工事が滞っています

いやあ～！、今日も一日、無事仕事が終了・・・・・・・・・・、していません。

蛇口屋、何年かぶりに、仕事の完成をあきらめてしまいました。

だって、壁紙も決まってないし、床のクッションフロアの柄も決まっていないから、それ以前に発注されていないんで、これ以上、工事のしようが無かったんです。

今日はいつものトイレの工事でした。

トイレ変えて、壁紙変えて、床を変えるんです。

その後、ペーパーホルダーを取り付けて、ご要望によってはタオル掛けなんて掛けて、だいたい朝の9時頃始めると、夕刻には完成するってスタイルです。

それが、今日に限って…。

まず、蛇口屋が古いトイレを撤去して、床を開口して、排水管をずらして、床を補修して、クッションフロアを張るんです。

すると、どこからともなくクロス職人のZ水さんが現れて、壁紙を張って、その後、蛇口屋がトイレを取り付けるって段取りなんですが、今日に限って待てども暮らせども、Z水さん、一向に繰る気配を見せません。

いつもなら、劇的に早すぎるタイミングでやって来て、「良いよ、ゆっくりやって」と笑顔でプレッシャーを掛けてくるんですが、前の現場でまごついているんでしょうか、仕方なく電話を掛けてみるとZ水さん、なんと、ロビンソン札幌にいました。
札幌の街のど真ん中にある高級百貨店です。
蛇口屋も、結婚前に、妻に指輪を買った事がある思い出の場所です。
今、奥さんと買い物中らしいです。
「どうしたの？」
って聞かれてしまいました。

工事が中止して、お客さんは不安を隠せません。
唯一の救いは、この家には、トイレが二つあると言うところです。

この現場の施工責任者のA山に電話を掛けて見ました。
すると、

「忘れてた…」

告白してくれました。

発注漏れでしょうか？
訪ねてみると、

「そうだよね、トイレはクロスもクッションフロアも張るんだよね、うっかりしていたよ」

根本的な部分がすっぽりと抜けていた様です。
もう、発注漏れとか言う事以前の問題です。

お客さんの所へ来て、今日の工事はここまでしか出来ないと説明して、と言うと、

「いやあ、まだ胃の調子がさぁ」

のらりと交わそうとするＡ山です。

「うるせえ！来い！」

と優しく言って、現場に呼びました。

A山、退院後、早速、初謝りでした。

ホント、スカッとしない一日でした。



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千歳川の美味しいお水

A山が復活しました。

ニューリアルされたA山は、なんか色素の抜けた、日陰で育てた野菜みたいで、柔らかそうで、どこかすっきりとしています。

「いやあ、入院中は迷惑掛けたね」

といっていましたが、健康な時ほどでもないよ、と言いたい蛇口屋でしたが、まあ、ここは一つ大人なので、笑顔で聞き流していました。

まずは、軽い営業から、リハビリがてら始めて行くそうです。

なお、入院中のA山の給料は払われないとのことです。


今日は蛇口屋、蛇口を取り替えに走っていました。

システムキッチンに取り付けられた、ワンホールタイプのシングルレバー混合栓だったんですが、吐水口にアダプターを付けるタイプの浄水器を使用されていて、一般のシングルレーバー混合栓よりも早く寿命を迎えてしまったと、奥さんは嘆いていました。

確かに、この種の浄水器を取り付けられた、シングルレーバー混合栓は、早く壊れる物が多いです。

吐水口の部分で、どうしても流量を制限してしまう物ですから。どうしても、従来、水圧が掛からない箇所への負担が大きくなってしまいます。

浄水器を使用するのであれば、お手数かもしれませんが、もう一つ、専用の給水栓を立ち上げた方が、シングルレバー混合栓の為にも、使い勝手の為にも、そして見栄えも良くなると思いますよ。

シングルレーバー混合水栓の吐水口に二本の管が付いているんでは、シンクで作業するにもいちいち障害なってしましますよね。

浄水器の金額を考えれば、金銭的な負担はそう大きくはないと思います。


で、一般論はこのくらいにして、蛇口屋的に一言。

「本当に、高額な浄水器が必要ですか？」

と、言いたいです。

ちなみにこのお客さんは、千歳市にお住まいの方だったんですが、本気で千歳市の水道水は美味しいと思っている蛇口屋には、無用の長物の様な気がしてなりません。

だって、千歳川水系ですよ。

ペットボトルに入れて売られているぐらいの名水（支笏湖の水）なんですよ。

蛇口屋個人的には、もったいないな～、って感じですよ。

もちろん、健康への意識や環境からの防護策ってのは個人的な考えの基、それぞれが行うことなんで、言うもはばかりますが、毎日のように、子供と一緒に風呂に入って、お風呂の蛇口から、冷たく美味しい、札幌の水道水を飲んでは、「美味しいね」って言い合っている蛇口屋にとっては、本当にもったいないですね。

思わず、熱っぽく語ってしまって、そこの家の奥さんは浄水器を取り外す事にしましたが、余計なお世話な蛇口屋だったかな、って少し反省です。


でも、北海道にお住みの皆さん。

蛇口屋は、北海道には浄水器は必要ないって思いますよ。

個人的な勝手な意見かもしれませんが、水に携わる者としての一意見なんで、心の片隅にでも置いてくださいね。





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家庭の味

降りしきる春の大雪の中、細かい仕事で何件か、馴染みのお客さんの所におじゃましました。

丁度昼時だったので、

「蛇口屋さん、お昼を一緒に食べましょう」
と言うご提案の末、ご主人と奥さんとお昼ご飯をご馳走になりました。

ご主人の手打ちのお蕎麦で、トロロ蕎麦を頂きました。

最近、会社ではしょっぱい事件が立て続けに起こって、少々、傷心の蛇口屋でしたが、人の良い、お客さんとの昼食は、心癒される感じがしました。

そんな中、食卓に並べられた小鉢の中に、蛇口屋に取っては見慣れない料理があります。

一口、食べてみると、大根を使った佃煮のような、お惣菜なんですが、食感がもっとコリコリしていて、これはまるで沢庵漬けの口当たりでした。

南蛮が利いていて、ピリの甘辛で、とってもご飯に合うんですよ。

初めて出会う味に、蛇口屋は大げさではなく、大喜びでした。

聞けば、奥さん、毎年、沢庵を漬けて、時期が過ぎて漬けすぎで味の悪くなった物を、塩抜きして、油で炒めて、お惣菜にしているんだとか。

だからこの時期は、このお惣菜が沢山出来て仕方がないとおっしゃっていました。

そしてそれを蛇口屋が大喜びで食べているものだから、愉快で仕方がないと言った様子でした。

「こんなもので良かったら、持って行ってください」

という奥さんの言葉に甘えて、少し酸っぱくなった沢庵と、その沢庵炒めを、遠慮も無く頂いて来ました。

蛇口屋の家に定番真ニューになれば良いな、と思います。
もうちょっとアレンジを加えて、ごま油を使ってみたりしても良いなと、もらった瞬間からあれこれと思案したりしていました。

レシピも聞いたことだし、早速家に帰って、作ってもらおうと、お客さんにお礼を言って、帰ろうとしたところ、もう一件、仕事があることを思い出して、あわてて、引き返してゆく蛇口屋でした。

蛇口屋的には、思わずここで完結な気分でしたが、現実はそうも行かないようです。

4月もあと何日だというのに、豪雪の札幌で、溶けかかったかき氷みたいになっている重い雪をかき分けて、千歳方面に向けて走ってゆきました。




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蛇口屋、パッキン交換始めました！

急な水漏れ、水回りのトラブルなら『蛇口屋.com』まで！ ドンドン対応して行きますよ。
受付は24時間にしていますから気軽にご相談下さいね。
緊急な時は駆けつけますが、いかんせん小規模でやっていますので材料の関係上本格的な修繕は次の日になってしま可能性がありますが、きっちりと尚しますよ。

本格にやっていますのでよろしくお願いしますね。




ひとまず、独立するのも、会社を辞めてしまうのも、蛇口屋の自由で、家族もきっと理解してくれているとは思います。

「このままこの会社にいても、先が見えているしな…」
という類の言葉をつぶやける人が羨ましいです。
蛇口屋の場合は、
「この先の見通しが全く立たない…」
という、真っ暗な海の真ん中で、右往左往している社長と、それにしがみついているA山に自力でついて行っている状態なので、悪戯に時間と体力を浪費しているだけで、しかも、そこはヘドロの海で泳いでる様な状態なので、ひとまず出よう。ということを希望している様な状態なんです。

言ってみれば、緊急避難です。

蛇口屋がかつて小学生だった頃、遠足で、山中を、引率していた教頭先生ごと、プチ遭難した時と、同じ臭いをこの社長は出しています。

引き返す勇気が彼には無かったんです。
「もう、進むしかない！」という間違った潔さの社長の背中とは、少し距離を置こうと、そして徐々にフェードアウトしてゆこうと考えています。

そんな蛇口屋ですが、ひとまずは、パッキンから、基本に帰ってパッキンから始めたいと思います。

このシングルレバーやサーも式混合栓が氾濫する中、一体どれだけの家庭が、単水栓やツーハンドル混合栓をお使いかは、些か不安ですが、やはり、蛇口屋としての基本、パッキンから始めようと、あくまでこだわりとして始めようと思います。

蛇口屋が蛇口を直す。ステキですよね。わかりやすくて。

でも、本当にパッキンて、色々な種類があるんですよ。もう一回、基本に立ち返って、調べてみると、ゴムにウレタンにアスベスト、用途によっていろいろな種類や目的があります。

特にお湯用の、高温度用のパッキンは、ウレタンゴム製です。通常の黒いゴム製の物は、温度が高いと劣化が早くなってしまうそうです。

でも、少し気になった事があるんですが、そのウレタンパッキン、コマの部分しかないんですよ。

グランドって呼ばれる蛇口の上、三角パッキン（TOTO）とも言う場所は、どこのメーカーを調べても、普通のゴム製だけなんですよ。

同じお湯の蛇口に、ウレタンゴム製と、普通のゴム製があるって事は、上の部分は見殺しって事？

「まあ、三角パッキンがお湯で劣化しても、最終的には、ウレタンのコマでがんばってくれるからいいや」
って事ですか？　各メーカーさん？

それじゃあいつまで経っても、三角パッキンは一人前にはなれませんよ。
もっと、三角パッキンにも責任感を持たせて、コマパッキンの負担を軽減して、ともに同じ蛇口の仲間として歩み出すべきじゃあないんですかね。

寿命が短い分、交換の回転を速めて、三角パッキンにも一人前の仕事をさせようじゃあありませんか。

自在栓パッキンも洗濯機の所じゃあんなにがんばっているんだから、三角パッキンの頭から水が吹き出すのを止ましょう！

その姿は、まるで、蛇口が泣いている様です。

三角分の締め付けだけじゃあ、ハンドルそのものが重くなって、なおった事にはならない。

というわけで、皆さんの家の蛇口は泣いていませんか？

札幌近郊にお住まいの方、直ぐに駆けつけますよ。

出張費は２５００円くらいで、パッキン一枚３００円ってところですね。

ひとまずパッキンから始めようと思います。



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有給休暇って言葉の意味は知ってます。

蛇口屋が、この会社に入った時、休日の体系は、各週週休二日でした。

祝祭日は関係なくて、あくまで日曜と、各週の土曜がお休みでした。

それが今では、休みは日曜のみになってしまいました。

蛇口屋は特に多く休みたいって訳でもないですが、この就労条件は、この職種にしては少し痛い、と思っています。

基本的には肉体労働で、だいたいは一人で、A山や社長が取ってくる無茶な工事を行うわけですから、体は使うわ、頭は使うわ、やる気を維持するのは難しいわで、本当に週末、リフレッシュしないとやっていられません。

この条件を出す時に、当社の社長は、「北海道は、冬があるから仕方がないんだ」
と言うばかりです。

それに加えて、「冬はいくらでも休んでいいぞ」、と言っています。

実は、蛇口屋、昨年の後半もこの条件で、冬の休みは長くなる筈でした。しかし、今年の冬からは除雪の仕事を取っていましたので、休むに休めず、さらに蛇口屋の場合、家の中仕事なので、お客さんの要望によっては日曜、土曜も仕事になる場合が多かった気がします。

また、A山は客の言いなりですから、材料屋の休んでいる日曜日に、A山が見てきたボイラーを工事するのって、半分落ちかかった吊り橋を渡るようなスリルで、工程の一つ一つが冷や冷や物です。
普段の日の工事の倍は疲れます。

というわけで疲労困憊の上、現在、蛇口屋は不定休ということですね。
休みがハッキリしないで、時には会社に顔を出してから、「今日は休みだ！」といわれて休む始末です。

仕事が楽しければそれも良いんでしょうけど、この会社って、学校で例えるなら、先生が正しいことを教えてくれなくて、でもそれをばかばかしいと思いながらも学ばなきゃならない辛い生徒の様な物で、時間の流れが半ば拷問のように滞る会社なんです。

時間を有効に使おうと、社長の指示すること以上の事を行おうとして、「余計な事するな！」と怒られたり、クビにされた人を沢山見てきました。

で、ここで、普通は、「でも、きっと世の中には、もっと酷い会社に勤めている人だって沢山いるんだ」と、自分に言い聞かす所なんでしょうけど、なんか、そういうのも最近疲れて来て、「そんな見たこともない、想像上の酷い会社と比べてみてもなんにもならない！」と蛇口屋少々投げやり状態です。

ああ、早く来ないかな、『渡る船』…。

最後に、この会社、有給休暇ってのも無いんですよ。

蛇口屋の次の就職条件は、有給休暇のあるところかな？

贅沢は言いません。

このまま行ったら、この会社、休みそのものが無くなりそうですから。








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ゲーマー蛇口屋！

今日はお休みだったんで、ゆる～い話題を…。

蛇口屋の数ある趣味の一つに、『ゲーム』があります。

普通にTVゲームの事です。

蛇口屋が社会人になった最初の年くらいにあの、キラーソフト、『スーパーマリオブラザース』が発売されて、当時、「任天堂？　ゲームはやっぱりナムコでしょう！」と高校時代からゲームセンターに入り浸っていた蛇口屋は、スーパーマリオブラザースが、かつて15歳の蛇口屋少年が狂った様にハマッていたドンキーコングの流れであることも理解もせずに、家のファミコンで、『パックランド』に興じていました。

あんまり流行には乗れなかったって事ですね。

だから、キノコの話題より、フルーツの話題で、本人だけが盛り上がっていました。

友達がいたら気がついたのにね、どうも蛇口屋は当時から周りを気にせず、一人迷走の道を歩んでいたようです。

それから1年後、今度は、当時まだ幼かった一番下の妹が、父親にねだって買って貰ったファミコンソフトが「つまんな～い！」と、捨てるように蛇口屋の元にドロップしてきたソフトがありました。

これが、蛇口屋と『ドラゴンクエスト』の出会いだったのです。

以降、２０年以上、蛇口屋はRPGにハマッて行くことになりました。

そして現在、ファイナルファンタジー（以後はFF）１２に興じている真っ最中な訳です。

今回のFF12は、賛否が両論の様ですね。

蛇口屋の周りでも、若手の職人や材料屋、果ては蛇口屋よりも高齢のゲーマーな社長さんまで、年齢に関係なく良否が真っ二つです。

蛇口屋にとっては。今回のFFはおもしろいんですがね。

でも、ゲームも、年齢を重ねる毎に、いろいろな見方が出来るようになってきます。

昔は、甘い、しか分からなかったお菓子に、実は苦みや渋みが含まれていて、それがちゃんと分かるようになって行くように、小学生時代に読んでいた歴史小説の、同じ背景、同じ登場人物、同じ文章なのに、それを創っている人の意図や政治的な方向性が見える様な感じがするんです。

もちろん、ゲームですから、楽しむことが前提に出来ています。

でも、そこに含まれている、メッセージは、タダ喜んでいるだけの小中学生にも、心に何かを残して行くでしょうね。

きっとその何かは、生活の中で、分割されて、パーツが多くなってゆく心で、いつか振り返る様な気がします。

良いゲームに限らず、良いメディアって厚みが違いますよね。

問題を強いて上げれば、やる場所を選び、時間を莫大に食べるって事ぐらい。

そう考えれば、読書って良いですよね。
場所を選ばないし、電気代もかからないから。

読書という趣味の方面では、今年、蛇口屋は夏目漱石さんと宮沢賢治を読み返そうと思ってます。

もちろん、それは趣味に興じる時間があればの話で、今年の目標は…、

それなりの野望を抱いていますんでね…。



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蛇口屋の一張羅！

昨日の作業着の続きのようになりますが、蛇口屋は総じて『おしゃれさん』ではありません。
どちらかというと、真逆な人間です。

服装なんかも、汚れていなきゃいいや…、って感じで形が古かろうが、はやり廃りの、廃りの方でも、平気で着てます。

作業着として、ジーンズを愛用する職人もいますが、蛇口屋は、ジーンズはNGです。

水回りの職人のなので、水を吸って重くなるジーンズはダメなんです。防御力は高そうなんですけど、生地自体の伸縮性も良くないし、極めて窮屈な姿勢になったりするのが難しくて、ポケットも砂が入ったら出にくそうで、やっぱり科学繊維性の作業着になってしまいますね。

蛇口屋の着る作業着の種類は、火には弱いですが、水はけが良くて、多少ぬれてもドライ感を保ってくれている物の方が助かります。

火とかには注意できますが、水に濡れることに注意を払っていたらこの仕事は成り立ちませんからね。

多分ジーンズって内装屋さんとかには向いているような気がします。
実際、愛用している方も多いです。

でも、普段着として、一本、ジーンズ、高い奴が欲しいですね。長く着れるんで、もう少し暖かな陽気になったら買いに行ってみますかね。

でも、服として一番欲しいのは、ジャージだったりします。

アディダスの新型のジャージが欲しいんですよ。少々お値段（蛇口屋にとって、４０００円以上の価格の服は全て高級品です）は張りますがね。

今持っている蛇口屋の服の中で、一番高価な物もアディダスのベンチウオーマーだったりします。

あとは靴ですかね。

ニューバランスの新型が出てたなあ…。

そんなカッコをして近所をうろうろすれば、『ジャージ親父』の完成ですが、蛇口屋としてはかなりホクホクで歩いている筈です。

でも、きっと分かる人には分かるもので、「お！　アディダスの新型！」って気がつく人はきっといます。
蛇口屋は気がつきますもの。

ああ、願わくば、アディダスかデサント当たりで、作業着作ってくれないかな…。現場の仕事は、運動生理学も必要なんだけどな…。

関係各位の皆さん、もしも、このブログを覗いていましたら、是非一度ご検討ください。

モニターには蛇口屋、自ら立候補します。

一つ、よろしくお願いします。





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作業着さえあれば…

昨年、年末の話になりますが、蛇口屋は、家族で買い物に行こうと言うことになったある日のこと、12月にしては暖かな陽気に、さて何を来てゆこうかと自分の持っている服を当たった所、恐ろしいことに気がつきました。

その時、蛇口屋、作業着しかなかったんですよ。

しかも、汚れの酷い、床下、解体撤去作業等に適した極作業仕様きの作業着。まあまあ綺麗で、普通にボイラー交換やトイレなど、室内作業向きの普通作業仕様の作業着。そして、営業などにも使用可能な綺麗な作業着。

三種類ですが全て作業着というのが悲しいところです。

そういえば、くたびれたスラックスやシャツは全て捨ててしまって、まあ、そのうち会社の帰りでもユニクロよって、買えばいいさと思っていたのを３ヶ月以上忘れていました。

普通の普段着を持っていない自分にも愕然としましたが、それよりもショックだったのは、作業服しかない状態が3ヶ月以上経っているにもかかわらず、全く生活に支障が無かった自分の日常に驚くばかりでした。

そういえば、買い物とか、車から降りて直ぐに店内なのでジャージとかで行っていた様な記憶があります。

そして靴なんですが、
札幌に遊びに来た友人を迎えに、札幌駅まで行こうと、玄関へ行くと、自分の靴が、ゴム長靴しか無かった事がありました。

確かその時も、蛇口屋の靴、古いのを捨てていると、気がついたら、2足のゴム長靴しか残らなかったので、まあ、そのうち買えばいいさ、とそのまま本人がすっかり忘れていたという事件がありました。

この二つの事件の時期は一月ほど重なっていて、おかげで札幌に来た友人を迎えにいったときは、JRタワー、札幌駅に長靴、ジャージで迎えにいった蛇口屋でした。

ちょっと大きめのゴム長靴をキュッキュ言わせながら歩いていましたね。

まあ、そんな訳で、蛇口屋の普段着は、なければ、無くても何とかなるという、根っからの作業服野郎だたんですね。

そんな蛇口屋の、今着ている作業服のスラックス（ベトナムズボン）が最近、壊れて来てしまいました。

対応年数の限りでは、修理で無く新しい物を買っても良い時期です。

今回は、少し高額な作業服を買ってみた蛇口屋です。

多分、それ一着買うのであれば、同じ金額で3着ぐらいは買えてしまえる高額な物です。

結局、今の自分がどんな服を着ている時間が長いか、という事を調べればその答えは自ずと作業服ということになります。

だったらもっとお金を掛けて快適さを追求した方が良いのではと、プラス思考でこの結論に至った蛇口屋でした。


なんかね、高い作業着って、シルクって言えば大げさかも知れないけど、本当に肌触りがもう違っていました。

そんな物に包まれて仕事をするのは、多分ある種の極上だと考えて、うっとりしてしまう蛇口屋でした。











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沖縄帰り！

確実に近づきつつある北海道の春の足音とともに、久しぶりにT口君が会社に顔を出しました。

彼も、冬眠から目覚める時期が来たんだなあ、と、何か、早春の風物詩を実際に見ているよな、そんな蛇口屋です。

T口君、社長に呼ばれて登場したようです。

現在、個人的な事情で、家の電話も携帯電話も使用不可になっているので、玄関に置き手紙をしたら、現れてくれたようです。

自慢げに、そう説明する社長の話を聞いていると、なんか、宮司の召還に応じる、土地神様みたいなもんか？
って気になって、T口君が必要以上にありがたく見えてしまいます。

聞いたところ、今回T口君は、沖縄の方に行っていた様でした。

社員一同、「どうして沖縄なのか？」と尋ねた所、「コートを買うのが、もったいなかったから」という、分かるような、わからないような、そんな答えを頂きました。

何はともあれ、お帰りなさいT口君、今年もよろしく。

そして、4月から、もう一人、営業を雇用したそうです。
社長曰く、「バリバリの営業マン」という話で、何でも、パン粉のルートセールスだそうで、そのスキルが、住宅リフォーム業でどう生かされるか、楽しみでなりません。

なにはともあれ、徐々に人が増えていって、会社もだんだんと活性化してきている様です。

初めての方が増えてくると、社長が張り切ります。

まだ自分という、歪な人格を見抜かず、優しく接してくれる、新人さんには、自分の威光が通用することもあって、ばれてしまえば、こちら（蛇口屋）側の人間なので僅かな時間、尊敬される時を楽しんでいるようでもありました。


新聞広告の反響の方も順調で、営業さんは昼夜を問わず、注文を取りに走り回っています。

塗装とエクステリアが今、スケジュールを黒く塗りつぶされてゆく様は、見ていて気持ちが良い物ですね

そんな中、ボイラーの見積が何件か来ました。

A山いない以上、蛇口屋もがんばって設備の方面、営業をやらさせていただいています。

積極果敢がんばりたいと思っています。
なんとしても、1件でも多くのボイラーに出会いたいんですからね。









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社長様会議

今日、会社は、ワイワイと忙しい一日の様でした。

定例で、毎年この時期に、下請けさん、取引業者、もしくは同業者の社長さん達がうちの会社に集まって、いろいろな話題に興じる日だった様です。

だいたいは、今年の景気の話とか、ゴルフの話とか、環境問題とか、今年はWBCの話で盛り上がっていたようです。

今日は蛇口屋は、会社の中での仕事でした。
設備の部材や工具の棚卸しみたいなことをやっていました。

他の人たちは、各社の社長の、高そうな車を避けながら、展示品の組み立てをしていました。

本当に、口では儲かっていないって言っていながら、セルシオとか、マジェスタとか、インフイニティーとかベンツとか乗り回しているんだもの。

この人達の移動手段は、軽自動車で十分な気がするのは蛇口屋だけでしょうか？

一人だけ、堅実に軽トラックで来ているのは、うちの会社に材料を降ろしてくれている、ある大きな問屋さんです。

ご高齢の方なんですが、声、いえ、多分、しゃべり方が瑞々しくて、たまに電話で話すとき、こちらの方が明らかに明るさとか生命力を欠いていることに気付かされる時があります。

「元気かい？　まだ設備の職人さんなのかい？」
たまに合うと、こんな風に、『営業やれよ』って蛇口屋に声を掛けてくれます。

社長達の会議と言うか、雑談はドンドン大きくなって行きます。

多分、誰もが一番主張したいので、周りの声に負けまいと声が大きくなって行くようです。

人の話は聞かずに、自分が話したい。
社長のお友達はみんな、話し上手の様ですね。

その中にあって、その問屋さんの社長は、ニコニコしながら押し黙って好き勝手に喋る社長達の声に耳を傾けています。

その姿は、まるで園児に囲まれた園長先生って感じ…、いや…、違う…。

もっと、じっくりと見ていました。

放し飼いにしている鶏たちの、卵の気配を探って、効率の悪くなった物から肉に変えてしまう養鶏人の様な目ですね。

社長同士の、他愛のないしゃべりの中に、今年に動向を探っているのでしょうね。

来年も同じ顔ぶれが揃うと良いですね



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