市の名が付いたオーケスラが誕生した。
前からあったらしいが、このたび新しく、市のホールで年2回の演奏会を開くことになった。
団員は大半が高齢者で、仕事の合間に参加らしいひともちらほらいる。
だが、グリークやチャイコフスキーなどの大曲をどうどうと演奏される。
退職後に昔から好きだった音楽を続け、こうして大勢のひとのまえで演奏し、拍手をうけるなんて。
晴れがましく、特別な気分だろう。うらやましいではないか。
旨いヘタは後からにして、まず楽しいだろう。
舞台衣装など着込んで、楽器をかかえ、舞台裏で出を待つなんて、いい緊張だし。
観客も友人家族、知り合いで満員。