蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

熱動弁って…

2010-01-20 20:53:39 | Weblog
おのれ、熱動弁め! と言う一日でした。

今日は暖房のボイラーたったんですが、大きなお宅で、暖房回路も大きくて、更に居間は床暖房が入っていて、と言う、一日、不凍液塗れな蛇口屋でした。

ボイラーの交換工事自体はそれほどの手間でもないんですが、問題は、その後の不凍液の交換やら、試験運転やらで、その中でも、蛇口屋を手こずらせたのは、ボイラーの回路の後にちょこんと取り付けられている熱動弁でした。
床暖が全く暖まらないのです。
なんか故障している?
本来、熱動弁とは、熱動弁とは、熱動素子(ペレット)を用いて開閉させるバルブのことです。
 熱を加えることでペレット内のワックスを膨張させて開弁し、リターンスプリングで閉弁するという仕組みで動作しています。

結構な時間、電源を入れていたのですが、熱動弁の機械の上部は暖まる物の、まったく熱動弁が開こうとはしていません。

大きな住宅の全ての回路は、床暖以外は簡単に回ったと言うのに、この熱動弁の作動不良のおかげで、床暖は全く回ろうとしません。

それに取り付けられ方にも問題があって、通常、往きの回路に取り付けられるべき熱動弁が、どういう訳か還りに取り付けられて、さらに、サーモスタットが、その還りの管に取り付けられています。

なんだろう、これじゃあ全く、熱度弁の意味がないですね。
回路本体で温度を検知して、不凍液の流れを制御しないと、多分、床暖を快適には使えません。ボイラー室に還って来るところの温度を検知して、一体何をしようというのでしょうね。

本当だったら今日中に何とかしたいと想っていた蛇口屋だったんですが、いかんせん、夜になってしまって、もう、ここからだとどうすることも出来はしません。

すいませんが、今日の所は、床暖をあきらめてもらいましょう。

都合の良いことに、今日の北海道は雨が降るほど、気温が高いですから、あんまし寒くありません。
まあ、他のパネルとかは全部生きているので、お客さんも納得してくれたばかりか、なんか、沢山、お茶とかお茶菓子とか出てきて、仕事も中途半端な蛇口屋は、思わず恐縮してしまいました。

ホント、すいませんね。

一応、工事自体が延びてしまったので、社長には報告しておきました。
みんな、A山が悪い、って事になって、めでたしめでたしです。

ひとまず、何とか床暖房を使えるように、考えなきゃ、の蛇口屋でした。

もう、普通にバルブに取り替えてしまおうかな? 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ためしてガッテン?エア抜き弁かましました? (道後!!)
2010-01-21 00:06:28
蛇口屋さん、こんばんわ~o(^-^)oエアーがかんでるのではないでしょうか?私ならエア抜きしてみます(^O^)
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エアー抜きしました。 (蛇口屋)
2010-01-21 21:28:31
こんばんわ、道後さん。
結局、熱動弁の制御部の問題で、その修理費用を話すと、
じゃあ、熱動弁はいらないや、って事になって、
普通にボールバルブ付けたら、床暖は復旧しました。
熱動弁って故障するところが無いって売りですけど、
結局、制御部が壊れてしまえば、元の木阿弥みたいな話しでした。
お騒がせしました!
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熱動弁とサーミスタ (イハラ)
2018-03-23 23:39:59
一般に、床暖房の電動弁は、戻り配管にとりつけます。
サーミスタは、往き側、又は、戻り側配管 両タイプが、ありますよ。
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Unknown (素人••)
2021-12-08 16:51:27
基本的には熱動弁とサーミスタは戻り側に付けます

行きにつけると、開閉がうまく行きません
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