中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

一体全体、、、どうすれば?

2014-04-29 06:59:27 | Weblog
技術の継承、手作業の継承、、、色々の分野で問題視されている、、、そして、好奇心の欠如も、、、

私は、縄文時代うんぬんとしたカブレ?では無いが、爺様・婆様世代と孫世代との間で、文化のみならず色々な継承が行われていないことを、このブログで書いて来た。
ではどうすれば?と、先日のこと、偶々数人の年寄り仲間の会合で話しに出たのだが、そこに根本的な問題が立ちはだかった、、、それは”少子化の問題に加えて、既に団塊世代以降の爺様・婆様達が、共に宇宙人化”していることだった。
「今や、孫一人に両親と爺様・婆様の計4人の大人が関わっている、、、その大人が、宇宙人化しているのでどうにもならん、、、」そんな意見が多かった、、、

話の発端は、子供たちに対してどう接するべきか?、その都度”○○教室を開きます”では無しに、”路地裏教室、、、”、例えば、子達が近所の遊び仲間の所へ出掛けた。そこでは、縁側で爺様(婆様)が、何やら面白そうな手作業をしていたので、じっと見学し、飽きたので空き地に缶けり遊びに出掛けた、、、缶けりにも飽きて、そろそろ出来たかな?などと、裏庭から入り込んだりして様子を見るために立ち寄った、、、こんなイメージでの環境作りはどうだろうか?との意見も出された、、、。これであれば、そこは元技術者である。何がしかお手伝いも出来ると言うものだ、、、 

都会では、自由に入り込めるご近所さんの縁側などは望むべきも無いから、例えば、場としては児童会館や解放された学校の教室、、、傍らにはグランドや体育館様のスペースがある環境が欲しい、、、と、なったのだが、少ない子供たちに対して、多いのは宇宙人化した団塊年寄り、、、再び、これではどうにもならんと、アルコールだけが進む始末、、、

会合での時系列を更に遡るそもそもの発端は、私より二つ上の先輩に「小檜山さんは、○○さんの高校の先輩なんだねぇー、、、」から始まった。その小檜山 博さんは、北海道出身の小説家であり、ラジオインタビューの中で、ご本人いわく「極貧生活の開拓農家出身、、、高校も兄貴に出して貰った、、、」と、語っていた。更に番組の中で、「、、、教育とは、一人で生きていける業を身につけさせること、、、」とも、インタビューアーに応えていたのだった、、、

今回の会合は、全員が技術者であった仲間ではあるが、総じてのアナログ年寄りとしては、「駅のホームでも、どこでも彼処でも、マスクをして下向いて、スマホか何かをチャカチャカやっている風景、、、何とかならんか?」と、これまた愚痴ってお開きとなった次第、、、

子供たちを元気にする企ても、簡単では無い、、、
コメント
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