ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

気ままにやろうぜ、アミーゴ。

2011-04-01 14:16:27 | 円頓寺

こんにちは、ゼー・ハマーリョです。
嘘です!
うーん、毎日のように嘘ついてますから、エイプリルフールの今日はさして新鮮味ありませんね。

さて、サンバタウン店主、いつものごとく穏やかな名古屋の日常に感謝しながら毎日過ごしております。
そんなわけで今日も円頓寺の現場を覗きに行ってまいりました。行くだけね。施主は工事進捗に目を細めるだけにしておいて、職人さん達の仕事の手を止めさせたらいかんのであります。たまに重箱の隅をつつくみたいに口うるさい施主(大方あとになって揉め事を起こすタイプです)とか見かけますが、いるんですよ、ほとんどビョーキみたいに偏執的なお施主さん。早口で三回繰り返してみましょう、お施主さんお施主さんお施主さん。いや住宅業界ね、クレーム産業と呼ばれるだけあってもう大変ですわ。ちなみにワタシは打ち合わせで決まった以上、プロに任せるべき部分は信頼して任せきるようにしております。
そういうスタンスが功を奏しているのかいないのかよくわかりませんが、「うーんここどういう風にまとめようかなー」とかワタシがつぶやこうもんなら現場の大工さん監督さん、次から次へとこちらの期待を上回る提案をしてくれます。
自分で言うのもなんですが、本当に良いスタッフ達に恵まれた楽しい現場です。ま、どんな仕事にしてもそうなんですけどね。一人ひとりモチベーションを持った、チームワークの良いメンバーで手がけた仕事は大体において良い結果が付いてくる、世の中そういうもんであります。

震災の影響で、サッシを始め一部の資材の納品が遅れ気味ではありますが、なにそんなもんは既にわかりきっていることですので焦りません。来週半ばまで入口のガラスも嵌らん、裏庭開口部のサッシも付かん、だから玄関ドアも取り付けできん。ならば他の工程やっときましょか、とこんな調子でのんびりと工事は進捗しております。

ところでこの円頓寺本店、工事着手前から外観がどのように変わってきたか、このあたりで少しご紹介させていただこうと思います。
まずは入口部。

これがワタシが最初にこの物件と出会ったときの状態です。


(20年間空き家状態。前は靴の修理屋さんだったと聞きます)

そして解体工事後。ほとんど廃屋にしか見えなかった合板を釘で留めていただけの開口部もなくなり、新たに壁下地が作られ始めたところ。
カフェとかだったら大開口のオープンスペースにすると気持ち良いのですが、ウチはゲリラショップなりの視点でファサードの意匠を考えました。


(そういや店看板の取付位置も考えんといけませんなあ)

今日見たら壁下地に合板も防水シートも貼られ、ようやく工事中の店舗らしい感じになってきました。


(まるで昔からあったような、シンプルで、気取らず、街並みにフィットした外観・・・になるといいなあ)


円頓寺本店には小さいけど裏庭もあります。
ブラジル音楽の店としてどういう価値を提供するのか色んな選択肢がありますが、まず断念せざるを得なかったのがパゴーヂの会。これだけの古物件ゆえ遮音性はほとんど期待できない上、周囲は居住区なので近隣にご迷惑をかけるわけにはいきません。
まあ、シュラスコやホーダ・ヂ・ショーロくらいなんとか出来ればなあ・・・程度に考えています。

で、その裏庭っちゅうのも最初の状態がこれですわ。


(下屋&瓦崩落、生い茂る草木。まさに廃墟)

損壊部分を撤去したらいかにも昭和っぽい外洗い場が目を惹くノスタルジックな情景に。


(でもやっぱり老朽化がひどくて再利用は諦めました)

裏庭開口部の垂れ壁も落ちかかってヤバげなため、これも取り払うことになり・・・。ここまでの道程が大変でした。


(ここまですっきりした状態の空き家だったらきっと借り手も殺到したかもね)

そして本日。むむむ、ワタシの大っ嫌いなCM十傑に入っている「タマホーム」の防水シート・・・。
まあこれも外板を貼ってしまえば見えませんから気にしない気にしない。
壊れた軒の出部分も、元ソウル系DJをやっていたという(笑)大工さんの粋なはからいで、立派なヒノキの柱と針葉樹合板を使ってカッコいいのを造り直してくれました。ヒノキの芳香が素敵です。イエイ。
ちなみに写真を見ると下屋部分の屋根勾配がなんだか右上がりになっているような印象を受けますが、これは目の錯覚によるものです。
実際は二階屋根と胴差が右下にたわんでいるのです。下屋そのものの水平レベルはちゃんと出せているんですよ。
だからいいのです。うん。
それでいいのか?!


(くつろぎ空間&工房スペースとしてフル活用するつもりです。ここなら喫煙もOK!)

これはあまりに可愛かったので用途もないのに残してしまった「かまど」。
きちんと補修して煙突をつけ直せばコメ炊けまっせ!


(お米炊いても家焚くな!)

まあ、こんな感じで工事進捗を楽しみながらぼちぼちやってます。

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1 コメント

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Unknown (ヨーコ)
2011-04-06 11:33:32
本当にかわいいかまどですね。
でもやはりフェイジョン炊いてほしいですわ。
冬はRolando Boldrin聞きながらケントンもいいのでは?
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