蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

目くそ、鼻くそを怒鳴る。

2007-05-25 23:34:18 | Weblog
とてつもなく高額なトイレの工事が昨日で終わって、今日は細かい器具を付けに行く予定でした。
で、会社から現場に出ようとすると、A山が、「サービス工事で、換気扇にスイッチを付けるから」なんて軽く言われました。

換気扇? スイッチ?

ほのかに嫌な感がして、ちょっと確認して見ると、「お客さんの付けた換気扇にスイッチを付けてあげるって約束したのさ、窓上にあるところから、ドア横まで持ってくるんだ」とか言ってました。
うあ、ほとんど対角で線を這わせないとならないなあ、と思って、「モール5本くらいは使うよ」と言うと、A山は「壁の中にいれるから、簡単でしょ?」
とか言いやがりました。

ええ! 今から隠蔽で配線するのかよ! 
なにも無い所に…。

お陰で、今日はサービス工事に一日かかってしまった蛇口屋です。
明日には壁紙の工事に入る都合上、どうしても今日中に終わらせとか無ければならない工事でした。
しかも、トイレの電源は、下の方、足下にあるのが常なんで、そこから100Vを引っ張って、スイッチ線に分岐して、って、電気屋さんな蛇口屋でしたよ。

ボード剥がして、線を入れて、ボードを貼って、って言う作業の繰り返しで、在来住宅だから、途中に入っている柱とか間柱とかを削って、線の通り道を造ってやって、少しずつ少しずつ、線を延ばしていました。

まあ、多少、穴が開いても、ボードが欠けても、クロス屋さんはパテしてくれるから、少々強引でも、納めてゆくことが出来ます。

やっと終わって、会社に帰ると、A山が社長に怒られていました。

なんか社長は社長で、今日は蛇口屋が午後から開くと思っていたらしく、余計な工事で時間を取られて、社長の計画取りに仕事を進められなかったのが、よっぽど面白く無くて、その不満をA山にぶち当てていた様です。

まあ、社長が蛇口屋に何をさせたがっていたかは判りませんが、蛇口屋から見ると、目くそ鼻くそですね。

ちなみにA山は、鼻くその方です。