こんにちは、日頃使用している会計ソフトの年度ヴァージョンアップサービスの広告案内を見るたび、その「濡れ手で粟」的ビジネスモデルをいやしくもつい羨んでしまうサンバタウン店主です。
会計関連法改正に伴い、ソフトをバージョンアップする。それも毎年。そして既存顧客すなわち旧ヴァージョンのユーザーに買わせる。大抵のソフトの場合、会員サポート制度というものがありますから、もちろんヴァージョンアップのたんびにパッケージまるごとの金額を既存ユーザーが払う必要はないにせよ、それなりの金額は負担させられます。しかしソフトメーカーにとってはほとんど自動的かつ継続的にお金が懐に入ってくる打ち出の小槌のような仕組み。使い倒した開発費・販管費をここぞとばかりに回収できます。いや素晴らしい。もっともこの夢のようなビジネスモデルに慣れきっちゃうと、泳ぐのをやめると死んでしまうマグロのように、ヴァージョンアップ版を出さなくなった(或いは出せなくなった)途端にそれらのメーカーなんて・・・いや、これ以上は申しますまい。くわばらくわばら。
まあ会計ソフトなんかは法律がからんでくるので致し方ないところもありますが、どこぞのオフィスアプリケーションパッケージなんて末尾に「200*」なんて数字つけるほどバージョンアップが必要なんかい?!という気分になってまいります。メールソフトなんざ生涯Outlook Expressで十分だと考えているワタシのような人間にとっては、バージョンアップのたびにカネ払わされるのはたまったもんじゃありません。会計ソフトとアンチウイルスソフト以外のこまめなバージョンアップはやめていただきたいもんです。ここで「ハードそのものの性能とか日々飛躍的に向上してんだからバージョンアップしないとやってけないんだよっ」という反論をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、確かにそうかもしれませんね。でもそれ以前に、これ以上パソコンの性能上げるのに躍起にならんでもええやんというのがワタシの素人意見です。四半期に一度の頻度でモデルチェンジを繰り返すパソコンメーカーなど、ワタシの目から見たらもはや狂っているとしか思えません。
我がブラジル音楽業界にもそんな法令というか慣例があったらいいですね。もういっそアーティスト達はアルバムタイトルを統一規格にしちゃって「カエターノ・ヴェローゾ2008年度版」とかね。前作をお持ちの方は何割引かの価格で以後の毎作品購入可という仕組みにしちゃったりして。ファンはもう黙って買わざるを得ない(笑)。もっとも「ジョアン・ジルベルト2008年度版」あたりになってくると中身がちょっぴり心配になってくるとかいった懸案事項も出てきそうです。あと「カルトーラ2008年度版」「トム・ジョビン2008年度版」「ジャコー・ド・バンドリン2008年度版」あたりになると、既に本人はご存命ではないので、ベスト盤か未発表曲集くらいしか選択肢がないというのもちょっと苦しい。売れるか売れないかは別問題として、全く同じ選曲・曲順で、「録音した年が違うだけ」という凄まじいアルバムコンセプトでCDを出し続けるミュージシャンが出てきたりして。リリースする意味はともかく、なかなかに楽しいですね。
パッケージ販売も面白そうです。MicrosoftさんもOffice MPBとか出してくれないでしょうか。何のアプリケーションソフトなのかさっぱり意味不明ですが。
・Microsoft Samba
・Microsoft Choro
・Microsoft Bossa Nova
・Microsoft Axé
・Microsoft Forró
・Microsoft Sertanejo
これらをパッケージにして販売し、Office MPB Home Editionとか、Office MPB Professionalとか次々ラインナップを作ってしまいましょう。・・・ってコレ、ただのCDボックスセットじゃありませんか。と急に冷めた気分になったところでタイトルの話題をすっかり忘れていたことに気付きました。そうそう、最近の入荷アイテムの話です。(つづく)
Junio Barreto e Ortinho
http://www.auditorioibirapuera.com.br/evento/167/midia-junio-barreto-e-ortinho.html
ギターはペドロ・サー??
Santana
http://www.youtube.com/watch?v=HOUIak5h8CM&feature=related
まだ、夏までには速すぎですか?
こういうのは入荷する予定はありますか?
すごく悪そうなイメージあり。
経済的効率の良さの対極に良い音ありってのが
ブラジル音楽だと思うんですけどねぇ。。。
ワタシもご指摘受けたとたん急にOffice MPBが、昔メガヒットしたBGMコンピ「feel」「image(イマージュ)(笑)」シリーズと同類の魂不在なセットに思えてきました。自分で書いといて言うのもなんですが、OfficeとMPBって語意面でやたら相性悪いですね(笑)。
でも悲しいことに、こういうのがマスマーケティング的には大ヒットしたりする世の中なんですよね・・・。
Gal Costa Ao Vivo - Santana
http://www.youtube.com/watch?v=Rn-zcgW5VFw
3:21でパンデイロと3:31で笛吹いているのはファビオ・パスコアル??
日本でもこういうライブを見せてもらいたいものですね。
Gal costa - "Olhos do coracao"-1983
http://www.youtube.com/watch?v=4wU_1jM5CCg
これ見ているとどこかのキャッチコピー(ヤ○ー)
”優しく 切なく 時として男性より強く”を思い出します。
Gal costa - clipe de"Olhos Verdes"-1978
http://www.youtube.com/watch?v=Z3YOMOHqVOo
この時期に聴きたい曲の一つですね。
"Olhos do Coracao" Tunai/Sergio Natureza
http://www.youtube.com/watch?v=sjSiEprgrvg&feature=related
ブラジリアンブルース?みたいですね。
ヤ○ーのアフィリエイトさんよくご存知ですね?
本当のインドってどんな国?
すごく素敵なキャッチコピーですね。
Do Caipora ao Mar
http://www.youtube.com/watch?v=AWp-xquNxWE
Joana Dantas?の動画とすごくマッちして不思議な感じがしますね。
Junio Barreto恐るべし。