猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

狂犬病抗体価検査、採血の日②

2006-05-13 | 検疫制度
3にゃん、採血、無事(!?)終了。

     
     まだぼーーっっとしているリリ。 べろ、出しっ放し。
     顔つきもちっと違う気がする。【麻酔接種4時間後のリリ】

午前10時にジジの麻酔から始まり、病院にいること2時間。

日本の知人、血清の検査をしてくれる検査施設の人から話を聞いてさんざん悩んだ結果、麻酔ありの前肢第一関節辺りからの採血をお願いした。

まずはジジの麻酔。
3分で効き目があるとのことで、3分後に前肢から採血。
前肢からの採血は時間がかかると教えてもらっていたが本当にそうだった。
必要とされる半分の量で1度針を抜いてしまい、麻酔がよく効いていなかったようでジジが抵抗。
麻酔の効きを再度確認した上で、頸部からの採血となった。

バリカンで頸部の1部を剃り、採血。
確かに、前肢のときよりも早い時間で採血出来た。

始終あたしの目の前で。

麻酔をして生きてるのかもわからぬ姿に、付き合ってくれた娘は横で何かと口うるさいかったけれど (大丈夫なのか?とかとか)、あたしは最初から最後まで目の前で見ることが出来てよかったと思う。
日本では、、というより、先進国ではありえない?
だって、やりにくいと思うもの。
横で保護者(飼い主)の目が光ってる中での治療は、絶対やりにくいと思うから。
現に、あたしもいちいちうるさかったと思うし、うちの娘も相当うるさかった!
ドクターが日本語わからないのをいいことに、娘は結構言いたいことを言っていたと思う。
でも、こんな娘っ子が、一部始終見られる機会なんてそうそう無いと思う。
いい経験だったと思ってもらいたい。

麻酔が効き始めるところも、覚め始める様子も、一部始終確認出来た。

リリは、途中、呼吸がゆっくりになってしまい、リリの胸に触れていたあたしは呼吸していないんじゃないかと心配になって、ドクターに告げたの。
聴診器で聞いてもらって、ちゃんと心臓は動いていたからよかったけれど、
ほんのほんの一瞬だけれど、
リリが死んでしまったんじゃないかと思った。

ドクターもちょっと気になったのか、すぐに注射をしてくれた。
その注射が、麻酔が早くきれるものらしいんだけれど、それが一体何ものなのかは聞き逃した、、というより、聞き取れなかった。~あたしの英語力の無さゆえだ、後悔。

でも、その効果あってか、3にゃんのうち1番最後に麻酔をかけたリリが1番回復が早かった。

家に戻って、もうすぐ6時間が経過。
ふらつく足もだいぶ回復し、3にゃんそれぞれお気に入りの場所で今は寝ている。
まだ食欲はなし。
水も飲まず。

でも、だいぶ回復している。まだ要看視だけれど。

狂犬病抗体価検査、採血の日①

2006-05-13 | 検疫制度
昨夜、夜中の2時きっかり、ジジに起こされる。
お腹すいた~っていうより、水がないにゃんよぉー だったと思う。
ずっと耳元で鳴き続けるから、かわいそうだけれど、リビングの電気をつけて、寝室のドアを閉めることに。
それでも、ドアをかきかきしてがんばっていた。
きっとジジ。

鳴き続けていたのもジジ..だと思う。
ビビもリリもこんなときは鳴かない。
じっとあたしの行動をみてる。
朝起き出したとたんに、、あたしの顔を見たとたんに、台所に駆けていくのはリリ。

これは毎朝のこと。

でもでも、今朝はご飯はあげられないんだよーーー! って言ったってわかるはずもなく。
あたしが動くたびに台所にすっ飛んでいく。

ビビは、、というと、これはいつも兄ちゃん姉ちゃんまかせだから、自分からはあまり訴えてこない。
兄ちゃんがハハに言ってくれるから待ってればいいや、 そ~んな感じ。
ご飯への執着心もジジほどではないし。

今も、じぃーーーーーーーーーーーっと見つめられてる。

今日10時に病院へ行くことになっている。
あと2時間
こんなんじゃこっちがまいってしまう。ちょっとでも早く病院へ連れて行かなきゃだぁーーー


思うこと...徒然。

2006-05-07 | 検疫制度
世間一般的には知らない人の方が断然多いだろう...と思われる 『検疫制度』
その 『検疫制度』 の真っ只中のあたし。
最初は、あたしも世間一般の人たちに漏れることなく、全くの無知からのスタートでした。
誰に頼ればいいのだろう、、
誰に相談すればいいんだろう、、
こんなところからのスタートでした。

時がながれ、再来週にはとりあえずはひと段落の運びにまで辿り着きました。

こんなあたしでも何とかここまで出来たんだもの!
どうか同じような環境に身を置いている人がもしいたとしたら、

  絶対に大丈夫!!

...って、教えてあげてください。

大事な家族を手放す必要などどこにもないって教えてあげてください。
そりゃ、国によっては大変なことたくさんあります。
でも、何とかなるんです。

だから、あきらめないでください。
どんな時でも。
あきらめたくなくてもあきらめなきゃならないときというのは、
こんなときではありません。

がんばってもがんばっても、目の前にいる命に手が差し伸べられないときだって
あると思います。
でも、それは、検疫制度とかのレベルじゃないと、あたしは思います。

生きていて欲しい。
ずっと生きて、そばにいて欲しい。
そう思ったって、生きられない病気だとか、人間にはもうどうすることも出来ないときとか、そういう時間と戦っている人がたくさんいるのだから....

狂犬病抗体価検査でぐ~にゃぐにゃ

2006-04-16 | 検疫制度
突然の海外生活も1年半が過ぎ、何とか不慣れなことにも慣れてきたように思う。

昨年末から始めたにゃンズの帰国準備も、今月中に狂犬病抗体価検査をしてクリアーすれば、6ヶ月間のこの地での待機期間が過ぎれば、晴れてにゃンズの日本帰国が可能となるわけで、、
ハハとしては、感慨深いものがあり...、でも、ここのところ気分が晴れない。
頭ぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ。

原因は、、やっぱり、抗体価検査のことだと思う。

抗体価検査のための血清を作るには、普通の血液検査よりも大量の血液が必要で、
そのためには頸部からの採血。
頸部には大事なものがいっぱいあるから、麻酔を、前回獣医師と話をした時、眠らせてから採血するって言われた。

頸部から採取する理由は、
頸部からは短時間に大量の血液を採取する事が出来て、ジジたちが今まで経験した後ろ足の大腿部からでは、血清のための採血には時間がかかる上に壊れてしまう血中の成分もあるから...
って、日本の知人に教えてもらった。

腕の良い獣医師では、麻酔なしでの頸部からの採血も可能なんだろうけれど、
この国では犬や猫と暮すという生活がまれ、その国の動物病院では経験も豊富とは思えない。 
普通は眠らせるって言われたし、、

その麻酔に抵抗があるあたし。
でもでも、頸部には大事なものがたくさん集まっているから、まちがいがあっては困るし。

麻酔無しでやってもらいたい! って思うものの...

でもって、、この抗体価検査の結果の有効期間が2年、、っていうのが、またまた悩むわけで。

今月から2年以内の帰国は考えられず。
ということは、もう1度抗体価検査はやらなきゃならなくて。
だったら、抗体価検査をあと1年くらい引き伸ばせばいいんだろうけれど、
もし、もし、何かの事情で帰国辞令が出たら、すぐに帰らなきゃならないし、、

そんなこんなで、ぐ~にゃぐにゃ。

でも、もう決まってるんだ、あたしの中では。
ずっと考えてたことだから。
いつでも一緒に帰れるようにしておきたいって。

ジジたちの身体に負担がかからないことを祈るばかり...。


犬や猫の海外短期滞在

2006-04-02 | 検疫制度
今日 『農林水産省動物検疫所HP』 を見ていたら、更新されていた記事がありました。

【犬・猫等の検疫制度】において、輸出(出国)の手続きの更新及び輸出(短期滞在)の手続きを掲載しました。(2006/3/29) ~ 短期滞在については こちら に詳しく書かれています。

あたしの時にはなかった記事だと思うのだけれど、、、今となっては定かでなくてごめんなさい。
あたしは短期滞在ではなかったから見落としていたのかもしれないです。
そんなわけで、この記事が前とどのように変わったのかわからないのだけど、
気になったので、アップしてみました。

この先、短期滞在の予定があるかもしれない人、あたしのように突然そのようなことが起こってしまった人が、その時にこの記事を思い出してくれたら幸いです。
又そうでない人も、こんな制度があるんだぁ~ って知ってくれたら嬉しいです。

海外へペット同伴短期滞在の場合も、手続きさえクリアーすれば、係留時間12時間以内
すごい進歩だと思うんです。
飛行機に乗ることが飼い主と離れることよりもストレスという犬や猫もいるかもしれないけれど、そうでない犬や猫もいるかもしれないし。
どこにも預けられない犬や猫もいるかもしれないから。
選択肢があるということは、ありがたいことだと思うんです

ただね、残念なことに、全ての国が対象ではないの

指定地域(狂犬病の発生のない国・地域)の場合 に限るのだけれど。
指定定地域とは、農林水産大臣が狂犬病の発生ないと認めた地域で、現在(2005年6月7日現在)、11地域が指定されています。
台湾、アイスランド、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、英国(グレート・ブリテン及び北アイルランドに限る。)、オーストラリア、 ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム
  ~農林水産省動物検疫所より抜粋~


ペット同伴宿泊施設も増えている今日この頃です。
考え方は人それぞれではあると思うけれど、あたしは大きな進歩だと思っています。

思えば、、今から1年前の新聞記事の見出しは、

『連れ帰れない! ペット検疫強化』 でしたから。

あたしも悲観にくれまくっていたひとりです。


...一緒にがんばりましょ 




振り返ってみました

2006-04-02 | 検疫制度
我が家の海外生活は予想外のものでした。
2004年6月に突然の辞令。
その1ヵ月後には、主人は単身で渡航。
残されたあたしは、引越しの準備はもちろんのこと、日本における全ての手続きや後始末、
 ~銀行口座のストップとか、家の固定資産税をどうしたらいいかとかとか、今まで日本人をしてきた上での全てのことに区切りをつけなければならない といっても過言ではないほどの身辺整理を余儀なくされたっけ。
住民票も今は日本にありません。
なんだか、中途半端な日本人のような気もしないでもないけれど... この辺りについてあれこれ考えると止め処もなくなりそうなので、今日は止めにして、、

犬や猫の検疫制度 について、ひとつ。

我が家のにゃんズは、旧検疫制度 (今の検疫制度が新なので、旧と呼びますね) でこの地にやって来ました。
新検疫制度の完全施行は、2005年6月1日からでした。(前年11月から導入)

新しくなったのは『輸入』に関してなので、旧でも新でも、 日本マレーシア(輸出) の必要な手続き等は変わらなかったと思うのだけれど、
マイクロチップ は日本で入れてきただろうなぁ....
時間が許されるのであれば、血清の抗体価検査までは日本で済ませてきただろうなぁ...
でも、、抗体価検査の有効期間は2年だから、2年以上海外に居る場合は、最低でも1度はこの地でやらなきゃならないんだけどね

狂犬病抗体価検査のための血清だって、神奈川県相模原市の検査施設に直接持参することのほうが、この地から検査機関へ送ることを思えば、何百倍、いえ、何万倍も楽チンだろなぁ...

今これから海外に犬や猫と一緒に行く人がちょっとうらやましいよ
発展国ではなく、途上国に行く可能性があるわんにゃんの親御さんへ。
日本でできる限りのことを済ませてしまうこと、オススメ です。

あたしと一緒に がんばりましょう

気のせいかな....

2006-03-19 | 検疫制度
今夜の我が家、心なしか静かです。
この時間は、にゃンズも元気いっぱいな時で、騒々しいはずなんだけど..。
珍しく、ビビも冷蔵庫の上でおとなしくしてるし...
なんだか、気になる。
やっぱり、狂犬病予防接種のせいかなぁ

通常なら1年は有効期間がある不活性化ワクチンを身体に入れたわけだし、、
早く元気になってぇぇ
ただ、眠いだけなのかもしれないけど、なんか気になるです

やっぱり、うるさいくらいに元気がいいね。

狂犬病の抗体価検査に向けて...

2006-03-19 | 検疫制度
次なる難関 (あたしにとっては) は、狂犬病の抗体価検査です。
前にも記事にしましたが、あたしの場合は、おそらく先進国であれば動物病院でやってもらえるはずの血清の送付を自分で行わなければなりません。

おそらくはこの国のわんにゃんはオーストラリアの指定検査施設での検査だと思うんだけれど、指定のパッキン(血清を送付するための梱包にも指定があるんです) をオーストラリアの指定検査施設から事前に取寄せたり、支払方法だののもろもろの話も全て英語... 当たり前だけど
それはさすがにムリと思われ、(...と思われ、じゃなくて、絶対ムリ) 日本の検査施設に検査依頼をすることにしたあたしです。
よかったです、日本に指定検査施設があって。
日本に無かったら、あたし、どうしてたんだろ...
でもね、日本にもただひとつだけなのよ。
神奈川県相模原市にある 『財団法人 畜産生物科学安全研究所』 ここだけなの。
ひろ~いアメリカ合衆国にも2つしかないの。あまりにも少なすぎって思うんだけどなぁぁ...
今、そんなとこで文句は言ってられないね、うん。
あたしが英語が堪能だったらそれで何もかもが解決したわけだし、スムーズに運んだわけだし。
だから、やっぱり英語なのよねぇ~
あたしの汚点はやっぱり、、英語!
『打倒・検疫制度』じゃなく、『打倒・英会話』... かもしれない

話を元に戻します。
血清の送付の仕方については、以前に日本の検査施設のNさんに詳しく教えてもらったけれど、
月日も経ってることだし、明日にでも再度確認の  をしてみようと思っています。
以前話を聞かせてもらったときには確かまだ数件しか海外からの血清検査はなかったと思うの。 
今はどうかなぁ~
すごく親切な方だったから、まだそこにいてくれると嬉しいんだけどなぁ...
でも、お役所??の人って異動が多いしなぁ..
って、考えても仕方が無いので、明日確認してみます。

狂犬病抗体検査について、農水省HPより抜粋してみます ↓

【狂犬病の抗体価測定】

2回目以降の狂犬病予防注射後(2回目の予防接種日も含みます。)、動物病院において血液の採取を行い、日本の農林水産大臣が指定する検査施設で狂犬病に対する抗体価の検査を受け、その結果が0.5IU/ml (血清1ml あたり0.5国際単位)以上なければなりません。なお、指定検査施設からの結果通知書は、日本到着時に輸出国政府機関の証明書に添付して動物検疫所に提出して下さい。
血液の採取及び指定検査施設への送付は、処置を行う獣医師の協力のもと、検査申請書並びに血液の入った容器の表示方法、血清分離の必要の有無、輸送方法に関する情報を指定検査施設から入手した上で行って下さい。

マイクロチップ装着後、2回目の狂犬病予防接種

2006-03-19 | 検疫制度
長男ジジのストレスによる脱毛発覚で、伸ばしていた病院行きでしたが、今日行ってきました。

マイクロチップ装着後、2回目の狂犬病予防接種となります。

H17年10月23日に1回目の接種、約5ヶ月、間隔が開きました。
只今接種後7時間が経過。
前回、末っ子ビビが接種後に吐いたこともあり、食いしん坊な我が子ですが、ちょっと我慢してもらってます。 が、もう大丈夫のようですね。

マイクロチップ装着後、不活性化ワクチンによる狂犬病予防接種が2回以上されていなければなりません。
接種間隔は30日以上有効免疫期間以内 (接種日を0日とします)

生後90日目以下(生まれた日を0日目とします)及びマイクロチップ装着(個体識別)せずに行った予防接種は有効とみなされません。このため、マイクロチップを装着した上で予防接種をして下さい。 (農林水産省HPより抜粋)

我が家のにゃンズ、↑ここまでクリアーしました。
やっと、やっとここまでです。
でも、帰国の目処は無いし、やっとここまで来たことを喜ぶことにしましょ

で、今日のにゃンズですが、
いつもながら、、診察台の上では固まってました。
ケージに入れられ、病院までの道のり、泣きっ放しだったくせに、病院に着いた途端...
静かになりましたとさっ。
なんて楽な診察なんでしょ

途中、気の強いリリちゃまが、うーうー唸ってはいたけれど、
以前のように、先生にがぶっすることもなく、しめて、1時間後にはに。

まずは、マイクロチップリーダーで№を確認 してもらいました。
マイクロチップリーダーが、新しくなってたのにはびっくりしました。
前のが壊れちゃったのかなぁ...
マイクロチップリーダー使う患者って、うちの他にもいたのかなぁ..
もしかしたら、うちの仔のために新しくしてくれたりして

ジジの脱毛のこともあり、不安を隠せずにいたあたしですが、担当の女医さんは本当に親切な方で、あたしのつたない英語をがんばって聞いてくれるし 感謝しています。
最初の頃に比べたら、だいぶ聞き取れるようになってはきたけれど、でもやっぱりあたしの英語では、迷惑かけてるんだろうなぁ~、それなのに、よくしてくれて本当にありがたい限りですね。
例え、英語の出来ない日本人の患者~、と語り継がれたとしても、、あたし、感謝しなきゃバチがあたるね、きっと。

で、いよいよこれからが、あたしにとっては難関でありまして...
長くなったので、次に続きます。

伝染病の予防

2005-09-13 | 検疫制度
埼玉県で捕獲された犬の体内から、エキノコックス虫卵が検出されたとのニュースを、お恥かしいながらも、日本の友人からのメールで知ったあたし。
猫は大丈夫なの と心配してくれて...ありがとね!
エキノコックス虫の寄生による 『エキノコックス症』 については こちら をごらんください。

日本のニュースで、どの程度の取り上げられ方をしたのかはわからないけれど、
好んで伝染病に感染させる飼い主はいないはず。
やはり、予防 しかないように思う今日この頃なのよね~。

以前あたしも狂犬病についてあれこれ記事にしたけれど、
『狂犬病』 は人間をも死に至らしめるという恐ろしい病気!!
なのに、なぜ?? 人々の関心から遠ざけられていってしまっているの?
外来動物による感染が主だとすると、昔以上に、海外への行き来も簡単に出来るようになったし、今でこそ、もっと留意しなければならないように思うのだけれど。

予防接種のリスクに関しては、飼い主の責任 (人間の場合、親の責任になったのと同様に) で、信頼できる獣医師と相談のうえ進めていくべきことだとあたしは思うの。
まずはそこからではないかしら?
ペットショップ等によっては、狂犬病の予防接種は必要ないと言い切ってしまっている所もあるらしいけれど、なぜそう言い切れるのか、あたしには理解出来ない。
確かに今の日本では 『狂犬病』 は身近ではなくなってきているけれど、
だからといって、接種の必要がないとは言い切れないと思う。
『予防』 の接種!!なのだから。 予防、予防、予防.......
何かあってからでは、予防することも困難になるし、
何かあってからでは困ることだから、『予防』 があるわけで、
予防して防げるものなら、こんなありがたいことはないのでは??
でも、何かが起こって始めて多くの人が心を動かす今の世の中。
う~ん、難しい!!

今回のエキノコックス症のニュース は、
寄生虫エキノコックスが寄生している野生のネズミ→犬 への感染だろうとのこと。
過去には、山菜を食べた(おそらく感染しているキツネの尿が付着していた?)人間に感染したこともあるとのこと。
まさか、この山菜にエキノコックス症に感染しているキツネがおしっこひっかけてるぅ~!!なんてこと、見ただけではわかるはずもなく
神経質になりすぎるのも考え様ではあるけれど、。
しつこいけれど、予防!!です。 予防、予防....

もしかしたら... って思う事も必要だと思うの。

うちのにゃにゃにゃんは、完全室内飼い。
でも、日本帰国の際、様々なことが義務付けられているの。
頭の中がぐにゃぐにゃしてしまうくらいにたくさん。すっごく面倒臭いことがいっぱい!!
でも、これら全て 『予防』 から来ているわけで、
もしも.....のことを考えると、100%無駄なことではないはずだし。検疫強化については、飼い主の選択肢はないけれど...。

命のかかわる事である以上、もっと考えて欲しい事柄であります。
「強制ではないから」 といって関心をも持たないのでなくて、
「強制ではないけれど...」 そのくらいの気持ちでいて欲しいと。
そしてもう1度考えてみて欲しいです。

  『100%感染しません!!』 なんて誰も宣言していないのだから。

予防接種のこと、避妊去勢のこと。
もう1度考えてみてください。
ペットと暮らす人が増えている今、他人事ではなく、とても身近なことだと思います。

『もう1度考えてみる』 まずはそこから?

『命』 にかかわる問題ですから。


『新.検疫制度』に向けて...思い起こせば

2005-06-06 | 検疫制度
思い起こせば、ちょうど1年前の今頃、マレーシア行きが決まりました。
海外旅行すらしたことの無いこの私が、海外で生活?
それも3匹のにゃんを連れて飛行機に乗るなんて!?

子供の予防接種,その他もろもろ、3匹のにゃんの予防接種、健康診断等の渡航準備etc.
にゃんのことにおいては神経質すぎる私は、白血病とネコエイズの血液検査まで。
渡航までの4ヶ月間の私は尋常でなかったと思うし、もしかしたらあの時の私、今まで
の人生の中で1番頑張ったかも...。

マレーシアの生活を始めて8ヶ月。
次に待ち受けているのは、、
『新.検疫制度』(今月より施行)、検疫強化、まさにその通り!
日本指定国でないここからの日本帰国はとても厳しいものとなったんです。

ここで装着可能なマイクロチップの規格は?(日本の規格でないと読み取れない!)
農水省大臣指定の検査機関がここには無いため、オーストラリアに血清を輸出しての
抗体検査。事前に指定の梱包用パッキンの取寄せ。
もちろん、全て英語での対応のみな訳で(当たり前かぁ..)ここでも大きな言葉の壁が...
でも、頑張れば、『係留12時間!!』
最低でも7ヶ月がかりの準備期間、費用だって...(×3の我が家)
でも、頑張るぞぉ~!!
一生一緒のにゃんたちじゃぁ、 ハハ頑張るからね!!
ファイト オー!!