハズの音がしない。

  間違えて触ったばかりに、画面の中で迷子になり、押しても引いても元にもどらない。

  切っても切っても消えない画面。

  ほぼ、ノイローゼ状態になりつつも、かつてボロクソに言っていた先輩たちの指導の元、3か月を超えた今、

 なんとか物になりはじめた。

 一番気に入っているのが、RHINE。

 何より、いくら使っても無料らしい。ほんとだろうか。

 写真でも動画でも、送り放題。

 文字による会話もほぼ、同時通話なみ。

 電話もラインだと、無料。

 会話中の相手の顔も動画で見える。要らんけど。

 思うに、独り暮らしの老人にはもってこいの機械と思うが。

 生きている間に使いきれないほどの機能がありそうだ。

 メモ機能、カレンダー機能はセットすれば時間になれば教えてくれくれる。

 表画面には次々と日本に、いや、世界で起こっている出来事を知らせてくる。

 あなたのいる場所に雨雲が近づいていますと迄いう。

 今のところ面白くてしかたがない。

 何よりも一番いやだった文字の打ち込みが、言語の文字化でどんどん文字を打ち込める。

 こうなるとおしゃべりも文章もほぼ一体である。

 今は一方的にラインを放ちまくって、嫌われているかも。

 嫌なら見なくていいよと開き直りである。

 人はみな、生きている限り変わっていく。いい見本が私。


○みんな若作り

2022年08月15日 | ボケ確率アップの立場です

ある人が書いていた。

「今は老人がみな若作りをする。見るだけでも腹が立つ。年をとればみな老人ナンダ。若く見せてもむだだ。」

元気よくおこって居られた。

まあ、基本、わたしも老人で、その意見は賛成である。

今の老人は、老いたくても老いられないと、嘆く人もいる。

世のなか自体が「老人」ではないからである。

私は自分では若作りではないとおもうが、親が今の私をみたら眉をしかめるだろうな。

母はちょっと改まったところには、年齢にふさわしい和服でかけていた。

今どき、着物などよほどの事情でないと着ない。

洋服を着るとなれば、いきおい今風の装いになる。

世の中だけではない、生活も、季節も昔とぜんぜんちがう。

本物の老人はいなくなって、年だけ取った迷子のような老人がうろうろしているというわけで、いわゆる「若作り」とはちょっと事情がちがうように思うが。


○夏季詐欺大作戦にご用心

2022年08月10日 | ボケ確率アップの立場です

私が詐欺にかかりかけてから2、3週間。

気温の上昇につれて、県や市の防犯メールに詐欺被害や寸止め情報が分刻みにはいってくる。

この暑さに乗って、詐欺集団が一網打尽作戦にでたらしい。

自分はまきこまれないと思っていても、相手はそういう電話を1日中かけている。

失敗の数はおそらく99パーセントになるだろう。

そのたびに彼らは反省し、検討し学んで巧妙になる。

こっちはいきなりの出来事で心に準備ができていない。

そのため電話に出て、すっかり紐付けされているのに気がつかない。

聴けば私の周りは一度は引っかかったか、あぶなかった人ばかり。

一旦電話に出てしまうと、あれはクモの糸である。

藻掻いても藻掻いても、ぬけられず、最後までひっぱられてしまう。そしてもう、どうでもいいとさえ思い始める。

どこかでサギとわかっていても逃げられない。

が、相手は必ず電話をいったん切って、別の人物に代わる。

その時に、次のかかる電話にでないことである。

出ないで、今起きていることを、声に出して自分で云ってみる。

警察や、知人に電話をする。

これが最期の逃れるチャンスである。

現金引き出し機の前まで行ってしまうと99,999かぎりなく助からないです。

 

 

 


○女の強さ

2022年08月06日 | ボケ確率アップの立場です

老いて辛いのは、今迄の付き合いが亡くなってゆき、自分一人になること。

寂しさの種類が若い時と違うのである。

所が女はそういうとき、一歩前に出る。

駅前や公民館など、人が多いところで、老いた女たちは同じ仲間を釣る。

言葉適当でなかったけど、まさに一本釣り模である。

駅まえと公民館ロビーでわたしは釣られた。

「うちに来ない?おいしい巻きずしがあるのよ」

「麻雀はしないの?知らないならおしえるけど」

 躊躇なくいきなり、唐突に、しかも自信たっぷりである。

おもしろいのよ。たのしいわよ。仲間になろうよ。一人でいるのつまらないでしょう、というソコ意味がしっかりある。

この人たちのたくましさは、もはや、さみしい老いなど眼中にないのだ。

介護保険や市の老人サービスの、幼稚園式な老人への扱いをはねとばしている。

強い。

声をかけてきた人たち、みな、ろくに足も立たない人だった。

男性方がどうなっているのか、そこのところはわからないが、そっちも頑張ってほしい。

 


○80歳と猛暑

2022年08月01日 | ボケ確率アップの立場です

暑いなどと云ってもしかたないが。

ついにもう、暑いとさえいう勢いを失くしてしまっている。

去年の夏までは何とか暑い暑いといっていたが。

今年はちょっと外に出ると脳がおかしくなる。

頭の中に霧がかかったようになる。

そして、脳の真ん中あたりにイヤーな痛みが現れる。

なるほどなあ、これがあの詐欺に引っかかった一因だったのかと思い至る。

暑さをねらって、サギがあの日に我が町を集団で襲ったらしい。

町のあちこちで被害続発していたという。

犯罪者は政治家よりも市役所よりも素早く世の中を検索し、ソク、実行に移す。

お金持ちも、お金が余りなくてもても狙われるのよ。

お金持ちじゃないからって、安心をしてはいけない。

緊張感をもってこの暑さを乗り切ろう。