STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

残念なギター

2017-11-21 18:54:05 | ギーター&アンプ
数々の所有するギターの中で、ネックに捩じれが出ているものは稀。
楽器店で買う中古にはネックが異常なものは無かった。
リサイクルショップジャンクにはネックがダメナものが有るがそれでも稀である。
トラスロッド調整も同じで、トラスロッドの利かないギターも稀。

その稀に当たる残念なギターがこれ。
1980年に家族でお金を出し合って買ったトーカイ、レスポール
LS60 1979年製造 4.0Kg 楽器屋で買った新品。
当時 弟がトーカイレスポールが欲しかった様なのでこれに決まった。

購入後数年で 1、2、3弦がビレる様になった。それで弦高をあげて使っていた。
指板と6弦の間隔を見ると 順反りに見える。それで、トラスロッドを締め込んだら1,2,3弦のビレが酷くなる。何でだ??? 結局弦高上げて使用する。

近年気づいたのだが、ネックの6弦側が順反り、1弦側が逆反りと指板が捻れている、そしてハイ起きもしているネック。それなのでトラスロッドを締めても逆反りが増えるだけで治らない。
簡単に言うと、早々にネックが捩れたハズレギターだ。

ほかにも
7枚のディッシュインレイが部分剥離で浮いている。インレイ剥がれトラブルもこのギターのみの現象。
ネックシェイプも不思議。
12~7フレットまで厚みの変化が無く、7フレットからナットまでは厚みが薄く変化している不思議な形状のネック。
当時、この形状が'58オールドコピーネックだと思っていた。ハイ起きはネック形状と関連があるように思えている。

チューニングが安定しない。
巻弦のチューニングがしだいに下がるのだ、やむなくペグを交換した。

デッドコピー品にレスポールと書き込んだ、やっちまったヘッドがコレ。製造は短期間だった。後にラブロック記載に仕様が変わる。

トップ材はメイプル2ピースブックマッチだがバックのマホガニーは5ピースで残念だ。
ギター裏の塗装が厚いので当時分かりづらかったが 今はマホガニーが歪んできて、繋ぎ目を数えられる。

小生所有レスポールモデルで一番軽い4.0Kgだが一番使えないのが残念。

ネックが太いので、フレット抜いて指板削って、いびつなネックの厚みをテーパーに修正する、そんな大修理する価値がこのギターにあるだろうか? ・・・ヤメトコ。
いつもの場所に仕舞う。
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