ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

今度はこんなんが来ました

2008-02-27 15:57:59 | 日記

こんにちは、あれほど郵便局にバトルしに行くと息巻いていたにもかかわらず、家人に銀行届出印を預けたままだったため結局振替口座を今日のうちに作れなかったおマヌーなサンバタウン店主です。皆さんも物事の準備は前夜のうちに済ませましょうね。当日の直前になってからばたばた動くと、注意力散漫による忘れ物はもちろん、外的要因でコトがうまく運ばないことの方が多いんですよね。

さて、昨日は郵便貯金口座に関する問題をネタにしましたが、今日も今日とてかなり面白い事件が舞い込んで来ました。ポストを見たらこんなハガキ(画像)が投函されておりまして・・・。

どうです。凄いでしょ。って何がどう凄いんだか。つい張り切って画像に影つき処理なんかしちゃいましたよ(笑)。
もちろんコレ、振り込め詐欺の典型的なパターン。記述の電話番号にでもかけようもんなら大変な事態が待ち受けています。相手は言葉巧みに貴方を心理的パニックに陥らせ「これは本当に今すぐなんとかしないと大変なことになる」という気持ちにさせるための二重三重のワナを仕掛けてきます。これは別件ながら実際に体験した人(注:最終的に被害は免れています)から聞いた話ですが、本当にリアルタイムで電話での会話を通すと、ウソだろ、とわかってはいてもついコロリと騙されてしまうのだとか。プロですね。ワタシもイベントやライヴとかちょくちょくやるんですけど、とにかくMC下手で悩んでいますので、一度その「相手をその気にさせちゃうトーク」の極意を身につけさせてほしいものです。と冗談はさておき、こういう「なんか可及的速やかに的大事件を焚きつけてきてるっぽいワリには具体的な内容が何一つ書かれていない郵便物」はまず100パーセント詐欺ですので、安心して無視するか警察に届け出ましょう。それから最も気をつけなければならないのは直接振り込め詐欺の電話がかかってくることですが、絶対に一人でパニックになってアクションを起こさず、頼れる親しい方(注:いくら親しくとも一緒になってパニックになっちゃうような人は避けましょう)にすぐに相談しましょう。きっと「・・・それって振り込め詐欺やん」と冷めたアドバイスがもらえることと思います(笑)。

ちなみに送り主の「財団法人 東京都財務管理局」の名前でネット検索してみて下さい。かなり笑えます。ていうかそんな財団法人あれへんっちゅうの。

なんか最近こういったおカネがらみのトラブル(というか本質的にはトラブルでもなんでもない内容なんですけどね)が連日続いておりますが、これはここんとこサボり気味というか、本来ならばもっととことんまで自分を追い込んで仕事に打ち込まねばならないはずの今のワタシに「オマエもここらへんでもうそろそろシャキッとせんといかんぞな」と今は亡きオヤジ殿が、大沢親分や張本勲氏よろしく喝!を入れてくれているのではないかと、ふとそんなことを考える午後のひとときであります。

はい、確かにポケモンカードゲームDPなんかやっている場合じゃありません(自爆)。

【通販情報】 郵便振替でのお支払いが可能になった・・・のか?!

2008-02-27 02:04:54 | 日記

こんにちは、今週末の京都イベントがちょうど例年の豪雪時期と重なるのでヒヤヒヤしておりましたが、週間天気予報によると、気温面ではどうやらその心配はなさそうなことがわかって胸を撫で下ろしておりますといった風にやたら長い文節を書くクセがなかなか治らないサンバタウン店主です。

さて。
今回ワタクシ、通販をご利用の皆様に、自身の無知を恥じ入るとともに深くお詫びしなければならないことがございます。
それは先月の記事「【通販情報】 郵便振替でのお支払いが可能になりました」の内容に、大いなる不備があったことです。
結論から申しますと、確かに郵便振替は可能っちゃ可能にはなったのですが、あろうことか一部のお客様においてゆうちょATMからの送金ができない「総合口座」を開設してしまっていたという、あまりにも情けない失敗、mistake, fracassoをやらかしちゃったのであります。仏を作って魂入れずとは正にこのこと。例えば「振替口座をお持ちなんだけれど、お仕事等のご都合で通常営業時間帯の窓口を利用できないため、時間外にATMから振替をしたいお客様」にとっては、何の意味もないサービスということになります。大変失礼致しました。誠に申し訳ございません。

このケースについての問題および解決方法はこちらで解説されています。なるほど、世間でも同様のお悩みというかトラブルを抱えてらっしゃった方はたくさんいるようですね。それにしてもこの問題、民間銀行に喩えるならば「双方いずれもが当行の口座であっても、当行ATMでの普通預金から当座預金への振込はできません」と言ってるのとほぼ同じことであり、今更ながらその理不尽さに唖然とするばかりです。ワタシはこれまで郵便貯金口座を作っていなかったこともあり、こういったことを知らぬままで生きてきましたが、よくそんなシステムがこれまでずっとまかり通っていたもんだと逆に感心してしまいました。

そこで賢明なぜじろぐ読者の皆さんでしたらこれからワタシが書く内容については容易にご推察いただけることと思いますが、そう、あのクソろくでもない日本郵政グループのことについてのクレームを並べ立てるしかないのであります。

今回のケースにおいては、お客様がATMからでもお支払いができるためには「振替口座」を開設する必要があったわけですが、どういうわけか、申し込んだ赤池郵便局の窓口担当は、

・振替口座はビジネスユースの場合、過去数年の確定申告書のコピーが必要
 (→嘘:これは屋号名を登録したい場合に限ったケース。こちらは個人名でも特に支障ありませんでした)

・振替口座ではインターネットバンキングサービスを利用できない
 (→嘘:ゆうちょ銀行サイトに利用可である旨が明記されています。いますよね?ワタシの国語能力は大丈夫でしょうか)

・振替口座だとATMでの現金払い出しができない(窓口のみでの対応となる)ため不便
 (→そう説明されれば確かに不便な気もしましたが、一番重要な「お客様が利用しやすいしくみ」が阻害されるのであればそんなもん二の次、東海道五十三の次です)

などと説明した挙句、「総合口座の方が利息とか融資のサービス面で何かと便利ですよ」みたいな言葉で誘導してきました。これまで四十年近く郵便貯金というものを利用してこなかった哀れな店主は、このトークを鵜呑みにし、ロクに使えもしない総合口座を開設するに至りました。嗚呼、愚かなりゼジ。

明日は肩より低く頭を垂れて、忌まわしい赤池郵便局に再度出向き、振替口座開設のためにあのイライラと負のパワーに満ちた窓口コーナーに並ばないといけないのかと思うと情けない限りですが、これも自業自得、止むを得ません。しかしながらどうしても納得いかないのは、「相手がATMを使って送金する場合、受け手の口座は振替口座でなければなりません」というただの一文が、ゆうちょ銀行のサイトどこを探しても見当たらないという点であります。ごく当たり前かつ最も利用者として知りたい情報が明確に示されておらず、その裏返しみたいな内容ばかりがこれまた玉虫色的に遠回しに表現されている。世間一般ではこれを不親切と呼びます。

とはいえ、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉もあるように、こういう場合は自らを省みて、常に相手の立場に立って物事を処するという気持ちを忘れないようにしたいものです。その意味では、小泉改革の偉大なる功績とも言うべき素晴らしき民営化によって、今後ますます充実したきめ細かいサービスを国民に対し真摯に、誠実に、そしてわかりやすく提供し続けてくれるであろう日本郵政グループさんを最高の反面教師として、大いに学ばせていただこうと思います。

それでは最後に、ゆうちょ銀行さんサイトのメインページヘッダに燦然と輝く素晴らしい一言を。

    「あたらしい ふつうをつくる。」

いや、ぜんぜんふつうちゃうやん。というツッコミを心の奥に深く押しとどめながら(笑)この記事、というか日記、というか愚痴を終わりたいと思います。あーあ、今夜は粘って仕事するつもりだったのに、こんなことに時間を費やしてしまいました。トホホ。