またまたお風呂の工事に突入しました。
現場は千歳もほとんど苫小牧よりの所です。
現場が離れているために、材料の搬入にも、車が一台付いてきて貰っています。
今日は壊し終わっている、ユニットバスの抜けた浴室スペースに、新しい電気の線とか、給水給湯管とか、断熱材の交換とか、ユニットバスを入れてしまったらもう出来ない工事をいそいそとやっていました。
このお宅、ずいぶん、大きく工事をするみたいで、このほかにも、設備ならボイラー、トイレ、洗面化粧台、システムキッチン、外装では、塗装工事、屋根の葺き替え、玄関風除湿、ガレージと、ほとんどうちの会社でやれる工事の全てを行う様です。
一気にリフォームするんですね。
水回りは任せてください。と言う、使命感にも似た責任感が沸々とわき上がって来ます。
盆前までに終わらせるつもりですので、永い戦いになりそうです。
ところで、埼玉県ふじみ野市の市営プールの事故のニュースを見ていていました。安全管理をする人間の一瞬のミスが、尊い命を奪いました。
総流量数トンって言う大型ポンプの吸水口、しかも人が入ってしまえるほどの大きさがある危険を、監視し呼びかけるんではなくて、電源停止が最優先だったと思います。
一応の注意勧告はしていたし監視員は残っていたけど、多分、蛇口屋なら、自分で吸水口の前に入って柵になるくらいはやります。体を張ります。子供だっているんですから。
それに吸水口の危険性なんて、専門家や関係者じゃ無い限り、同じ流れの水の中でなかなか気がつく物ではありません。強いて言えば、刃物をプロペラに回っている扇風機がむき出しであるようなモンです。
上司に報告して判断を仰ぐのも良いけど、そんな手順や段取りって、蛇口屋から見て、『仕事のための仕事』に感じてしまいます。
呼びかけていたのはアルバイトくんだったんでしょうえかね。
どのような事情があったのかは分かりませんが、失った命は二度と戻ってきません。
あの事故に関わった人間にとって、被害者のならず、誰にとってもぬぐいようのない悪夢の夏になってしまったでしょう。
子を持つ親として、この種の事故に対しては本当に寒気を感じます。
遊泳禁止の場所で海水浴をしているのとは訳が違います。 安全なプールが安全じゃあないんですから、どのような場所にいっても、誰を信用することなく、自分の子供の身は、親である自分が絶対に守ると言う断固たる意志が必要なんですね。
きっと、このニュースを聞いた親なら、そう思った事でしょう。
それによって、これから起こる水難事故がいくつか減ってくれればいいんですが…。
蛇口屋も気をつけます。
そして何より、犠牲者のご冥福を祈ります。
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