蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

千歳の空の下

2010-05-31 20:49:02 | Weblog
今日は、先週までとは一変して、朝から千歳市で穴を掘っています。

A山の情報だと、掘る場所は、採石の敷き放しの地面だって聞いていたんですが、現場に付いて確認すると、普通にアスファルトでした。
そのことをA山に連絡すると、「アスファルトを引いたんだよ、僕みたときは土だったもん」っていってました。
そうですか、A山がこの家の散水栓を見に来たのは、きっと20年くらい前の話だったんですね。

まあ、A山の話はいいや。

もう、屋内でもなく、まして室内ではありません。今日は散水栓の交換です。
散水栓。家の外にある蛇口ですね。

最近は、円筒型のスパウトを直接かけるものがトレンドな様です。ちょっと前までは、GLよりも低くて、使用するときだけ、水栓部分が地面から30センチくらい頭を出すというが流行っていましたね。
まあ、最近でも取り付けるお客さんはいたようですが、蛇口屋的な見地でゆくと、あれ、使いにくいですよ。以外に低いし、出すときコツがいるし、GLの中に埋まる散水栓ボックスはカエルやナメクジの住処になるし、やっぱり、家の外にある蛇口は、シャンと立っていて欲しいものですよね。

たぶん、玄関と同じくらい、帰ってる人、やってくる人を迎えてくれる、言うなれば顔って奴ですからね。

今の円筒型の散水栓柱は、ホント、凛々しいですよ。
自身の存在を主張しつつも、どこか奥ゆかしさがあって、頭の水抜き兼吐水用の同経の樹脂性のハンドルの見栄えと機能を両立していて、今日も、角型の散水栓柱だと聞いて、強引に円筒経にしてしました。

渋るA山に、お客さんに、説明して快く承諾を得て、円筒経の散水栓柱になりました。

同じ金額ですからね。

お金を出すなら、良いものの方がお客さんだって、良いに決まってますよね。

まあ、そんな訳で、相変わらず、A山の意向なんて無視して、工事している蛇口屋なんですが、現場で穴を掘り出して、びっくりしています。

1m30cmくらい掘っても、全く終わりが見えてこないんです。つまり、ポリ給水管が見えてこない。

いったいどれだけ埋まっているのかと思って掘り続けたら、なんと1m45cmも埋まっていました。

蛇口屋の体なんて、すっぽり収まる穴ですよ。

以前から千歳市は深いなあ、凍結震度、って思っていたんですが、今まで掘ったどの穴よりも深いですね。

しかも水も沸いて来ているし。

なんか、いつも通り、最悪な予感がしました。

最近、多いですよね。蛇口屋の現場。
そんなのばっかりですよ。

でも、そういう方が、静かなやる気がでてくる蛇口屋です。

少なくとも、持ってきた散水栓柱では、GLから5センチしか頭を
出してくれません。スパウトは完全に土の中ですね


しかもポリ管20Aだし。

言われていた内容と、想像していた内容も全く異なる状況に、ひとまず管材屋さんに、走る蛇口屋でした。

豊平川の増水って何時引くんだろ?

2010-05-30 11:18:47 | Weblog
昨日から続く、良いお天気な日曜日に、久しぶりに豊平川の河川敷をプラプラしていました。
意外に風が強くて、そして、川も増水していましたね。
結構な量が流れていました。
これなら、もう少し時期を見ないと、子供と水遊びなんて出来ないなあ、なんて考えつつ、近く、アタックしようと思う、フライでのポイントなんて探していました。

真駒内川との合流地点とか、ウェダーを履いて、ガンガン昇ってゆきたいですね。
食べられる川魚を狙って、今年はちょっと頑張りたいと思います。
希望的にはブラウントラウトとかいたら良いなあ、なんて思ってますね。
ちょっと前の上方ですが、豊平川にあの、イトウさんも生息しているなんて噂が囁かれていた時期もあったんですよ。
札幌湖(ダム)くらいから、数匹の魚影が観察されていたそうです。
蛇口屋もイトウさんには、新札幌サンピアザの水族館でしか会った事が無いですからね。
こんなご近所さんだとは思いもしなかったですよね。
まあ、ひとまず、フライジャケットは買おうと目論んでいます。
後、帽子とね。こういうものって形から入ってゆくのが楽しくて仕方のない蛇口屋です。
中身はきっと後から付いてきますよね。

今年は、うちの会社も暇そうで、蛇口屋の仕事もなんか、6月は切れてしまいそうなんですよね。今年は何が違うかって言うと、いつもなら、蛇口屋の方の仕事、つまり住宅設備系の仕事が暇な時は、決まって、エクステリアが忙しいのですが、今年は、そのエクステリアが蛇口屋の仕事以上に暇なので、会社全体の仕事量が落ちているって言う事になっている様です。

全体的に、じっくりと、嫌な方向に世の中が進んで来ている気がします。

こうなると、今年中に蛇口屋も職を失う可能性もありますね。
こういった流れに身を任せても良いなあ、なんて、思っていますよ。
一応、社員としては努力はしていますが、多分、うちの社長の経営方針の結果ですから、こういう小企業の封建型の会社の社員としては、もう、仕方ないか、って感じですよ。

自分のやりたいようにやって、自分のやりたいようにダメになってゆけば良いんです。

でも、最後は絶対に社員の責任だって言い張るよなあ。

会社がダメになる事の責任はもちろん、社長の所為ですけど、そんな断末魔の社長に、その時、引導を渡すのは、蛇口屋の責任かもしれませんね。

上手にトドメを刺してみますね。
きっとそれが、今までお世話になったお礼みたいなものかなあ、なんて思う蛇口屋でした。

追加工事で20万でした、色々と…

2010-05-29 19:39:33 | Weblog
ようやく良いお天気な江別市です。
蛇口屋の現場。例の水廻り5点パック。
今回はキッチンとか無いので、総額130万円くらいらしいです。
でも、結局、「あれもこれもやりましょう」と言う蛇口屋のお誘いに応じていただいてくれたので、追加、追加って話になって総額150万円くらいになっているそうです。

蛇口屋の親切心で、改装の内容が増えて、思わぬところにお金が掛かって、予想外の出費に、お客さんも大変かもしれませんが、改めて工事をするより、一気にやってしまった方が、特に経済的な面で、お客さんにとってはメリットのある事だと思っていますので、その辺は、使命感を持っておすすめさせていただいていますよ。
まあ結局もうけているのはうちの社長ってことになるんですけどね。

どれだけ工事が大がかりな物になろうと、蛇口屋には一銭も反映されませんからね。

それが会社勤めのジンクスですよね。
これから仕事が薄くなってくると、会社も大変ですからね。

なんて言いながらも、脱出&転職or独立を目指して、日頃からコツコツとやっているんですけどね。

うちの女房は独立気質です。
今年中に蛇口屋のHPとか作って、独立の足がかりにしようと目論んでいます。そして、毎日たべている100円アイスを、3日に一度くらいはハーゲンダッツに変えられる様に、身の程を知らない大きな野望を抱いている様です。せめてレディボーデンとかにしてもらいたいです。

蛇口屋的には、ハイエースが無いと嫌だって言っているんですが、どうも聞き入れてはくれないようです。軽ワゴンだったらオートマが良いなあ。

まあ、この仕事はわりと好きなので、出来れば一生続けてゆけたら良いな、くらいに考えてはいるんですよ。

でも、これから、怒濤の様な寒風が巻き起こってくる気配がしているんですよ。
蛇口屋の様な建築系でも末端にいる人間で、今、さらにその先にいる状況で、後ろから吹いてくる風の気配が変わって来ている気がするんです。

だから、一人で独立してやってゆこうと思うのなら、今後は、ただの水道屋、設備屋では
、もう、ヤバい気がします。

それと、広く、浅くももうダメです。

求められる資質に応じられる様に、今後も努力しないと、たぶん生き残ってはいけない気がします。

そういう点では、うちの会社も、以前から多機能工と言う、経営者にとって都合の言い職人の開発に余念がありませんからね。

なんか、そういう話をしていると、悪の組織ショッカーの一員になっている気分ですね。

せっかく改造されたんですから、組織を裏切って、外に出て、細々と、ほかの改造人間を倒して、約一年をかけて、悪の組織を解体しないとね。

案外、おもしろいかもしれないなんて思いながらも、今は亡き石ノ森章太郎先生に思いを馳せてみる蛇口屋でした。

結局サイボーグ009は未完ですよね。
日本が誇るべきSF超大作なのにね、もったいないですよね。

ようやく元の軌道に戻りました。

2010-05-28 19:57:45 | Weblog
ipadが発売されたようですね。
この手のコミュニケーションツールって言うのにはあまり興味が無い蛇口屋ですけど、情報端末として見るなら、蛇口屋の様な仕事をしている人間には、あると便利なツールな気がします。
システムキッチンを一台取り替える時も、何枚も図面を持たなくてもいいんですよね。
特に、ユニットバスなんて、寸法なんてそうある訳じゃあないので、これ一台で、図面を何枚も持ち歩かなくてすむのは良いですよね。
資源も無駄にならないし。

でも、一言言わせてもらうなら、書籍は、やっぱり本で読む方が良いです。文庫本にガードカバー、コミックに愛憎版。
基本は寝ころんで、胸に折った座布団を挟んで、「のび太読み」です。
手に油がつくのもかまわずに、飲んで食って、読んでってのは本当に至福のひとときですよね。

ちなみに蛇口屋は「ながら食べ」って大好きですよ。
特に読みながらっていうのが幸せですよね。

まあ、子供が生まれてからは、行儀の問題で、いかがなものだろうと、自身を律していますけど、基本、蛇口屋はだらしのなくて、緩い人間ですから。

話は元に戻りますが、やっぱり活字は紙の上が良いと思います。この辺はこだわっている蛇口屋だったりします。

会社のお金でかってくれるなら持ってもいいな、っていう程度には欲しいですねipad。

自分で持つなら今の年収では、ネット環境を維持しているだけで、精一杯です。

そんな貧乏な蛇口屋は、今日もお風呂の工事をしていました。
本日は内装工事で、邪魔な蛇口屋は外に出されていました。

仕方が無いので、そのまま車庫から入って床下に入っていましたよ。

というわけで、今日は久しぶりに床下の住人になっていましたね。

準備して、床下に降ろした配管を繋ぎまくっていました。

今日ですべての配管は繋がって、設備配管は復旧の予定です。

でも、蛇口屋の会社で取り扱うウシュポールというポリパイプは、継手を指さし込む際に、器具で広げて、自然に戻すという施工方法の為に、この元の経に戻って、水圧に耐えられる強度になるまで、ほぼ一日くらいはかかってしまうので、本格的な通水は明日になします。

床上部分の設備の完成は明日なので、蛇口屋の計画通りに工事は進んでいます。ここへ来てようやく順調に進んできたってことです。
問題が無くなって、遅れていた分も取り戻しているということです。

なんにしても、一安心できるところまでは来た感じです。
ひとまず、内装関係が終わって、中は明日の工事です。

ひとまず、お約束通り、お客さんに新しいお風呂を、今週中には提供できそうです。

ようやくホッとしている蛇口屋でした。


正体不明の住宅

2010-05-27 21:06:59 | Weblog
なんとか、お風呂の工事が収まって、今日は取り合い壁と枠の工事で大工さんが入って、朝から「愚痴再生機」になっています。

結構大音量で何か言ってますが、相当て手こずっている様です。

まあ、この住宅、正直、ご主人の話だと、当時の腕の良い大工さんと、設計士さんで建てられた家だと言っていましたが、なんだろうなあ、木造建築と鉄筋コンクリート造を併せて、2で割ったみたいな住宅なんですよね。

どう言うわけか、水廻りの設備ブロック、コアって言うんでしたっけ、その部分だけRCで、ほかの部分だけが木造で居室の床を歩いていても、鉄筋の部分と木造の部分がわかるくらい、極端な作り方をしています。
正確に言うなら、布基礎が、一階部分のFLかぁ、1mくらい上がっていて、その後に木造、みたいな感じです。
それまでは、鉄筋コンクリートのブロック住宅の臥梁とか、基礎に近い造りになっていて、場所によっては鉄筋コンクリート柱が立っていますね。ほかは普通に管柱も通し柱も木なんですけどね。
見たことのない造りです。

だから、今日の大工さんの工事も、本来ならそう手間のかからない、ユニットバスまでの床をわずか10センチを延ばす作業も、延長をかける為の、根太がないので、本当に苦労していました。

いったい、どうしたらいいんだ?って大工さんに聞かれて、「上手くやってください」って言うと、苦虫をつぶした様な顔をされてしまいました。

そんな顔をされても、蛇口屋にはそういう風にしかいえませんよ。ホント、よろしくお願いします。

時折、変な叫び声を背中で聞きながら、蛇口屋は、流し台の方の配管替えをしていました。

この現場は、つい数年前にシステムキッチンを入れ替えた現場なので、今回はキッチンの工事も配管の交換だけですが、なんか、電気とか、アース線とか、なっていない部分もついでになおしておきました。

このキッチンに最後にふれたのが、蛇口屋なので、蛇口屋のふれていない部分についても、何かあったら、蛇口屋が呼ばれてしまいますから、今後の印象の為にも、このくらいは、手を入れさせてもらいますよ。

仕事の量は相変わらす、増えていますが、ここへ来て、ようやく、進んで来ている実感がします。

まあ、後の問題は、工期に間に合うかどうかって事ですけど、何とかなるかなあ、なんて、珍しく楽天的に考える蛇口屋でした。


なんとか削ってスッポリ入りました。

2010-05-26 19:49:32 | Weblog
今日はいよいよ、ユニットバスの取り付け工事です。
朝からTOTOのユニットバスの施工会社の方が、流石にまだ来てはいないだろう、一応、AM9:00からの工事だと、油断にしていたのですが、内容を聞いていたユニットバスの施工店さんは、蛇口屋が現場入りしたAM7:40には、すでに現場にて待機していました。

もうやる気満々ですね。

お客さんにお願いして、工事はかなり早めのスタートを切りました。

こういう現場ですからね。なにがあるかわからないですし、始まる時点でも、躓く箇所を予想するのは安易な事ですから、手を付けるのに早いに越した事はないですからね。

もう、なにがって、問題だらけです。

おかげで、蛇口屋は電動ピックを片手に、現場に張り付いて、組立が進む度に、当たる箇所を砕いては、施工の進む方向を確保していました。

もう、こういう場所なら事後対応しか無いです。
しかも、蛇口屋の方も、明日には、大工さんによってふさがれてしまう、FLより下がったボイラー置き場の配管を立ち上げて、もしくは、横穴をあけて通して配管を組んでおかないと、明日にはもう工事ができなくなってしまいます。

全くもって余裕のない工事ですね。
まあ、お風呂の工事は多かれ少なかれ、こんな物ですけどね。

少なくとも、浴室のパネルが全面を囲うまで、気の抜けない時間が続きました。

この浴室パネルも、今回は浴室窓の為の、長手方向、全開口となるので、ユニットバスの組立屋さんも、相当手こずって、TOTOのユニットバスとは思えないほどの時間がかかっていました。

いつもはすっかり終わる時間でも、今日はまだパネルの工事が続いていましたね。

しかも応援まで表れて、0、75のユニットバスに最大で3人の職人さんでかかっていました。

給水給湯管に関しても、本来なら下を走りたいところですが、施工上の関係で上に行くしかない状況で、一部、床下配管、一部、オーバーヘッダーという、ちぐはぐな感じになってしまったのは、もう仕方のない事だと思います。

水抜きの説明の時、ちょっと説明しづらいですよね、こういう場合。

でもまあ、ユニットバスが無事に収まれば、ここからが折り返しになって、工事は一気に進む様になります。

もう少しですよね。

最近、あのほぼ1週間かかったトイレとか、今回の実は予想していたよりも狭かったお風呂といい、辛い工事が多いです。

運不運の問題な気がしますけどね。
こういう工事は、A山の様に、なにも考えない営業マンの方が拾ってくるんだろうな、って思いますね。
ふつうに工事を見て解析出来る人間なら、工事が大きくなりすぎて、たぶん、A山の出している金額では収まりませんからね。

まあ、利益になっているかは微妙なところですが、今は蛇口屋の経験になることと、お客さんが喜ぶところで、手打ちって言うことで、そこまで深くは考えないようにしようと思う蛇口屋でした。

明日もいろんな意味で盛り上がれそうです…

2010-05-25 20:10:32 | Weblog
ほんと、もう、雨いらないですよね。
こんな低温が続くと農家さんとか大打撃ですよね。

蛇口屋も、雨の日の工事は、嫌なんですよね。
意外に濡れますし、ボイラーの交換の日なんて持ってこられると、雨水が滴る時として滝の様に雨水が滴る軒下で、煙突ないし、排気トップの交換しなければならない時なんて、結構辛いものがあるます。
まあ、今日はお風呂の工事ですからね、室内で埃まみれで、濡れるよな機会はありませんでしたけどね。


そんな中、昨日に引き続き、今日もお風呂の解体をしていました。
スラブがね、600ミリ以上あったんですよ。
しかも四方を布基礎に囲まれていて、砕くスラブに逃げ道もなくて、ちょっとずつ廻りから壊してあり地獄みたいに、解体して行きました。
おかげで、腕も足もパンパンです。

結構な良い運動になりました。

今日の夕方、打設なので、結構忙しく、追われる様に工事をしていました。
なんとか、間に合ってなによりでしたね。

昼間、下見に来たTOTOのユニットバス屋さんなんて、絶望的な顔をしていましたからね。高めに持って来られている基礎の中に、ユニットバスの壁が入る形状になるために、その幅に余裕が1センチしかなくて、少しでも下に歪みあると、その時点で、空間は狭くなって、ユニットバスは入らなくなってしまいます。

しかも、窓の開口がかなり大きい為に、ユニットバス屋さんが明日組み立てる工事の内容もかなり、手間の掛かるなる予定です。全パネル開口らしいですからね。
何か、予想外の状況に入ると、それは手に余る状態になります。
可能性的にかなり起こり得そうですね。
まあ、蛇口屋もついていますから、一緒に解決して行きましょうね。
実際、箱としてユニットバスを入れてみないとわかりませんからね。

給水位置や排水位置なんか比べて、全体的な大きさについては、寸法さえクリアーできれば、歪みについては、組立ながら当たって行くしかないですからね。

後は電線を逃がしておいて、換気の100のアルミフレキを取り付けて、明日のお風呂やさんに現場を渡せる段取りになりました。

本当なら、今日くらいに、配管替えの段取りも終わらせて起きたかったんですが、そんな時間はありませんでしたね。
現状の、撤去したお風呂の配管の位置や経路も見て、だいたいの予想で、頭の中では考えているんですが、実際に当たれないのが悔やまれます。

相変わらず、思いもよらぬところに時間を食べられて、本業はさっぱりな蛇口屋でした。

タイル・モルタル・コンクリートに囲まれて…

2010-05-24 21:16:47 | Weblog
今日から新しい現場で水廻り5点パックが始まりました。
初日の本日はお風呂の解体からスタートです。
久しぶりのモルタルタイル風呂で基礎高の住宅なので、苦労は、家の外観を見た瞬間から覚悟していました。

壊した浴室のコンクリート殻の搬出経路も長いし、その分、よけいなところも養生しないといけないし、仕事が増えるばかりで、さらに、工事のメインな場所となるユーティリティーには、洗面台の中も外も、洗濯物すらも物にあふれて、最初の段階では、その生活用品の移動から始まって、洗濯機、洗面台の撤去、そして、それを搬出するために、冷蔵庫などの移動をしいていました。
結局、それらに食われた時間は2時間近くで、すんなり工事に入れなかった時間のロスが大きく、今日だけで解体が出きるかどうか、少々不安な蛇口屋でした。
まあ、でも何とかならなくても、この場合、予定は予定で仕方ないですけどね。
改修工事って、こう言うところで時間を読めませんから、現状をふまえて、一応A山にそのことを話して、安全策を作ります。

ユニットバス屋さんの工事は動かしたくないですから、そのほかの工事で帳尻を併せて行くしかなくて、内装屋やら、大工さんには
多少がんばってもらわないとなりません。

この前のトイレ程ではないですが、軽く窮地な感じです。
しかも、浴槽も鋳鉄なので、簡単にバラす事もできなくて、一枚1000円のレシプロソーの刃を4枚使って、小さく刻んで搬出しました。
堅いは、厚いは、重いわで、こういう手間が重なる時って、これでもか、ってくらい重なりますよね。
蛇口屋の人生経験から行くと、良いことよりも悪いことの偶然の方が、より重なりやすいという統計が出ています。
良いことって続かないですからね。

それでも、そういう問題を一つ一つ解決して行くのは楽しいですけどね。
最終的に、問題なく新しいユニットバスが取り付けられて、設備を繋げて、って工事になる筈なので、今日はせっせとコンクリート殻を搬出して、運動量を確保しようと考えています。

きっと明日で終わるとは思います。
これ以上、問題が出ないと良いな、って思いつつも、先ほど言った悪いときこそ偶然は重なる蛇口屋ですから、覚悟してモルタル・タイル・コンクリートをめくるように解体して行こうと思う蛇口屋でした。

言ってるそばから、スラブに鉄筋がダブルで入っていましたよ…

今日はゆっくりと。

2010-05-23 17:59:06 | Weblog
なんか、仕事が薄いと言っている割りには蛇口屋方面の仕事はバタバタと忙しい毎日を送らさせられています。
最近なら、小型の物件って少なくなって、常に蛇口屋は、大型物件中にいる感じがしています。
明日からもまた新しく5点パックの工事に入りますけどね。
蛇口屋方面の仕事は今年も忙しいようです。

それにしても、カーポートやらガレージやらは、本当に暇ですね。

おかげで、お手伝いの方、多くて助かっています。毎年なら、蛇口屋一人、現場に入れられて、ダラダラと工期を伸ばして対応していましたからね。今では素早く現場も切り上げられます。

ひとまず明日から始まる工事は、久しぶりに造り風呂です。
モルタルタイルの土間コンクリートのお風呂です。

まあ、蛇口屋の方も、最近なら、建築とか勉強しまくってますから、以前の蛇口屋には無かった知識で事に当たれるので、その辺はきっと久しぶりのモルタルタイル風呂もきっと驚くことでしょう。つまりは『男子三日逢わざるば、刮目してみよ』と言う訳ですね。
まあ、屁理屈は勉強しているって意味ですよ。

ただなあ、不安なのが、蛇口屋、基本サイズと質量が小さくなってしまっているので、コールピックさんが上手く扱えるかとっても心配です。
なんか、腕力だけなら振り回されそうです。

それにしても、会社の動きとして、最近なら、蛇口屋をいらなくする体制を充実させて来ましたね。
蛇口屋の努力によって、今では社員の半数が、何らかの形で設備工事に絡める様になって来ました。
やる気のある方は、しっかり覚えてゆきますし、そうで無い方は、自然に離れてゆきます。今年スペシャルな営業さんが、体力を理由に解雇されるのは、多分、そう言う意味もあるのだと思われます。
なんか、蛇口屋の入った時の会社の形と徐々に変わってきていますね。

もちろん、こういう会社ですから、設備工事に傾いている事すら、一過性のものの可能性もありますよね。
時代の流れに則して、水のように形を変えて、なんだかんだで生き残る。
このような考え方は蛇口屋にはありませんから、社長の経営者としての生き物の生存本能というか『勘』って言うのは侮りがたいものがあります。
でも、そこで、それに感心しているばかりでは、多分、蛇口屋の今後も、今と変わらないものになってしまうのだと思いますね。

蛇口屋は蛇口屋として、もう一歩、先んじたいと思います。
ひとまず、明日の過酷な労働に備え、今日はゆっくりと休みたいと思う蛇口屋でした。


昨日の判決が出たようです

2010-05-22 19:55:49 | Weblog
昨日の壁を壊した犯人として、社長の前で、決定的に犯行を認めてしまったA山は、今後休日出勤で責任を果たして行くそうです。
お盆休みまで、長そうですけど、まあ、家でも邪魔物なA山ですし、休みと言ってもする事も無く、お金も無いので、仕事して有意義に過ごしていた方が健全な気がしているのは、たぶん蛇口屋だけでは無いはずです。

普段の休みの日のA山は、朝の9時にはすでに酔っぱらっているので、この辺のアルコール摂取の問題からも、きっとA山の為にもなると思います。

まあ、アルコールを抜く為の合宿に参加費用なしで行けたと思えば、何か、ほんのりと特した気分ですよね。

でもまあ、日曜日の新たな労働力の確保に社長もたぶん、得した気分だと思います。
A山曰く「仕事だけし続けたら、ミスが多くなってみんなに迷惑がかかるから、たまには休まないと」などと言っていましたが、大丈夫、仕事の数だけミスをしているA山なんで、原因の数から発生の可能性を考えた場合、たぶん変わらないんじゃないかな、って思うので、物は試しに、今後お休み無しの生活でその辺の可能性を実証してもらおうと思います。

ちなみにA山の今日の仕事は便所掃除からでしたね。

蛇口屋の今日の仕事は、一件のお宅で、便器の交換、洗面台、流し台混合水栓、浴室混合栓、浴室シャワー混合水栓の交換でした。
トイレはリモデル便器とはいえ、ちょっと仕事が多いなあと思いつつ、一応、応援をいただいて、ER谷係長を引き連れて現場に行くと、簡単な筈のトイレの工事は複雑さをきわめて、ほとんどの時間、蛇口屋はトイレの中に閉じこもっていました。

内容を掻い摘んで説明すると、まず、給水管の移設と、コンセント位置の変更、かんたんな内装工事の追加が出ました。

今の便器って、給水の取り出しが低くて、ちょっと前までロータンクの取り出し金物だと上げた給水管を下げてしまうので、水抜き上での不具合が出てしまいます。

その場合に給水管の高さを変更すると、今度はコンセントの位置に管が通り過ぎる結果になって、高さで10センチの変更を余儀なくされて、給水管絡みでいじらなくて良い。床を一部開口してしまいましたので、クッションフロアの工事も出てしまうという、一カ所の変更で、ドミノ倒しの様に、次々と手をかけないと行けなくなってしまっています。

ほんと、1粒で2~3ないし4粒おいしい交代ですよね。

もちろん、A山の現場ですよ。

まあ、このくらいならかわいいものです。

今日の朝、休みが無いと、今よりももっとミスが多くなるって言っていたA山ですけど、もしかして、今の状態、現段階において自分自身ミスが少ないって思っているのではないだろうか?

ちょっと、背筋に寒いものを感じながら、深く考えないようにしようと思う蛇口屋でした。