蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

社長のありがた~い言葉…

2008-09-30 22:29:53 | Weblog
このブログを読んでくださっている方ならすっかりご存じだとは思いますが、蛇口屋の勤めているリフォーム会社の社長は、とても変わっている人で、たびたび、理解不能な言葉を吐きます。

今日は、そんな名言(迷言?)の一例を紹介しておきましょう。

「だれ?」
この言葉は、度々、社長からかけて来た電話の第一声として聞こえてきます。
自分の電話をかけた相手が判らない、と言ったあり得ない状況です。
携帯電話でかけて来た相手から名前を聞かれるのは、社長が初めてです。
でも、最近は少なくなって来ていて、「・・・・蛇口屋だろ?」って付加疑問されます。

「赤い橋で待ってるから!」
会社から、何らかの理由で、荷物や工具やらを持ってきてくれる時、その現場と会社の中間地点で待ち合わせます。その時の待ち合わせ場所に、度々この赤い橋が使われます。
この赤い橋、社長にとってはとてもポピュラーな橋で、判りやすいポイントらしいのですが、言い始めた当初は、この赤い橋の事を社員全員が知らなくて、社長に聞けば、「そんな事も判らないのか?!」と怒鳴られるし、心当たりもいちいち橋の色なんかも気にもとめていないので判らずに、迷っていると社長から雨の様にお怒りの電話が鳴り響いてくるしで大変でした。
何より、実際の橋の色はオレンジ色でした。

「俺もロックフェラーに比べればまだまだだな…」
ロックフェラーの本を読みながら、しみじみと言った台詞です。
一体、何をどう比べて、と言うか、ロックフェラーが比較対象になっているところがうちの社長の凄いところです。
ちなみにマジで言ってます。

「あんた変人だな!」
面と向かって、こういった失礼な事を平気で言います。
と言うか、物事の概念を相対的に見れば、社長の視点では、世界の人口のほとんどが変人だと思われます。たまに、蛇口屋は、「俺の若い頃にそっくりだ!とか言われて、泣きたくなるときがあります。本当に反省して自己嫌悪に陥っています。世界がもっとも暗くなる瞬間です。

「おまえ、この会社に入って何年になるんだ!」
営業の人間を叱りつけた言葉です。ちなみにこの営業さんは入社4日目でした。そして1ヶ月目で辞めてゆきました。

「俺、車、何処へ停めて来たっけ?」
その後、会社の軽トラックはサティーの立体駐車場で発見されました。

「おまえな、仕事と集金、どっちが大切だと思っているんだ?」
両方とも仕事ですよ、社長。

ああ、思い出すと、なんで蛇口屋、この会社にいるんだろう? っと根源を考えてしまいます。

多分、書きだしたらきりがないので今日はこの辺で。
明日も多分、新しい発見はあるんだろうなあ、と確信してます。

北広島市では10月1日からゴミは有料化です

2008-09-29 20:02:44 | Weblog
どんよりと曇った空に、たまに見る晴れ間、そして、これもたまに、ポツポツと青空から小さな雨が降ってきました。
時折、強い風も吹いていましたね。

こんな日は、「外の仕事は大変だよ…」と呟きながら、家の中で、給湯器の交換でもしていたい気分ですが、よりによって、今日からしばらくは外仕事ですよ。

昨日、書いていた通り、蛇口屋、今日はロードヒーティングの熱源、ボイラー庫造りをしていました。

今日は、北広島市という、札幌の隣、やや千歳と言うか、恵庭よりで仕事をしてきたんですが、外で、コツコツとボイラー庫を作っている蛇口屋に対して、結構な人が来ていました。

一番多いときで、10人くらいは確実にいましたね。
なんか、蛇口屋、軽く見せ物と化してました。

皆さん、ご近所らしいです。

もう、日曜日? って思うくらい、人が来まして、蛇口屋に質問攻めです。

皆さん、シルバーな人生を歩んでいる方々で、第二の人生すらも定年を迎えてしまっている、まさに、今、世間と言うか、政府を騒がせてくれている後期高齢者の方々でした。

今行っている工事がロードヒーティングだと説明すると、その仕組み聞かれるので答えると、「難しい事はわからない」ときっぱり説明を断られます。
じゃあ、最初から聞くなよ、って突っ込んで見たいところですが、下手にフレンドリーな受け答えをすると、関係ない話が長引きそうで、なるべくなら絡んでいかない方が良いと、ひとまず、微笑んでいました。

何て言っても、時間は最大にある方達ですからね。

今日はそれでなくても時間が無かったですからね。サクサクと進みたかったんですよね。

まあ、ちょっとはイラッとしていた蛇口屋に、お年寄りの皆さんは、耳よりな情報を与えてくれました。

この度、10月1日から、北広島市のゴミは有料化されるらしいです。

ペットボトルは不燃物ではない無いと、リサイクル資源だと教えてれたのは、このご近所で一番ご高齢の91歳のおじいさんでした。

皆さん、本当にお達者さんで何よりですよ。

しばらくは続くんだろうなあ、きっと。

いつもにはない覚悟を決める蛇口屋でしたよ。

キノコはマイタケが良いですね

2008-09-28 18:19:48 | Weblog
急に寒くなって来ました。札幌って言うか北海道。

うちの会社、札幌全域、近郊にわたって仕事しているので、何処もかしこも、徐々に気温bが下がって来ているのが実感出来ます。
羊蹄山も先週、初冠雪だとか、確実に冬は、こちらに向かって歩き出して来たようです。
朝なんかも肌寒いですから、気温も一桁だし。

また、白く雪に埋まる季節がやってくるんですね。
スタッドレス用意しなくちゃ。

こんな気温が下降の一途をたどる中、今週からロードヒーティングの熱源ユニットの制ですよ。

暖かな家の中へ別れを告げて、家の北側の日陰でコツコツとほぼ、指先勝負の工事が始まろうとしています。

あ、熱源ユニットってのは、温水式のロードヒーティングで、回路を走る不凍液を暖めて循環させるボイラーやら循環ポンプやら膨張タンクやら、回路の出発点と終点であるヘッダー、それらを熱感知や、降雪関知で制御する制御部。
そしてそれを雨風、雪、紫外線から守るために小型の物置の事です。

これら全てが一緒になった、一体式ってのもありますけど、かなり高価で、一つ一つバラバラのモノを組み立て方が、安価で、しかも、一つ一つを修理できるので、故障なんかしても安上がりです。

一体式のメリットって、多分、場所を取らないって所くらいですかね。

だから今週は、この小型物置に頭だけ突っ込んでコツコツと作業をする事になるんですよね。からだ冷えるだろうから、一枚余計に着込んで行くかなあ。

ちなみに、普通のロードヒーティングを行う会社なら何人かで入って一度に終わらせてしまうものですが、蛇口屋の所は蛇口屋一人しかしないんで、並列に工事が出来ないので、直列でタラタラと時間をかけてやるしか無いんです。

最近、一級管工事で勉強したネットワーク工程表で表すなら、アクビティーもイベントも全て一直線で、クリティカルパスも判りやすい工程表になるんですね。

せっかく覚えた知識が、こんなお遊びでしか消化できない、今が、なんか微笑ましかったりする蛇口屋ですよ。

何はともあれ、明日の事は明日考えて、今日は短い北海道の秋を満喫する事にしますね。

そろそろキノコ鍋も食べたいです。


向いてない、って言うか、やる気もない。

2008-09-27 22:10:04 | Weblog
今日で、今週から入っているお風呂の現場が終わりました。
久しぶりに、配管替え&パイプガードを捲いてましたね。

割と集中すると、夢中になれる仕事で、好きなんですが、架橋ポリとかポリブデンが出来てから、隠蔽配管の方がやりやすくなって、オール銅管で露出配管の工事って少なくなりましたね。

今日は、仕上げの工事の合間を縫って、エクステリア班の皆さんが、築き揚げた、各種、設備工事のクレームというかダメ工事をやってきました。

こういう風な、他人の尻ぬぐいをしていると、本当に、色々と気づかされます。

特に、水回りに対して、不理解な人間が工事をやると、「どうして?」って言う間違いを犯しては、蛇口屋を驚かせてくれます。

一件の現場では、ナショナルのビューティートワレを取り付けて貰ったんですが、そこに家から水が漏れるとの連絡で駆けつけて見れば、トイレの給水管の分岐金具の所で、つば付きの箇所に使う、通常の板ゴムパッキンと、給水管の差し込みとスリップワッシャと厚手のゴムパッキンを逆に入れてしまって、つば付きの方に入れたスリップワッシャが原因で、水がしたたり落ちていました。

しかも、締め付け過ぎて、パッキンもちぎれかかっていました。

パッキンとツバの間に、スリップワッシャが入っているのですから、どれほど締め付けたって漏水が止まるわけがありません。

スリップワッシャから漏水するのを止める為に、締め付けるトルクは、厚手のゴムパッキンに吸収されて逃げて行ってしまいます。
ゴムだけなら、止まるのに、スリップワッシャがあるために、漏水は起こります。

締め付ければ締め付ける程、さらにパッキンは変形して、ますます漏水が多くなります。
悪循環です。
きっと、ここでビューティートワレを取り付けていたエクステリア班のおじさんも、相当、困っていたんじゃないかって容易に想像が付きますね。

そう言えば、かつて、この締め付け過ぎで、浴室混合水栓の裏の、15.88ミリの銅管をねじ切られた事がありましたっけ。

パッキンやシール材が効いている時って、手締めで軽く回しても、漏水なんてしないときもあります。

経験の無い彼らにとって、どうして水が漏れるのか? どうして締め付けても効果が無いのか? その辺の根拠っていうか、『理』が判っていません。

さらに悪いことに、問題が発生すると、その問題に知恵や経験で立ち向かおうとせずに、力づくで何とかしようとしてしまうのです。

沢山考えて、多くの選択肢の中から、状況と現場と自分に一番合った解決方法を選択する。これが設備の醍醐味なんですが、ただ言われた通りにやるって言うやる気の無さじゃ、蛇口屋と同じ仕事は出来ませんよ。

まあ、こちらの方も、きちんと教えている時間が無いですからね。いい加減な知識と覚悟を元に、彼らに仕事をさせた会社が一番悪いって事です。

つまり、社長の失敗ですね。

出来ればラッキー、くらいに考えていたんですから、社長自身、多分、痛くも痒くも無いとは思いますが、そのうち痛い目に遭え! と願わずにはいられない蛇口屋は、きっと心の狭い人間なんでしょうね。



A山大活躍!!

2008-09-26 21:05:36 | Weblog
お風呂と流し台。
ユニットバスとシステムキチンの工事を行ったり来たり、さらには、最近、モノの試しで、エクステリア班が行った、様々工事の、ダメ工事(所謂。残工事というか、クレーム工事です)に駆け回る一日でした。札幌の北区から、恵庭あたりまでですから、手稲区や千歳市じゃあなくて、まあ、良かったな、とポジティブにホッとしていました。

まあ、大物工事のほとんどが、大工さんやら、クロス屋さんやら、電気屋さんやらがメインの工事ですから、蛇口屋は、要所要所押さえては、現場を行ったり来たりしていました。

移動中、また、作業中にも、他所の現場から、確認の電話が鳴って、その度に、路肩に車を止めて、説明していました。

助かるのは、うちの工事で入ってくれる下請けさんの説明は、本当に判りやすくて助かってます。

何を言いたいのか、何が問題になっているのか、ポイントを押さえて話してくれるので、こちらも対応のしようがありますもの。

逆に、彼らからすると、蛇口屋の出す指示は分かりやすくて、助かるし、細かな材料も拾ってくれるので、工事に行っても無駄が無いと喜んでくれています。

蛇口屋も、もうここまで来れば、誰が何をして、どんな事をしたいか、なんて、手に取るように判りますからね。
この辺の呼吸はお互い様でしょうね。

それというのもやっぱりA山のおかげでしょうかね。

最初のうちは、現場担当であるA山を通して、蛇口屋と下請けさんが話しをしていたんですが、全く話が通らないし、A山を介して言われている内容の意味が分からない。
仕方ないので、A山の言うとおりに工事をすると、ほぼ100%、やり直しになって、二度手間三度手間は当たり前になる。

それまでは大工さんの入る日と、クロス屋さんの入る日と蛇口屋が入る日はみんな日を置いてずれていましたから、あんまり会えなかったんですよね。

そんなある日、思い切って、蛇口屋、大工さんとか、クロス屋さん、等、下請けさんに直接電話を入れてみると、話が通る通る。

単純に、A山が障害になっていたことに、この時、全員が気がついたんですよね。

いらないじゃん。A山。

この時から、A山はナシの方向で、仕事が開始されたんですよね。

ひとまず、最初に入る蛇口屋の所に皆さん、必ず電話をかけて来られます。

工期は短縮されるわ、実質予算は少なくなるわ、無駄な残業は無くなるわで、良いことずくめですよ。

今日の蛇口屋が忙しい事を知って、A山が気を遣ってくれます。
「忙しいなら、大きな現場、僕が見ようか?」

いえいえ、ホント、何もしないでいてくれるのが、一番助かるんです。
真面目に、遠慮しているわけじゃないんで、頼むからこっち来ないで。

忙しいけど、貴方がいないおかげで、割と平和なんですから。

穴掘の色々…

2008-09-25 20:36:45 | Weblog
 最近、穴掘りで、会社が賑わっています。

エクステリア班の話です。

彼らの扱っているカーポート、ガレージ、物置は、大なり小なり、基礎の設定は穴を掘って決めます。

カーポートなら、アルミの足を支える基礎。ガレージなら束石ですね。

だいたい大きさは、50センチ×50センチで、深さもだいたい50センチ以上、くらいです。

多いときで、この穴を12個~16個掘らないと、エクステリアは建てることが出来ませんから、8個も掘れば、1立米の土が出る計算になります。

だいたいは、駐車場の地面って、圧縮されてますから、掘って出した土は密度も緩くなって、1.5トンのトラックの荷台に土が満載されます。

ちなみに重機を使うほどの大きさではなく、人力で行う事が出来る内容にしては辛い仕事です。
このラインギリギリがうちの会社の仕事のほとんどですね。考えて見れば。
100キロ近い重さの梁とか、石とか、柱とか、 みんな手作業でやってますものね。

こんなエクステリア班ですから、穴堀はお手伝いに駆けつけます。蛇口屋もサッシ屋さん、営業、事務。手の空いているモノなら、誰でも参加出来ますからね。穴掘りですから。

でも、最近、この穴を掘る速度が問題になっているようです。

営業の何名かは、何時までも、早く穴を掘れないと、エクステリア班の面々が良く零しています。

まあ、仕方ないじゃん、営業なんだから。と声をかけると、A山は自分の掘っている穴の中へ、バテて吐いていたそうです。
掘っている途中も、足下もおぼつかなくて、回りを汚して、土やら砂利やらを捲いてしまうらしいです。
ホントにどうにもならいと、自称穴掘り名人のエクステリア班、最年長のおじさんが言っていました。

ちなみに、蛇口屋は好評ですよ。穴掘りは上素な部類に入るそうです。

まあ、蛇口屋はいつも、人の家の床下の狭いところで、1メートル近い穴を掘っては、水抜き栓とか変えてますからね。

広いところで、しかも青空の下で行われるたかだか、50センチ程度の穴なんて、モノの数じゃあないですね。

って言うか、一度、エクステリアの人たちを、床下の穴掘りを体験させたいくらいですよ。

ちなみに、今日もお風呂の現場に入る前に、数カ所、穴掘りを手伝って来ました。
久しぶりに外で仕事をすると、なんか、徐々に季節は冬に向かっていることを実感出来ますね。

治りかけている風邪を、きちんと治して、今日も早く寝ようと思っている蛇口屋でした。


鼻から漏水…

2008-09-24 19:58:33 | Weblog
あー、なんか、風邪を引いたようです。
鼻水と咳が止まりませんもの。
ちょっと微熱もあるかなあ。

仕事の方は引き続き、お風呂の現場に入っています。

今日はユニットバス屋さんが来て、組み立てて行きました。
TOTOのバスピア、窓なし、0,75坪で、魔法瓶浴槽ライト。
なんか公園にピクニックに行くときに芝生に敷く、アルミ付きウレタンみたいな、本当にこれで、特に寒冷地で保温性あるの? って疑いたくなるような仕様のお風呂です。

ああ、でも組み立てはめんどくさそうだ。

蛇口屋、風邪を召して、ちょっとテンション、ロー。って感じですね。
何もかもが消極的に見えます。

でも、タバコを辞めてから、数年経ちますが、本当に風邪を引かなくなった蛇口屋ですが、いかんせん、子供が何処へ行っても風邪を貰ってきますので、必然で、蛇口屋も遷されて、さらに女房までも遷されて、一家で、鼻水をズルズルやってます。

本当に、注意はしていたんですが、とうとう遷されてしまいました。

何たって、子供は、蛇口屋の服に平気で鼻水を拭いたり、顔にめがけてくしゃみをしたりと、もう散々ですからね。

本当に親の顔が見たいモノです。

だから、お風呂屋さんがユニットバスを組んでいる間に、邪魔にならない程度に、この家の配管設備の骨子くらいは、組んで置きたかったんですが、もう鼻水がね、みるみるうちに溢れてきて、無理に止めようとすると咳が出て、ああ、鼻のかみ過ぎで、鼻の頭がひりひりします。

だから、今日は早く寝ようと思っています。

薬飲んで、ぬくぬくと布団で、寝ようと思ってます。

明日の朝、起きて見ると、鼻水も咳も、のども治っていると良いなあ。

こういう機会でもないと、蛇口屋は早寝なんてしませんもの。
読みたい本も調べたいことも、やりたいことも、今日は全部中止して、寝ます。

皆さんも早く寝た方が良いですよ。季節の変わり目は風邪を引きやすいですからね。
風邪が治ったら、改めて秋の夜長を楽しむ事にします。

それじゃあ、お休みなさい…。

やっぱり、いません。

2008-09-23 20:22:59 | Weblog
お休みな日ですが仕事でしたよ。

昨日の事件から、今日は一日、色々考えさせられた蛇口屋です。

なんか、一日、グルグルと彼が蛇口屋に対して言ってくれた言葉の一つ一つを思い出していました。

良く独立を進めてくれていて、その為に、水道系の免許の所得を進めてくれたのも彼でした。

免許は取り続けるモノの独立する気配すら見せない蛇口屋に何度か意見を言ってくれた事もありました。

多分、彼の見ているモノと、蛇口屋の見ているモノが違っていて、沢山はいらない。あるモノがあれば良いという、そんな蛇口屋の気持ちは消極的なモノだと考えていたようでした。

ロードヒーティングでは、その回路の作り方で、最後は言い合いになって、150ミリピッチか、200ミリピッチか、回路のRの取り方も、蛇口屋のルーズなRに比べて、彼は、なるべく四角く回路を作ろうとしていて、回路を引いては撤去して、気がついたら、ちぎれた結束線だらけの路盤になっていて、その結束線が足りないことに気がついたのは既に深夜だった事もありました。

水道系の問題、特に江別市指定になると、全て彼に聞いていました。

水抜き栓の事、ST銅管の事、排水管、雨水管のこと、全部、相談に乗って貰ってましたね。

今日は、Wパイプがお休みで、隣の管材屋さんにモノを引き取りに行きました。
蛇口屋は会社の関係上Wパイプが多いので、こちらの比較的会社に近い管材屋さんには行くことがないんですが、たまに行くと、彼に会うことがあります。

彼は、ここの店を利用する事が多いんで、もしかしたらひょっこりと顔を出して、蛇口屋を驚かせるかも、「誰が死んだって?」なんて言いながら、最近の調子とか、取りすぎて引き取り手のないカブトムシの話なんて聞けたらなあ、なんて思いましたが、もちろん彼に会うこともありません。

様々な会社の方が、お店の中を賑わせていて、それぞれの目的を達すると、早々に引き上げて行きます。

当たり前ですよね、皆さん、それぞれに現場を持っているんですから。

いつもの店内。見たことのある顔ぶれ。変わらぬ店員さん。

なんか、寂しいなあ、って思って、店を出た蛇口屋でしたよ。

まだ信じられません…

2008-09-22 20:45:12 | Weblog
今日からお風呂の工事です。

そんな中、会社で、悲しい事件を知りました。

社長の情報で、ある人が亡くなった事が判りました。
蛇口屋にとっては思いで深い人です。

蛇口屋がこの会社に入った時、この会社で、たった一人で設備の工事をしていた方がいました。
半年ほど一緒に仕事をしていて、蛇口屋と入れ替わるかのように辞めてしんまった方です。
年齢的には、蛇口屋と同じくらいの年齢で、蛇口屋に住宅設備のイロハを教えてくれた方です。
なにか、こう、馬があって、プライベートでも、釣りに行ったり、パソコンの設定に行ったりと、交流がありました。

元々、社長との折り合いが悪くて、何度か相談を受けていた蛇口屋ですが、ある日あっさり会社を辞めてしまって、自分で一人で設備屋さんをしていました。
知り合いも多くて、色々な所から仕事を貰っては、一人親方で頑張っていました。

その後、彼の代わりに誰かを入れようと、募集をかけましたが、社長のお眼鏡にかなう人は現れず、変なヤツ雇うくらいなら、蛇口屋一人でいいや、と、現在に至っています。

それでも、江別市で設備の仕事をしていれば、管材屋さん等で、何度かお会いして、今の現状を互いに話しあったりとかしていました。

つい最近もお会い出来て、「いやあ、電気ダメだったよ」と落ち込む蛇口屋に、「一体、何処へ向かっているんだい?」と笑いながらたしなめられてしまいました。

でも、彼がいなかったら蛇口屋は未だに電気は遠い存在だった筈です。
難しく考えずに、簡単に交流回路の作り方を教えてくれたのは彼だったからです。

蛇口屋と異なって、彼は、どちらかというと水道屋さんスキルの持ち主で、いつも合うときは、管材屋に重機を乗せたトラックでやって来ていました。

今から、何処へ行って穴を掘って排水管やらダグタイル鋳鉄管を変えるのだと、長靴姿で言っていたモノです。

正直、蛇口屋には、彼の死は信じられません。

多分、この会社にいる、彼を知るものならみんなそうです。

今はただ御冥福を祈るばかりです。

蛇口屋さんの所の子供が大きくなったら、ザリガニ釣りに行こうよ、って約束をしていたんですけどね。
今でもひょっこりと顔を出して、「いつが良い?」なんて尋ねられそうで、彼がいなくなってしまった事が、なんか、こう、釈然としていません。

悲しいと言うより、実感が未だに沸かない蛇口屋でした。


納豆のお話。

2008-09-21 18:38:37 | Weblog
大変な事態になってしまいました。

蛇口屋の家の納豆の在庫が切れました。

実は蛇口屋、毎日の食卓に納豆を欠かせない程の納豆好きなんです。

ちなみに蛇口屋、納豆は夜派です。
朝は、あんまし臭いの強いモノは食べられないんですよね。バリゲートですから。

夜はカレーでも納豆は食べたい蛇口屋なんですよね。
今まで、納豆を食べるために、色々な挑戦をしてきました。

納豆の中に卵を入れる。鰹節を入れる。なんてノは定番ですよね。

実家じゃ、千切りしたキャベツや、ざく切りにしたレタス、細切れにしたキュウリ、タクアン、色々入れては試して食感とか、意外性とかを楽しんでいましたが、流石に妹や父親の様に、塩辛、牛乳には至らなかったですね。

現在は、納豆のパックの中に入っているタレを入れるだけのシンプルな食べ方になっていますが、今、このタレ、もの凄い多彩に行き渡って、種類が増えてますよね。

蛇口屋は普通に醤油ダレが好きなんですが、女房は塩ダレにハマッているようです。

最近好んでいるのは辛子の付いていない、比較的量の多めのタレの入ったメーカーで、「とろうま」とか言うヤツですね。蛇口屋の大好きなショッピングセンター、フードDでは、3パック88円で取ってもお得です。

以前は生協などで売っていた「一」にもハマッてました。

あれは小鉢がいらなくらい、パックがしっかりしていましたね。

食べ方としては、ご飯の上にかける。時には直接口にいれておかずとして楽しむと言う食べ方もします。

ああ、そうだ、納豆、切れているんだっけ。

しかも、「とろうま」なら、蛇口屋のご近所じゃあ売っていないな。

あ、でも新しい商品開拓も楽しいですよね。失敗してもそれほど酷いものって無いですからね。

でも、以前、スープカレー納豆ってあったなあ。
付けタレがカレーだったヤツです。
どちらも大好きな味ですが、お互いが主張しあって、台無しにしていた。一口口に入れて、以後、タレを使わずに食べた覚えがあります。

冒険心もほどほどにして欲しいものですが、話の種にはなりましたね。

と言うわけで、納豆を買いに走りますのでこの辺で!