どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

 〇濃いお盆だったなあ

2021年08月17日 | ボケ確率アップの立場です

お盆に何もしない私に代わり、妹の初盆行事をおこなってくれた友人。

丁寧に妹の魂を招待し、慰め、饗応して16日に送り出したと知らせてきた。

妹ははたして自分が死んだことを判っているだろうか。

冥界とやらにかえっていったのだろうか。

その冥界に妹は永遠にそんざいするというのだろうか。

そんな設定はイヤ。かわいそうだ。

この世にうまれ、病を得ても、友や仲間を得、自分の意思で生き抜き、それなりの人生を送ったとおもう。

意に反して突然命を失ったのは残念であり、かわいそうだが、亡くなった後になぜ、冥界などというところにいるという設定にしたがるのだろう。

冥界とは暗い印象の世界ではないか。なぜ人はそんなろくでもない世界をでっち上げ、永遠にそこでさまようようなことを考え、信じるのだろう。

なくなった人や、遠い祖先を忘れないというだけでいいではないか。

そのためにお祭をするのなら、明るく楽しいのがいい。

特に永遠に生きるって、すごく欲張りで、むごいとおもうが。

死んで焼いて、分解されて、原子にかえる。それでいいとおもっていないのだろうか。

そう思いつつ今年のお盆はなにかしら、濃い感じのするお盆であった。