蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

腰痛の意外な治し方??

2007-05-29 20:01:51 | Weblog
手がね、痛い蛇口屋です。

昨日からの浴室モルタル解体で、本当に、手の甲から、平、手首、肘、肩に至るまでトホホな状態です。
なんで、同じ振動とインパクトな筈なのに、マッサージ器は凝りをほぐして、こちら側は、凝りを作ってゆくのか、謎です。

これだけ長い間、この種の仕事に就いていて、
「いやあ、床をハツってたらすっかり肩こりが取れたよ」って話はなかなか聞きませんものね。
例外なく、みんな凝るんですね。

そう言えば、昔、なんか手首が痛いなあ、って思っていたら、銅管カッターの使いすぎから来る物だった事がありましたよ。
その当時、大きな会社の官舎で、毎日一軒ずつ、確か、3ヶ月間ずっと配管替えの毎日でしたからね。更に、大きな現場でしたから、蛇口屋はただ配管するだけ、穴明けとか、撤去とか、保温仕上げ工事なんて、専門の方が控えていて、器具や混合栓は器具屋さんが付けてくれてました。そんな中、しかも、同じカッターで、ステンレスもグリグリ切っていましたからね。当時は、ベアリング入りの大きな使いやすいカッターなんて無くて、普通にアサダ、一番小さなカッターで力任せで切ってましたからね。
そりゃあ手も痛くなるでしょうね。
当時は夢中でで必死だったから、原因なんて考えなかったもんなあ。

今は、痛くならないように、痛くなるならなるべく最小限度になるように、体を労って工事してますけどね。何事も体が資本なんですからね。

そんな各種工事の中で、一つだけ、体の調子を整えてくれる物がありましたよ。
それは足場の組み立てです。
足場のお手伝いに行った次の日って、なんか、背中、と言うか腰が軽いんですよね。

蛇口屋はあくまでお手伝いなんで、いつもしたから足場の部品を上に上げるお手伝いなんですけど、多分、あれって、きっと『背伸びの運動』なんだと思うんですよ。

したから、天板や鳥居を、ホリャ!って上げるじゃないですか、あのときの運動が、きっと腰を良い感じに伸ばしてくれているんです。
しかも、上げる物は全て重いので、活きよい良く持ち上げることで、慣性が付いて、普通に背伸びをするよりも、腰は伸ばされて居るって事になります。
なんか、ねがったりかなったりですね。発掘あるある大事典にでも出してみようかな…。

これからは、腰痛には足場ですね。
腰が痛いなあ~、って感じたら、通りすがりで足場を組み立てている人を手伝って見るのも良いかもしれません。

足場が近くに無い人は、お医者さんに行きましょうね。

本記事に、ヤラセはありませんよ。
みんな蛇口屋自身の体験ですから。