くにづくり日記まーく2

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呂布と孔明と卑弥呼

2011-08-26 23:06:57 | Weblog
こんばんは。
最近、古い本をひたすら読む日々が続いていました。
また本を売ろうかと思って、とりあえず、ずっと読まないまま放置していて、なおかつ保存しなくてもいいかなと思う本を。
今日受け取りに来る予定だったので、ここ十日くらい必至に20冊ほど読んでしまった。
我ながら良く読んだ…。
といっても、ライトノベル的な文字数の少ない本ばかりですが。
文字のぎっしり詰まってたのじゃ、ほとんど読めなくなってしまうので…!

というわけで日記ですが。
それで昨日急いで読んだ本が、この二つ↓

なんか携帯が変わって写メがでかくなってしまった。しかもなんかぼやけてる。
調整するのも面倒なのでサムネイルで上げてますが、今度設定しとかんと…。

ともかく「人中の鬼神 呂布」と「孔明と卑弥呼」
どっちも光栄が昔出していた、歴史IFノベルズという「もしも~だったら」という趣旨の一連のシリーズ(呂布はまた別のシリーズだったかも知れない)
光栄も昔はこういう文化的なことをやっていた。
今じゃすっかり無双にかぶれてしまいましたが…。光栄の話が出るたびに愚痴るなと。

それで他に書くこともないので、今日はこれの話。
とっくに絶版の昔の本のこと書いてどうするんだという気もしますが、気にしない。

それで人中の鬼神。
高校の夏休みのちょうど今頃。宿題の読書感想文書くために買った本。
確かこれが高1の時で、高2の時は、なんか競馬の本を読書感想文にしたんだな。
今にしてみるとずいぶんフリーダムな選び方してたけど、友達は「完全自殺マニュアル」とか読んでいた。

話は、呂布の若い頃から王允殺すあたりまでの話。貂蝉は出てこない。
ほとんどフィクションなので、呂布ってこういう人生歩んでたんだぁ、とか知ったかぶると痛い目を見る。
呂布は元々は力自慢のいいやつだったけど、魔物にそそのかされて悪い人になっていくといった感じのストーリー。
王允殺したのも魔物のせいです。

呂布と言えば裏切り。
人間として身内を殺す。呂布を描くならその辺の葛藤とか苦悩とかを期待するわけで。
悪い部分を魔物のせいにするってのは、いくら何でもフィクション過ぎると思う。
そういうわけで、ちょっと期待はずれ…。
でもまあ、呂布青年のことは生き生きと描かれているので、割り切って読めば一つの青春話として楽しめるとは思う。

次。「孔明と卑弥呼」
呂布読んだ勢いで買ったけど、結局読まずにずっと放置していた本。
北伐に苦労する孔明が、倭国には不老長寿の秘術があるという話を聞いて、寿命を延ばすために倭国へ使いを送る、といった話。

いかにも孔明と卑弥呼が運命の出会いをしそうなタイトルですが、実はまったく会わない。
そもそも孔明は使いを送るだけで、ほとんど出てこない。ついでに卑弥呼もあんまり出てこない。
メインで活躍するのは、姜維や魏延やその他オリキャラ達。
タイトルが紛らわしくて不評だったのか、ソフトカバーで再版されたときは「孔明、邪馬壱国侵略ス」というタイトルに変更されていた。

これは結構面白かった。
魏、呉、蜀および、倭国の人たちの思惑が入り乱れて、そこそこスリリングな展開をしてくれる。
都合のいいところで火山が爆発したり、キャラが多くて一人一人の描写が若干希薄で、魏延のキャラだけが妙に立っていたりと気になるところはあったけど、どうでもいいや。

しかしこの物語は邪馬台国のことを「邪馬壺国」って書いてあるんですよね。
「魏志倭人伝」とかにはそう書かれてあってこっちの方が正確らしいですが、正直知らなかったので「邪馬台国は一体いつになったら出てくるんだ??」とか思いながら読んでしまった…。アホで申し訳ない。

しかもソフトカバー版の「孔明、邪馬壱国侵略ス」では「邪馬壱国」になっているんだなこれが…。
中身も書き換わってるのだろうか。
これら呼び名については、ここで説明する余裕も知識もないので、興味持った人はググって頂きたいですが。
なんかほんとに邪馬台国ってのはややこしいな。どこにあるかもわかんないし。

というわけで、プレミアでもついてないかなと一抹の期待を胸に抱いてamazonで検索してみたのですが。
呂布が一番安くて223円。孔明154円…。
プレミアはついてないけど、1円にはなってないみたいだ…。
というかブックオフで売るよりも、amazonのマーケットプレイスで売り払った方がそれなりに儲かるんだろうな。
さすがに面倒だからやらないけど、頑張ってこういうので一財産築いてる人もいるんだろうなぁ。

ともかく今日はこのへんで。3000文字近くいってる…。


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