蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

疑惑! 余ったパッキン…

2007-05-30 18:59:17 | Weblog
満身創痍なものの、きわめて順調なお風呂工事です。
今日はユニットバス屋さんが組み立て工事をして行きました。そんな中、蛇口屋は排水を繋いだり、給水給湯を繋いだりって工事をしていると、用意した材料の中に、一枚のパッキンが混ざってありました。

大体、こういう時って、管材屋さんで拾った材料を同じ管材屋さんから貰った小さな箱(段ボール)に入れて持ち歩くんですが、その箱に、どうやら入っていたようでした。

そして物はと言うと、もの凄く特徴のあるパッキンで、それは一目で、ウィルシュボのヘッダーのエンドキャップの専用パッキンだと言うことが判りました。

このエンドキャップ用のパッキンって、普通、エンドキャップに必ず一個付いている物で、逆の言い方をすれば、パッキン一つに対してエンドキャップ一つですから、このエンドキャップ様のパッキンが一つ余っていると言う状況は、どこかに入れるはずのパッキンを入れていないと言うことになります。

そんなバカな?

そう思いつつ、自分の行った作業を反芻してみます。

昨日の事ですからね、そう難しくはありません。蛇口屋の記憶には、確実にエンドキャップにパッキンを入れている自分がよみがえります。しかし、自分と言う物は都合の良い物で、勝手に記憶を改竄して、そう思いたいだけの偽りの行動を思い出させているだけかもしれません。
それに、このところ、お風呂が続いていたので、どこかで使ったエンドキャップにパッキンを入れた行動が、良い感じに相まってそう解釈しているだけかもしれません。

蛇口屋、忘れっぽいですからね。こういう時の自分が一番信用できないんです。

お風呂を組んでしまえば、ヘッダーからエンドキャップを外す事は出来ますが、天上点検工から体を入れて、端っこにあるヘッダーをどうにかしなければなりません。もの凄くやりにくそうです。
でも、今、お風呂の工事をしてくれているユニットやさんの手を止めて貰ってっのもなあ…。

ああ、蛇口屋の中で自分がせめぎ合っています。

自分を信じることも、他人に甘えることも出来ないで、右往左往していると、ユニットやさんが、「何かする?」って聞いて来てくれました。

ごめんね~。

パッキンはちゃんと入ってました。
管材屋(Wパイプ)の新人ちゃんのミスでしたね。

まったくもう、って感じでした。