荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

北参道ストロボカフェ~新宿ReNY

2014-09-14 21:09:21 | ライブ
まみりのアンプラグドライブ。アンプラグドとはいうものの現実にはマイクはあるわけで、アコースティックと同じことだ。

とても聞き応えがあった。まなみのりさをずっと見続けてきてよかった。確かに客の入りはさみしいものがあるとはいえ、こういった試みはどんどんやって欲しい。ギター一本、ピアノ一台なら準備もすぐにできるので対バンとかでも困らないが、この日みたいにピアノとギター、パーカッションとなると、なかなかシンガーソングライターたちとの対バンに出るというのは難しいだろうし、だからといってカラオケだと魅力は半減してしまうだろうし、こういう機会はもうないかもしれない。

二部制だったけど、一部のみで、いつものように物販にもいかず撤収。

千駄ヶ谷に近いところなので新宿までぶらぶら徒歩で帰る。案外と代々木付近というのは知らないもので寄り道してパズドラもやりながら日が暮れるくらいに新宿南口付近に着く。

路上ミュージシャンたちがフェス状態で歌っている。

大阪から二人のミュージシャンが始めて東京でストリートをやるということで、歌っていた。いろいろ話をしてたらやはり上田くん(USAGI)は超有名なようで、みなの憧れや目標のようになっているようだった。

それにしてもギター一本、ピアノ一台というスタイルはだんだんと少数派になっていってる感じがする。バンド演奏そのものをやっていたり、大道芸的なこともあったりとストリートライブというよりストリートパフォーマンスといったほうがいいかもしれない。



日が変わって、新宿ReNYでのAeLL.の解散ライブに行く。AeLL.については今回が書くのは最後になると思う。そのことは後に回して解散ライブのことから。

チケットをファミリーマートで取り出した時に嫌な感じがしていた。ReNYのキャパは公称で800だ。それは一切身動きがとれない状態であり、7割で十分満員状態になる。アイドルヲタは荷物も会場内に持ち込み壁の下におきまくるため、確実に50人分はスペースが割かれる。そうなると500人も入れば満員御礼になる。ところが俺の番号は500番台後半で、これは入れるのか?と思っていた。

開場が14時なのに開演が16時半というのもわけがわからない。開演の時間を16時と勘違いして、16時ちょうどに現地着。みんなのんびりと会話とか交わしているものだから確認すると16時半だった。ところが当然ながらこの段階で客席フロアは満員状態。この段階なら中にはなんとか割り込めたが30分近くもやることがないのは辛いのでドリンクをのみながらヲタの話に耳を傾けたりしていた。いよいよ、開演になるが、フロアには入ることはできない。もちろん、俺だけでなく50人は外に置き去り。フロアへは外扉と内扉があるが、その間のスペースにも人をいれて、外扉も開けて、入れない人たちに音だけは聴けるような感じにしていた。

開演前に外に客が溢れているのを知っているのなら、フロア内の荷物はロビーに出すように指導すべきだし、そういった努力は一切やらず、超満員御礼を喜んでいるだけのスタッフには閉口した。
ちなみに、不満をもらすヲタは俺以外には皆無だっただろう。外からでも軽くヲタ芸したり楽しんでいた。音も聞こえるのでMCとかは聞けるし、なんといってもモニターが(見にくいけど)一台あるのも助かったヲタはいただろう。

ただ、見ることもできないのに、当日券まで出すというのは詐欺のような行為だ。別にAeLL.に感情移入してきたわけではないし、最後のお涙頂戴は興味もないし、30分くらいみたところで撤収。

ソールドアウトにせず、できるだけ売りまくって、それでもここのヲタは満足なのだろうが、普通はクレームが入りまくるだろう。SDNが解散した直後のちゃきのライブがそうだった。いつだったか忘れたがせあらのライブもそうだし、7cmがまだ名前を決めてなかった時のライブもそうだった。チケットを買ったのに見ることすらできないような目に合えば次からチケットを買うわけがない。まぁ、AeLL.はこの日で解散だからいいわけだが。ちなみに、善意でやっている可能性があるのがもっとも始末が悪い。少しでも多くの人にみてもらいたい、チケットを買った人の中で急にこられなくなる人も何パーセントかはいるに違いないetc。こういうかたちでチケットを売られると見ることすらできない人がでてくることが出るのだが、そう何度もあることではないので反省しないのであろう。

AeLL.がなぜ解散になったのかはわからない。もし、最後までみていれば理由めいたことを聞くことはできたのかもしれない。
動員でいえば、2012年の10月のワンマンはO-EAST。ここは500人は入っていた感じ。2013年末のステラボールは600人も入っていればいいくらいな感じ。そして、解散ライブも600を少し超えるくらい。結局ファンがほとんど増えなかったことがわかる。これが売れているのかいないのか判断には迷うが、上がり目はないのかもしれない。その原因のひとつには、今日のようにキャパを超えるくらいにまでチケットを売ってしまうようなずさんさ、そして、それに文句を言う客がいないほど閉鎖されたヲタ環境は一員にあるように感じる。AeLL.にはスタンプカードがあるのだが、それは物販で買い物した時にも一度も「持ってますか」と言われたことはなく、こちらから「下さい」といわなければもらえなかった。既存のヲタは大事にするのは当たり前だが新規獲得をおろそかにしてきたのがこの解散につながっているのではないかと思っている。決して新規獲得をおろそかにしたわけではないのだろうが。


AeLL.をはじめてみたのは2012TIFの時だった。遠目からスマイルガーデンでみただけで、この時はなんとも思わなかったが、2012AIPのトリでみたときに一発で気に入った。ファーストアルバムはとてもよくできていると思っている。それ以後、AeLL.の出る対バンはよくみにいった。ただ、物販はかなり並ぶために3.4回行っただけで、全くいかなくなってしまった。メンバーはみな対応がよくて不快な思いは一度もしていない。ライブで楽しめればそれでよし、といった感じだった。AeLL.の事務所が主催する神ライブというのがあるが、確か2013年の2月か3月くらいだったと思うが、「今年のAeLL.は勝負をかけます」ということを言っていた。年末のステラボールでのライブもかなり早くから告知していた。思えばこのステラボールでの動員で2014をどうするか決めていたのかもしれない。

グラビアアイドルとして有名な愛ちゃん、歌がうまい西さん、脇を固める二人も悪くない。女ヲタもそれなりに多かった。ピンチケも少なくて俺にはいい居場所だったし、アイドルフェスなんかでは欠かせない存在だったが、今日で解散。歌の世界に西さんや愛ちゃんは残るのだろうか?。ソロになっても厳しいことに違いはないだろうが。

メンバーを入れ替えて箱だけを残していくグループもあるが、こうやってなくなっていくグループもある。5年後にライブアイドルの世界はどうなっているのだろうか?。











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