町内の一人暮らし老人に災害時アンケートが来た。
災害時、助けがいるか?という問いであった。
一人暮らしの老人多発地域である。助けるほうの人も少ないだろう。
助けを待っているよりも、自分で何とかしないとだめだろうと考えた。
火事場のバカ力というものもあるし。要らないに○を付けた。
するとリハビリトレーナーが云った。
それなら避難に向けて訓練をしておきましょう。
なるほど、やるといったからには、出来ないと、と練習することにした。
うちはマンションの2階である。1階まで自分で降りる練習だ。ここ5年以上階段を使っていない。
2階から下を見ると膝が笑った。こんなに高いとは、とビビる。
全力集中で1階まで居りる。ここで限界であった。
が、登りも行け、といわれ死に物狂いで二階をめざした。
よこから膝は痛くありませんか、と聞くトレーナーに、今それどころじゃないわい、とわめきつつ訓練は終了。
トレーナーからは盛大なお褒めの言葉と拍手をいただいた。
結果、1週間、全身筋肉痛でアウトであった。
が、イザとなれば自分でなんとかできることは証明できた。
ドーダ。やったぜ。である。