蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

掘って埋めてまた掘って

2007-05-17 20:40:42 | Weblog
今日はあいにくの雨でしたね。
しかも、たまに外の仕事になると、降ります。雨。

最近、北海道の方も、雨の降り方が激しいですね。とっても本州地方の夕立に比べればたいした事ないですけどね。
一回、北海道の霧雨しか知らない蛇口屋の家族に一度体験して貰いたいですね。
北海道に馴染みの無い人にはピンと来ないかもしれませんが、年間降水量のほとんどが雪になってしまうこちらの雨は、本当に、濡れると言うより、滲みるって感じの雨ですよ。

で、北海道の皆さんは、あのバケツをひっくり返した様な雨を一度体験してもらいたいもです。ホラー映画の『ほの暗い水の底から』で、演出されていたあの激しい雨は、決して映画だけの物ではなくて、現実に降ってくるのだと言う事を知って貰いです。

そして、蛇口屋自身も、あの激しい雨と、南の国のスコールは味わってみたい物だと思ってます。

そんな蛇口屋は今日は珍しく散水栓の交換とか言う、地味な工事をしていました。
掘ってましたね、穴。

工事は千歳の向陽台だったので、情け容赦なく、13ミリのポリパイプは、1M以上埋まってました。
工事をするためには体入れなきゃなんないですから、なんか、自分の墓穴掘っている気分でしたよ。あ、文字通り墓穴掘るって奴ですね。

基本的に蛇口屋って住宅設備の器具屋さんに近い物で、あんまり穴を掘ってポリパイプって触らないんですよね。
かつて配管工の試験の当日に初めてポリパイプと冷間継ぎ手を使いました。
それまでは見て知っている程度です。
一応、試験の方は合格しましたが、前に話したように、蛇口屋には主立った先生という
人がいないので、全て独学に基づいて、自分勝手に学んでいます。
それから中堅所と言われる様な年齢になっても、このポリパイプを触った回数は、多分数えられるくらいじゃあ無いかと思います。
お陰で、勘違いしていても是正してくれる人がいないから、寂しい物ですよ。

午前中のうちに散水栓の交換を終わらせると、次はみんなの手伝いで、ガレージとカーポートの基礎工事をしてましたね。

うちの会社、重機ないですから、みんな手堀なんですよね。
社長曰く、『手作りの味』と言ってました。今度、その間抜けに開いた口の中に残土を詰めてやらないとダメですよね。

ホントに、雨だというのに、穴を掘りまくって腰が痛い蛇口屋でした。

それでも家に帰ると、うちの2歳の坊ちゃんが、抱っこ抱っこって、砕けるな、俺の腰!
戦いはまだ続く様です。