蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

実家のコンビニは夜7時には閉まってましたね

2008-06-30 21:42:22 | Weblog
今日も、永い一日が終わりました。

今日は、トイレの工事に、その後、ガレージのお手伝いに行ってきました。
千歳の向陽台という、もう、隣は苫小牧という場所です。

流石に標高が高いので、夕方は寒かったですね。

洞爺湖サミットの警戒の為に、警察の方が沢山いました。


今回のサミットで話し合われる環境問題。身近なところで、コンビニの24時間営業を中止するとかしないとか提案されてましたね。

反対する者の意見としては、「深夜にお弁当が買えなくなる」と言うモノがありました。
そうですよね、仕事の関係上、深夜にお弁当を買って食べる人もいるんですよね。

でも、このご意見、蛇口屋的には違う側面も感じていて、もし、ご自宅で召し上がる方なら、既に、料理をすることをあきらめているのでは? なんて考えてしまいまいした。

つまり、一人暮らしの方なら、ご飯は作るモノではなくて、買うモノとい形になってしまうっているんでしょうね。

確かに、仕事や勉強に時間を割かれて、その上、食べることで時間なんて使ってられない、しかも、一人分作るなら割高になる、と、蛇口屋もそう思います。

でも、蛇口屋が、初めて一人暮らししたときは、自炊していましたね。

もちろん、もう既にコンビニもあったけど、でも、自分で魚や肉を買ってきて、焼いたり煮たりして、食ってましたね。
他にもっとしなくてはいけないこともあった気がしますが、自炊をするために時間はどんどん削られて、『おお、生活に追われるって、この事を言うんだ』と、妙に納得した事を覚えています。

それでも、別につまらなくは無かったし、『明日は何を食べよう?』と前もって買い物しとくのも楽しかったですねえ。

今は、ご夫婦が共働きってのが多い世の中ですから、お互いに時間の無い中で、ご飯を作ることが出来なくて、ちょっと前では、「包丁の無い家」とか、「キッチンが必要ない家」ってのが出始めて来ましたね。

蛇口屋的には、考えられない状況です。

蛇口屋がかつて、改修工事したお宅では、システムキッチンは、物置場と化して、飲み物の、飲み残しを捨てる場所がキッチンでしたね。しかもその後、水を流す事なんてしないから、シンクには色とりどりの飲み物の後が付いていましたね。

蛇口屋の偏見かもしれませんが、こういう住宅って、どこか悲しそうに見えます。

あくまで、蛇口屋視線ですけどね。

まあ、こういう会社にいるのですから、家の中の設備が一つ、消えてしまうのが、嫌なんでしょうね。

コンビニの24時間営業休止ですか、少なくとも、バイトの口が一つ減ってしまう学生さん達がいることだけは確かな様です。


夢のような会社は、きっと夢なんでしょうね

2008-06-29 19:53:46 | Weblog
最近、なんかだなあ…、って想いの強い蛇口屋です。

まあ、うちの営業から発生しているモノなんですが。

前にも話していると思いますが、うちの営業は、「何でも出来ます」が口癖というか、必殺技で、ある程度は許容している蛇口屋ですが、それでも物理的に対応できないモノとかには苦労させられます。

例えば、追い炊きの循環口が付いていない所に、全自動ボイラーを付けるとか、普通に、追い炊きの配管や循環口を新たに取り付けると言うのは判るんですが、工事費は、給湯専用の工事金額で、全く何も知らされず、現場に行って、驚かされることがあります。

全自動ボイラーって、追い炊きの管と循環口を使ってお湯を貼るのを判って無かったんだろうなあ。って感じです。

つい最近なら、とても古い家で、流し台は小型のガス給湯器。お風呂にバランス釜で、洗面化粧台は昔ながらのハンガータイプ(壁に掛けるタイプ)の幅、500の洗面が付いているところに、750ミリのシャンプードレッサーを取り付ける内容になっていて、お客さんの話によると、お湯も普通に使える様になる。と営業のモノは言っていたそうです。一体、どこから給湯管を引っ張って来るんでしょうか?
領収書を見ると、工事は通常の交換費しか取ってません。

そのことを相談すると、「そんなのは、工事をする方で考えてよ」とか、舌打ちされた上で言い放たれた事があります。
まあ、その営業マンは、色々あって辞めてしまいましたが、心身疲労で、今は病院に入っているという噂が流れていますが、まあ、過ぎ去り日の思い出です。

古い農家の住宅で、水道の来ていない、昔ながらのくみ取りトイレで、ウォシュレットを付けるってのもありましたね。
ええ、付きますが、水というかお湯は出ません。って感じで、その家のご主人と笑ってました。

最初は、この会社に入って、こんな仕事を見ては憤りを感じていましが、次の段階では呆れてしまって、最後には、笑えて来ました。そして今は、この無駄にでかい障害をどう越えて行くかを考える様になって、お客さんと直接交渉して、営業が決めてきた工事の内容を、何処まで変更して、追加の金額を出すことが出来るか?
その辺の妥協点をネゴシエーター並に交渉できる蛇口屋です。
営業を悪者にして、追加金額を引き出すのは簡単ですが、同じ会社の中に、お客さん視線で、信頼できない人間を作ってしまうのは、あまり良い影響を及ぼさないので、基本的には、『うっかり者の営業マンを庇う、しっかり者の職人さん』と言う形がベストの様です。
今後、十年、二十年の遠望を考えれば、だいたいのお客さんは判ってくれます。
それでも、約束と違う、とか、この金額で、と言う人は、もう、蛇口屋のお客さんではありませんから、残念ながら、無かった事にします。

つまりは『お客さんの希望>営業の決めて来た工事金額』はちゃんと話せば、判ってくれます。

この時点で、営業マンのお話はリセットされますから、ある意味、蛇口屋が本物の営業マンって事になりますね。

おかげで、本来の工事の仕事が進まないったらありゃしません。

でも、きちんとした営業さんとか現場管理がいる所だったら、なんか、もっと仕事が出来そうな気がするのは蛇口屋の気のせいではないと思ういますが、工事関係の会社にそんな夢みたいな所って無いですよね。

きっと何かしら問題を抱えていながらきっと日々を頑張っているんでしょうね。

夢の世は普通の会社は、やはり夢なんでしょうね。

目に見えて肌に感じて、ようやく理解。

2008-06-28 21:29:32 | Weblog
今日は、千歳でお仕事でした。

洞爺湖サミットの影響で、空港周辺は凄い数のお巡りさんでしたね。
主要道路も、検問の為に、1車線にされてたし、サミット当日までは、多少は不自由を感じますが、道民として、サミットの成功を祈ってます。

国道並んでいたのは、愛知県警のお巡りさんだったなあ。

この時期の北海道をどう感じているのか、気になるところではあります。


今日のお客さんは、実は、昨日工事をするはずのお客さんでした。
でも、給湯器の工事がかなり時間がかかった、難しモノだったので、今日の工事となりました。

もっとも、昨日の給湯器の現状を、一応、取ってきた写真で見た瞬間、これは大変だと思って、A山に言うと、「でも、4時くらいには終わるでしょ?」なんて軽い言葉。

正直、一部の既存の配管と、パイプガードの仕上げ、何より、床から1500の既存の排気トップの穴を使って、壁掛けボイラーを取り付けると言う内容。

多分、残業は確定だなあ、と思って、そう説明、多分、A山が思っているような時間には洗面化粧台の工事に行くことが出来ないと安易に予想できました。
だから、「洗面化粧台の工事を明日には出来ないの?」って尋ねると、「今日やりたいの」と譲ろうとはしません。あんまり遅く行くのもお客さんに迷惑だなあ、って思って、多分、遅くなるよ、と言うと、「やって見なきゃ判らないじゃん! どうしてやる前からあきらめた様な言い方するの?」
そうか、これだけ状況が判っていて、やってみないとわからないのか…。
「この仕事、大変なの、見て判らないの? 何年、この仕事をやっている?」

と言いつつも、そうだよな、こいつが工事の内容なんて把握しているわけが無いんですよね。ってどこかで納得していました。つまり、話したところでこいつが理解するわけが無いんです。

そう思った蛇口屋は、「じゃあ、どんなに遅くなってもやるんだね」って念を押すと、「当たり前じゃん、仕事だからね」といつもになく強気な言葉。洗面化粧台はA山が持って来てくれるという話なので、この給湯器の現場が終わったら連絡を入れると言う事で、蛇口屋は一件目の現場に向かいました。

で、結局、そこが終わったのは、夜の8時半。

もちろん、蛇口屋はA山に電話を入れました。
すると、「今日はもう遅いから、明日にしよう」とか勝手な事を言い出してます。
「え? もう向かって来ているんじゃないの? 今会社かい?」って白々しく蛇口屋が聞くと、A山は「もうみんな帰っちゃったから、僕も家なんだ、だから明日にするよ」
「えー、絶対今日やるって言ったじゃない、仕方ないなあ、じゃ、A山の家に迎えに行ってあげるよ、どうせ、会社の軽トラックで帰っているんでしょ?」
とまくし立てると、「お客さんだって、迷惑だよ」なんて弱気にボソボソ言います。
「関係ないよ、今、A山の家に向かうから、窓、蹴破っても連れて行くからね」
そう言って電話を切ると、数分後社長から電話がかかって来て、「もう、A山をいじめるな」と言われてしまいました。何でも、社長に泣きついた様です。

いじめて無いですよね。やらないと判らないなら、やって判らせるしかないですよね。
蛇口屋も、辛いんです。

本気で、首に縄付けて連れて行くつもりでしたから、多分、蛇口屋の本気を感じてビビってしまったんでしょうね。

本当に、A山にモノを判らせるには、A山や社長の様な非常識な世界に身を置かないと行けないようです。動物を躾けるより難しいです。
まだうちの猫の方が聞き分けが良いですね。

床置きから壁掛けへシフト!

2008-06-27 21:37:20 | Weblog
久しぶりに、給湯器の取り替え工事です。

ああ、単発な工事って何ヶ月ぶりだろう?
このところ、永い工事ばかりだったので、ちょっと嬉しい蛇口屋だったりします。

内容は、据え置きタイプの直圧ボイラーから、壁掛け式のボイラーへの交換でした。
追い炊きも付いていますね。

蛇口屋の住む、北海道は、寒冷地なので、給湯器は家の中に取り付けられます。
配管と器具そのもの大きさで、ユーティリティーの邪魔者です。

だから、最近、壁掛けタイプの給湯器に変えて、少しでもユーティリティーを広くして、有効に使いたいと言う、そんな使い方が増えてきています。

新築とかでは割と多く利用されています。

今回もそんなお客さんかな? なんて思って現場に行くと、残念ながら、この家では、壁掛けの給湯器にしても、あまり有効にスペースを広げることが出来ません。

元々、据え置きタイプの給湯器が付いている家って、そう言う配管が組まれているモノなんです。

例えば、給湯器の隣がお風呂だとして、お風呂側の壁、給湯器とお風呂の間に配管が組まれているなら、その壁に壁掛けボイラーを取り付ければ、その壁面、ボイラーの下で全ての配管を組んで行けるので、今まで、据え置きタイプの給湯器を置いてあった場所は、まるまる空きスペースになります。

でも、このお宅みたいに、お風呂の壁、据え置き給湯器、その隣に配管類、となると、給湯器を取ってしまっても、配管が中途半端な位置から出てしまっているので、スペースが空くどころか、極めて無駄な空間がポツンと出来るだけで、もの凄い効率の悪い空間を作り上げてしまうことになってしまうんです。

床からの立ち上げ管から変えてしまえば良いんですが、水抜き栓とかの移設とかも伴って来るので、意外に大工事になってしまうんです。
金額もそれに応じて、Upしてゆきます。

実は、ボイラーを、壁掛けに変えただけで、快適な空間が作り出せる家って、意外に少ないんですよ。

灯油のコックくらいなら、サービスで変えることも出来るでしょうけど、配管とか、水抜き栓とか絡んでくると、サービスの範囲には治めることは出来なくなってしまいます。

一日で終わらないですしね。

もし、石油給湯器の交換を考えているんでしたら、特に壁掛けをご希望する方なら、自分の家の給湯器をじっくり見て、見当して見てください。

20年くらいの築年数なら、一気に配管替えも視野に入れておくなら、壁掛けボイラーも良いかもしれませんね。

でも、そうすると、今度は、据え置きボイラーを退かした場所が意外に汚れていて、内装工事なんかも、やりたくなってしまうんですよね。

次から次へと、手を入れたい箇所が増えて来て、「ま、いいか」って思ってしまうのも、一つの手段かもしれませんね。

なんて、リフォーム業界に身を置く者としては、少々、失格な蛇口屋でした。


永かった…

2008-06-26 19:55:47 | Weblog
今日で、永くおつきあいいただいた、ユニットバス、システムキッチン、トイレ、塗装工事、とうちの会社にしては大型改修工事だったこのお客さんとも工事が無事終了したので、お別れです。

床下は燃やすし、足場屋とはケンカするしで、忘れられない現場になりそうです。

元々、小さなリフォームを中心としたうちの会社では、今回の現場の様に、他技能の職人さんとの共存ってあまり無いですから、なんか久しぶりに、完成間近の新築現場にいるような気分にさせられました。

せせこましく、賑やかで、動きづらい。

一人、一人、職人が消える度に、完成が近づいてきます。

最後はやはり、蛇口屋が一人残されました。

トイレのリモコンを壁に取り付けたのが最後で、お客さんに終了を告げて帰って来ました。
蛇口屋の様な、設備屋技能を持つ職人って、一番最初から、最後まで現場にいますよね。
一番、現場に接しているのが永い人種なのかもしれません。

ちなみに、その家のご主人、元々は電気系、メーカー側の施工管理の方で、「蛇口屋さん」、電気の施工管理をしなさい、おもしろいよ」って教えてくれました。

そうですか、電気の施工管理ですか。

将来的には欲しいとは思っている免許です。が、先に、第二種電気工事士の方が先です。
今の蛇口屋にとって、自分のしている仕事以外の他業種の施工管理の資格なんて、まだまだ夢の世界ですね。

でも前向きに考えてはいる蛇口屋です。
色々、お話を聞かせてくれて、ありがとうございました。
ホント、参考にさせていただきますから。

今のところ、電気の本命、第二種電気工事士は、来年こそ決着を付けてやる! って言う感じですね。

蛇口屋が帰って、また、何年もこの家で、この設備達は頑張るんでしょうね。

次に変えるときも頼むよ、ってご主人に声を掛けていただきました。

そのときには、何らかの電気の免許の保持者であれば良いなあ、と思う、蛇口屋でした。


意外な快適空間!

2008-06-25 20:15:43 | Weblog
今日は、札幌も暑い一日でしたね。

昨日からの続きで、キッチンで、蛇口屋を除く、3人の職人プラスA山で汗だくになりながら、システムキッチンの取り付けをしていました。

昨日の人数に今日はクロス屋さんが加わっています。

皆さん、相当、基礎代謝がよろしいようで、本当に凄い汗です。
ちなみに、蛇口屋は、ちゃんとジャケットを着て、普通に仕事していました。
今日は、ほとんど、床下の仕事なんで、ツナギを着てましたけどね。
キッチンの中は、ほとんど蒸し風呂状態です。
まだ、塗装工事してますから、窓は養生で目張りされて、全く開かない状態です。

時折、A山は、「ダメだ、蜃気楼が見える…」と言って、外にエスケイプしてました。
しばらくすると、外も暑い!って良いながら帰って来ます。

もちろん、他の皆さんは、口を開くのもだるそうで、A山への返答はナシ。ある意味、寒い対応をされていたA山でしたね。

一方蛇口屋は、きっちりツナギに身を包んで仕事してました。床と地面の間を匍匐前進してゆくから、腕も足も、首もとも、しっかり止めて、肌の露出はなるべく少なく、怪我しますからね。

時折、点検口から顔を出しては、システムキッチンの混合水栓や、食洗機との接続をしていました。

キッチンにいる大工さん、クロス屋さんから、ツナギに身を包んで、涼しい顔しいて仕事する蛇口屋に、「暑くないの?」とその度に聞かれます。

全然暑くないですよ。

実は、床下って涼しいんですよ。

多分、普通に、クーラーを効かせた喫茶店並に、快適温度です。
日の当たらない地面は涼しく、高い温度の空気は、上へ上へ行きますから、そりゃあもう、快適です。

そんな、快適空間の説明をすると、そこにいる皆さん、「ちょっと仕事変わろう!」と言い出します。

だから、昨日の復讐って訳じゃあ無いんですが、「みんな、おじいちゃんで、身体堅いから、狭い床下では動けないから、ダメだよ、」って言ったら、蛇口屋が潜った後、点検口に蓋をされてしまいました。

いぢめか?

別に、ユーティリティーにも点検口あるから別に良いけど、一人で工事を進めていると、昨日同様、字が読めないって始まりましたよ。

ハイハイ、今行きますよ、おじいちゃん。って感じの蛇口屋でした。

メーカーさんにお願い!!!!

2008-06-24 20:52:36 | Weblog
今日も、大工さんと、A山と午後からはクロス屋さんと、キッチンの工事をしていました。

今日はカウンターも袖壁も出来たので、配管やらで忙しい蛇口屋でしたが、それ以上に、忙しい思いをさせられました。

蛇口屋が工事をしていると、皆さん、図面や器具の承認図を持って、蛇口屋の所にやってきて、「これ、なんて書いてあるんだろ?」とA尋ねてきます。

一生懸命、目をしわくして、見つめているのですが、一向に、そこに記された数字が読めないようです。

まあ、確かに時は小さいし、しかも、線と重なっているから、見にくいと言うのもありますが、まあ、普通に読める大きさですよ。
それを、大工さん2名と、A山、がひっきりなしに蛇口屋に尋ねて来るので、蛇口屋は仕事になりません。

しかも、床下に潜っても、呼び出される始末。

ああ、もう、仕事にならない。

蛇口屋も急がしいので、「ちょっと待って、今、忙しいから!」って言うと、「こっちだって忙しいよ!」って逆切れされる始末。A山なんて、「間違えて切ったら、蛇口屋の所為だからね」と、理不尽極まりない言い分です。


確かにキッチンパネル切り間違えたら最後、九州に航空便で送ってもらわないと行けないそうです。

間違えたら、大変ですよね。大工さんも、A山も。

しかも、仕事なんだから、ちゃんと教えないとダメだよ、なんて、説教されるている
蛇口屋です。

て言うか、君ら、めがねを掛けろ!

そう言い放つと、みんな、「家にある」と言います。「ダメじゃん、あるなら使わないと」って言ったら、

「遠近両用眼鏡なんて掛けて、仕事出来るか!」と二名の大工さん。
そうですよね、もう、お二方、お孫さんのいる妙齢ですもんね。

A山は、「だって傷が付くじゃん」とか言ってました。

もういいや、蛇口屋、この人達が終わってから工事しよう。

メーカーさんお願いです。
職人さんの高齢化が進んでいます。
見取り図、承認図の文字は、もっと大きめに、出来たら、10ポイント以上にしてください。
線は太く、破線は使わないでください。
時々、折った跡と混同するらしいです。つまりは見えてません。実線が破線に見えるそうですから。太線を導入して、コスト削減の為なんて言わずに、見取り図は、A4から、A2に変えてください。

蛇口屋の残業の原因がこんな事では悲しすぎますから。




大工さんは風が欲しかっただけです。

2008-06-23 21:48:59 | Weblog
キッチンの工事が始まりました。

先週、床下で、樹脂のネットをボウボウ燃やしたお宅での工事です。
大変恐縮している蛇口屋ですが、そこのご主人は、「まあ、気にしないでよ!」ときわめてポジティブに言ってくれるんで助かってます。

今日から始まった工事は、台所の外壁側に付いているキッチンを、室内中央まで持ってきて、幅広のカウンター付きの対面L型キッチンに変える工事です。

本日、初日なんで、既存のキッチンの解体と、カウンター付きの壁を、大工さんが作る工事です。後、床下収納庫も移動させないと、新しいキッチンが真上に乗ってしまいますからね。そして天井の建材に5ミリベニヤを貼って、クロス工事の準備をしました。

大工さんは二人来てくれたんですが、夜の8時頃までかかってやっていました。

蛇口屋もその間、既存の水道管を撤去したり、コンセントの位置を変えていたり、ビルトインタイプの食洗機の取り付け準備、そして、先週まで取りかかっていた、床下配管の完成している箇所に保温とか巻いていました。

ちなみに、今日は、札幌は初夏の陽気で、今、この現場、外は塗装工事が入ってますので、窓は養生の為に、全く空きません。

玄関も、養生のビニルの3重のカーテンを潜ってゆくので、歩くビニールハウス状態です。

きっと、蛇口屋達がトマトなら、きっと糖度の高い、良いトマトになっていることでしょうね。
まあ、室温、32度、湿度120%くらいですね。
大工さん、Tシャツで汗だくになってやってました。
蛇口屋はまだまだ行けるんですがね。このくらい暑さでは、まだまだ上着も脱ぎませんよ。

夕方になっても、暑くなっていた室温が下がることはなく、様子を見に来た、A山が、うかつにも、大工さんに、「窓くらい開ければ良いのに、我慢大会じゃあないんだから、」と、自分で組んだ行程で、外壁のシーリングを掛けている事も忘れて、塗装屋さんが折角掛けたビニールごと、窓を開けて、テープも、コーキングも、シーラーも、台無しにして、偶々、外にいた、塗装屋さんに怒られていたら、多分、暑さでだいぶやられていた大工さん2名が、「もう我慢できん! こんな日に養生なんてしてるんあじゃあねえ!」と次々に窓を開いて、窓にかかったビニルをはぎ取っていました。

「ああ、ダメだよ!」って止めるA山、でも後の祭りです。

塗装屋さん、今日の仕事、何割か、水の泡ですね。
ちなみに、蛇口屋は明日、外壁に穴を開けますよ。
そこの部分だけ、シーラー塗り直してくださいね。

ホント、A山の工程は愉快です。

もちろん、塗装屋さんが無駄にされた、工事は、不足無く、請求されます。
全く、どうして、A山の工事って利益が出ないんでしょうかね?

多分、A山以外の人間ならみんな知っている事実だと、蛇口屋は思います。

イチゴ狩りとホームセンター

2008-06-22 09:27:59 | Weblog
今日はお休みで、子供と約束で、イチゴ狩りに連れて行くことにしています。

良く仕事で通る、北広島の農道の行く先々でイチゴ狩りの看板が出ていて、子供に話したら、「行きたい!」と大はしゃぎだったので、早速連れて行くことにします。

その後、カインズホームだな。

あの北広島市と清田区の境くらいに出来た、ジョイフルAKに勝負を挑んでいるホームセンターに興味があるので行ってこようと思います。でも、新しく出来たカインズホームは、ラッキーとか、Ks電気とかと一緒の多目的商業施設になっているので、きっと買い物は、新しくできたカインズホームの方が楽しそうですね。

ちなみに、この二つの大型ホームセンターの近くに、ミッキーという、北広島で蛇口屋の様な仕事をする上では欠かせないお店があります。一応は管材や兼、工具店です。
特に、2階の工具箱・ケースの種類には圧巻です。

正面から見ると小さなお店ですが、意外に奥行きが広くて、特に材料の在庫も多いので助かります。

金額も、当時のホームセンターから比べると、そこそこです。

丁度、北広島付近って、管材屋が少なくて、蛇口屋の取引している管材屋はまさに皆無で、行くなら千歳まで、戻るなら札幌か江別まで、材料調達にはサハラ砂漠の真ん中みたいな所です。

でも、このミッキーは、塩ビ管から、銅管、ステンレス管まで置いておいてくれるので、A山の適当な見立てで材料を持って行っても、何とかなります。

でもジョイフルが出来てからは、豊富な資材量に惹かれて、用もないのにフラフラと、行ってしまうようになって、ミッキーからは足が遠のいてしまいました。

時代の流れというか、多くの消費者と同じように、蛇口屋もより大きな資本に飲み込まれてゆくんですね。
世の常ってヤツですね。

そんな諸行無常な風に背を押されて、ちょっとカインズホームを覗いて来ますね。

ちなみに本屋さんは、大型店なら規模が大きくなればなるほど嬉しい蛇口屋です。
だから、コーチャンフォーは大好きですよ。

本当に、こんな大きな、夢の様な書店が、家の近くにあって良かったって思う蛇口屋です。

火は恐いですよね。

2008-06-21 21:48:23 | Weblog
良かった、家、燃えて無かったです。

ちょっと朝、ドキドキしながら、現場に行きました。
昨日の、トーチランプからの飛び火に、消火したつもりが、何処に種火が残っていて、みんなが寝静まった頃、再び燃え上がるって、そう言う話、良く聞きますからね。

改めて、考えると、炎って、一瞬の油断で、制御出来る範囲を超えますよね。
蛇口屋が扱える火なんて、ほんの小さなモノで、それですら、今回の様な油断が命取りになるって事を、もう一度、刻み込む事が出来て、それはそれで、設備の人間として、良かった事かも知れません。
まあ、こういうのも何ですが、一つの経験ですね。
本当は、体験しないことに越したことはないんでしょうけど…。

蛇口屋が小学校の頃、かんしゃく玉が流行っていて、放課後になると、パチンコでかんしゃく玉を撃ち込んで、パンパン鳴らして楽しんでいたら、その僅かな火薬で、一件の火災が起きた事がありました。

他県の小学生だったんですが、ある住宅、木造の壁にかんしゃく玉を打ち込んで、遊んでいた彼らが帰ってから、深夜、そのかんしゃく玉の僅かな火花が、家の壁の隙間に潜り込んで、時間を掛けてゆっくりと育ち、じっくりと内部から燃焼させて、火の手が上がった時には、瞬く間に全焼してしまったと言う話らしいです。

先生がHRの時に、その時、火災の火だねを作ったモノと同じかんしゃく玉を持ってきて、話してくれました。
まさに蛇口屋達が遊んでいたモノと全く同じかんしゃく玉でした。
当たって音が鳴ると、カラフルな煙が上がるヤツです。
今は、多分、もう無いかもしれませんね。
僅か、数十円の子供の玩具で、何千万が消えてしまうんです。

そのときは、小学生ながら、火って本当に恐ろしいんだ、と、実感しました。
もっとも、蛇口屋が遊んでいたのが河の堰とか、岩とかでしたので、火事の心配など皆無だったんですが、どういう訳か、会ったこともない、自分の遊びで火事を出してしまった、同じ小学生の気持ちが入って来て、親とか身の回りの人の事を考えた時、もの凄く悲しくなって、違う遊びにシフトしました。

まあ、飽きっぽいってのもあったんですけどね。

だから、こういう火の事故とかに出会うと、あの頃の気持ちが蘇ってしまう蛇口屋です。

小火の時なんて、消火後、消防局の人がしばらく、待機していますもんね。

まあ、何にしても無事で良かったと思います。

仕事の方が順調に終わって、今日からお風呂と、ユーティリティーの設備器具が全面復旧でした。

月曜日からはキッチンの工事に入ります。
出も蛇口屋は、床下ですね。また潜って、穴を掘らなきゃって感じです。

最近、ちょっと気が抜けていたかも知れないので、ちょっと気を引き締めて、また頑張ろうと思う蛇口屋でした。