くにづくり日記まーく2

小説サイトじゅうや帝国の日記です♪

短期打ち切りマンガ地獄

2011-04-15 23:50:16 | マンガ
こんばんは。
今日からいつも行ってるツタヤで三日間、旧作レンタルが100円です。
震災以降メルマガとかこの手の割引は自粛したみたいですが、最近復活した様子。
というわけで、中途半端で再放送が終わってしまったテレパシー少女の蘭の最終回を見るために、DVD借りに行ったのです。
が、最終巻だけ貸し出し中だった…。ち、ちくしょ。
私と同じ考えの人間が、少なくとも一人はいたようです。ぐむー。
100円レンタルが終わる前に帰ってくればいいだが…。
で、仕方がないので、マルホランドドライブでも借りて帰ろうかと思ったのですが、これはなんかどうしても発見することが出来なかった。
検索する機械で調べたら、洋画のミステリーのところにあるって書いてあったので、しらみつぶしに捜したのだが…。
洋画捜すたびに思うのですが、ジャンルなんてどうでもいいから単純に50音順で置いてくれないものかなと。
いつも捜すのに時間がかかってしょうがないぜ。

というわけで日記ですが。
ドキュメントスキャナ買って以来、1日一冊くらいのペースで地味に本をばらしているのですが。
とりあえず、何十巻もある奴は面倒なので数の少ない奴から始めています。
そしてこれからばらそうと思っているジャンプ短期打ち切りマンガ達。



…そんなわけで、今日ははなむけに短期打ち切りマンガの話です。
ちなみに本が目の前にあるにもかかわらず、ほとんど読み返してはいないので、大半が記憶だよりの感想。

地獄戦士魔王(全2巻)
みんな好きだったギャグマンガ。
打ち切りだったにもかかわらず、この漫画については悪評を聞いたことがない。
当時人気があると思ってたので、いきなり打ち切られたときには心底驚いた。
500年後に地球を支配するため、それまでに地球を住みやすい世界にしようと、魔王が色々といいことをする話。
しもべの犬のことを「野獣」と読んだり、それのエサの肉のことを「死肉」とよんだり独特のセンスが光っていて、ほんとに面白かった。
この作者は今も漫画を書いてるのだろか。一度読みきりを見たような記憶があるけど、それ以来まったく見ず。

柳生烈風剣連也(全1巻)
ビータクトの作者の人の最初の連載漫画。
江戸時代の初期、外国の剣士の人に掠われた姉を取り戻すために、柳生新陰流の主人公の人が、大陸に渡って旅をするという壮大な物語。
敵がハイゴックだったり、鎧にマグネットコーティング施したり、所々にガンダムネタが入ってたりする。
この頃の作者の作風だったのか、なんか全体的にキャラの表情が乏しいというか無表情。
主人公も表情が乏しくていまいち感情移入が出来なかったというか、いつの間にか敵の方を応援したくなってしまう自分がいた。
このへん反省したのか、次の竜童のシグとかビータクトの主人公は、とても表情が豊かになった。
作者の人は、変な鎧着たつり目ポニーテールの女幹部が好きなようで、似たような人が黒塚にも出ていたな。

私のカエル様(全2巻)
機械が反乱起こした世紀末な世界で、剣を持つと人格が変わるカエルのロボットが人間を護っていくという話。
絵柄が好みで、キャラの心理描写とかもよく描けていて、かなーり好きだったマンガ。
まだ狭い範囲で人助けやってるだけだったので、話が進んで世界が広がってけばもっと面白くなると期待して読んでたのに、広がる前に打ち切られてしまった。
やっぱり絵柄が地味だったのがいけなかったのだろうか。ベタ(?)が多すぎて、全体的に黒かったしなぁ。
単行本は二巻とも発売直後に買ったけど「単行本出たけどあまり実感や感動はない」とか、作者がどうも冷め気味だったのがなんだかショックだったっけな。
優しい雰囲気の作風とは真逆というかなんというか。打ち切られたあとに書いてたみたいなので、テンション下がってたんだろうか。
そして作者の人は今何か描いてるのだろうか。
何年か前に、たまたま何かの雑誌でこの作者っぽい絵のマンガをちらっと見たような記憶があるのですが、夢かも知れない。

少年守護神(全1巻)
タイトル通り、亡国のお姫様を熱血な少年が護るという話。
ブックオフでなんとなく目に付いたから買ってみたマンガ。
これ連載されてた頃はジャンプすでに買ってなかったので、作者についてはまったく知らない…。
完全具足(どんな刃も通さない最強の鎧)とか、独自の設定はあるものの、ちょっと全体的にベタすぎる気がする。鉄砲の人はかっこよかったけど。
とりあえずあんまりヒロインといちゃつくな主人公。

惑星を継ぐもの(全1巻)
ジャンプではめずらしいSFマンガ。
打ち切りマンガとはいえ、歴代ジャンプマンガの中でも屈指のSFマンガといってもいいんじゃないだろうか。
種族の設定とか、いろいろしっかり練り込まれていて、リングワールドとかハヤカワの海外SF小説が好きな人にはたまらないマンガだと思う(というか、ハヤカワのSF小説に「星を継ぐもの」ってのがありますな。一瞬これのコミカライズなのかと思ってしまった)。
あっさり打ち切られたのは、やっぱり小難しい設定は好まれないってのと、絵柄が敬遠されたんだと思う。実際慣れるまでは苦労する。
短期集中連載だったという話も聞いたことがあるのですが、実際はどうなんだろうか。

ビータクト(全2巻)
バイク好きの主人公が、バイク乗り回したり空手で戦ったりするマンガ。
この日記でも何度も書いてるけど、めちゃくちゃ好きだったマンガ。
絵も迫力あってかっこいいし、展開もとにかく熱くて面白いのに、なぜ打ちきった!
これが終わって以降、この作者はジャンプから消えて、原作付きしか描かなくなっちゃうんですよね。もったいない。

ファイヤスノーの風(全1巻)
ヒロインが、初回でいきなり主人公の小便を飲むマンガ。
ありそうであんまりない、正当派な剣と魔法のファンタジー。
こういう設定大好物なので、当時楽しみに読んでいたのですが、あっさり打ち切られた。
まあベタに悪人のおっさんと戦ってるだけだったし、同時期に盛り上がっていた「ダイの大冒険」と比べるといろいろと地味だったから、打ち切られたのもわからなくもない。
でも楽しみにしていた。

三獣士(全2巻)
名前は三銃士ですが、話は西遊記が元になったマンガ。
これもたまに日記で書いてますが、ジャンプ読むのやめる切っ掛けになった作品。
一話の1コマ目で、いきなり猪八戒がダッチワイフみたいなの抱えて風呂に入っていたり、登場人物の衣装がどいつもこいつも半裸みたいな独特なファッションばかりのエログロな世界観がいけなかったのか、あっさり二巻で打ち切られてしまった。
ラスボスの人の圧倒的な感じとか、個性的でどれも強そうだった十大弟子とかキャラが魅力的で、好きだったんですけどねぇ。
青年誌だったらもっと続いてたんじゃないかと、つくづく思う。少年誌でエログロやっちゃいけない。
で、これが打ち切られて「ああ、せっかく好きな漫画が出ても、すぐに打ち切られるよ」となんか絶望的な気分になって、当時他に読みたかったのもガモウひろしの「バカバカしいの!」くらいしかなかったので、僕のジャンプの歴史は幕を閉じた。

なんだかえらい文量になってしまったけど、今日はこんなところで。。。
二回に分ければよかった。
まだいくつか打ち切りマンガも残ってるけど、またいずれ。
というかこの前本売ったときは自炊なんて頭になかったから、いろいろ売っちゃったんだよな……。
売らなきゃよかった!



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