どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇助けは要らないというならば 

2023年11月27日 | 90を目指すには

町内の一人暮らし老人に災害時アンケートが来た。

災害時、助けがいるか?という問いであった。

一人暮らしの老人多発地域である。助けるほうの人も少ないだろう。

助けを待っているよりも、自分で何とかしないとだめだろうと考えた。

火事場のバカ力というものもあるし。要らないに○を付けた。

するとリハビリトレーナーが云った。

それなら避難に向けて訓練をしておきましょう。

なるほど、やるといったからには、出来ないと、と練習することにした。

うちはマンションの2階である。1階まで自分で降りる練習だ。ここ5年以上階段を使っていない。

2階から下を見ると膝が笑った。こんなに高いとは、とビビる。

全力集中で1階まで居りる。ここで限界であった。

が、登りも行け、といわれ死に物狂いで二階をめざした。

よこから膝は痛くありませんか、と聞くトレーナーに、今それどころじゃないわい、とわめきつつ訓練は終了。

トレーナーからは盛大なお褒めの言葉と拍手をいただいた。

結果、1週間、全身筋肉痛でアウトであった。

が、イザとなれば自分でなんとかできることは証明できた。

ドーダ。やったぜ。である。

 

 


〇介護保険制度が変わるって

2023年11月17日 | 90を目指すには

テレビも雑誌も見ない私が、いきなり目にしたのは、「要介護1と2」を介護保険からはずすという記事。

そ、そんなあほな。これは記事のまちがいだろと、ケアマネージャーに電話をする。

マネージャーは早速訪問。答えは。

 介護保険の変更は国が決めたことを、県に通達。県から市に伝えられる。

今のところ、来年変更されると決まっていることは、介護用具の一部を、買い取るか、レンタルか選択できるということだけである。

ということであった。

では、この記事のように「介護1 2を介護保険からはずす」という話はどこから来たのか。

雑誌記事によると介護保険は発祥から23年。今日まで6回の見直しがあった。

2024年に7回目の改定が予想されているという。

この改定で自己負担2倍。要介護1と2を介護保険からはずすという案があるという。

この要介護1.2とは、要支援1,2の間違いであろうと私は思うが。

それ以外にも職員施設の職員配置を減らすなどともある。

 決定事項ではないが、例に上がっている話から見ると、国が介護保険を持て余し、投げ出したいと思う気持ちがつたわってくる。

 ここで記事は「国民のみなさん、しっかりしましょうよ。一生を働きぬいた団塊の世代を、老いたからって捨てさせてなるものですか」という福祉専門家の檄であったようだ。

なるほど、老人がしっかりしないと、誰も年寄りのことなんか、かまって居られない事態が迫っている。

介護だけがすべてではなかろう。自助や互助など知恵がいる。

というのがどうもこの記事の趣旨で、来年必ずこうなるという話ではなかった。

しかし県から市に何も言ってきていないからといって、この話が全くの眉唾であるとは思えない。

議題として、検討されているのだろう。

団塊の世代よ、まけるんじゃない。頑張った分、手厚く看取ってもらいましょう。

介護が必要ないほど元気が一番だが。

 


〇困ったもんだ、秋の夕暮れ

2023年11月09日 | 90を目指すには

夕連れが早くなった。同時に時の過ぎるのも早くなり、ついて行けない。負ける。

夕暮れには、やたら心細く、思い出さなくてもいい昔のことなどが心に満ち、たよりない。

こんな時に、電話で大シャベリをしてやり過ごすはずであった友たちは、みな遠い人になってしまっている。

たまに電話をしてみても、「げんきにしていてね。私もがんばるからね」という言葉のみが限りなくくりかえされ、聞いている方がますます悲しく、不安になる。

彼らはこんな夕暮れに、何を考えているのだろう。

やはり寂しいのか、それともすべてカスミのかなたなのだろうか。

そして一日も一年もシャラッとながされているのだろうか。

不思議だ。そのあたりの気持ちを聞いてみる勇気はない。

そういう友人がふえてゆくからだろうか、やたら辛くて心細いのは。

それは若い時には想像もできなかった圧倒的寂しさである。

 

 


〇 RHINEそうどう

2023年11月03日 | 90を目指すには

私も一人前にラインというものを使って居る。

使ってみれば、わからないなりに、便利である。

仲間同士のグループにもはいっている。

そのグループの一人から「明日からラインがつかえなくなる」というメールが入った。

そんなばかな、これだけの使用者がいるものを、突然なくなるという話はないだろ。

嘘に決まっている思いつつ、「嘘ですよネ。だれもそんなこといってない」とメールをいれた。

ところが「何言ってるの。1か月前からテレビでいってるし、ほんとうです」とかえってきた。

そこで慌てながらかんがえた。

私って、隠者か。今の時代にテレビは見たことない、新聞も5分で読み終わり。

世の中がどうなっていようと良いもいんね、状態である。

だからこういうことになるのだろう。

現在世界に背中をむけてから数年たつ。

ところが、私のようなグウタラガ他にもいて、せっかくのお知らせもはんのうなし。

さてRHINE「同意」にOKしないまま10月はおわった。

11月1日の朝、わくわくしながらグウタラさんにRHINEを入れたら、けろりとして、つながった。

良いのか悪いのか知らんが、何も知らなくても世の中たいしたことないんだなあ。

と思っていてもいいのだろうか。