蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

俺がいなくて大丈夫か?

2008-07-31 21:34:07 | Weblog
今日から、また新しい現場で、工事が始まりました。

いつものように、水回りの5点パックの工事で、住宅設備はほぼ新しくなります。
今日は一発目のお風呂の解体で、明日には新しいお風呂が入ります。

今回の現場は、お客さんが住んでいない、現在、空き家の工事現場です。
いつも、人のいるところでの工事なので、なんか新鮮です。

お客さんは、「もう、好きやってくれ!」と言う感じで、信用されているんだか、投げやりなんだか、わかりました、任せてください、と言う感じです。

工事の方もさることながら、今日から社長さんはご旅行に旅立たれました。
何でも奥さんの実家の佐渡島に渡って行ったそうです。

結構、離れてますね。
北海道から佐渡島までの間を一泊二日で帰って来ると言うのですから、本当にせっかちな旅行です。
別に一週間くらいゆっくりしてくれば良いのに、特に急いで帰って来る必要は無いんですがね。多分、これは社員全員の本音な意見だと思います。

今日の朝9時には出発して、その後、誰か彼か、各社員に電話が30分ごとに鳴らしていました。蛇口屋の所にも、今日だけで6回電話が掛かって来てましたね。

内容は、「俺がいなくて大丈夫か?」
と言う。特に具体的な内容の無いものでした。

正直、「社長がいないので大丈夫です」と言うのが本音なんですが、こういう言い方をすると、多分、半年はすねてしまうので、「社長がいなくても何とかやっています」みたいな言い方が喜ばれるようです。

本当に、子供の相手は疲れます。

一番、電話を鳴らされたのはA山で、昼休み中、おちおち昼寝も出来ないくらい電話を鳴らされているみたいです。
営業は平均的にこの意味のない電話の攻撃に遭っているみたいですね。
かえって、会社にいるときの方が、電話が鳴らなくて、動きやすいと、A山を含む営業の面々は言っていました。
そうでしょうね、ただ漠然と、「大丈夫か?」なんて尋ねられて、特にお客さんの前で、電話が鳴ると、正直イラッとしているみたいです。
お客さんの前で営業しているとき、見積書を書いているとき、車の運転中、トイレで踏ん張っているとき、ちょっとさぼって昼寝をしているとき、ご飯を食べているとき、「大丈夫か?」という電話は営業さん達へ降り注ぐように掛かって来るらしいです。

だから、社長が帰って来ると、営業さん達は、「もう、社長、何処にも行かないでください!」と懇願するらしいです。

社長としては、「こんなに頼りにされている俺は、長い旅行なんて無理だな、本当に仕方ない奴らだ」と、自分の存在意義について、揺るぎない自信を感じているみたいですよ。

まあ、蛇口屋達、職人からしてみれば、日常な出来事なんで、遠巻きに被害を被らないように眺めています。

多分、この時間になって、仕事を終わった営業さん達にあれやこれやと一貫性のないつじつまの合わない指示を出していると推測されます。

ホント、この会社で営業なんてやってられないなよ、なんて想いっている蛇口屋でした。



毎日フランス料理!!

2008-07-30 22:15:00 | Weblog
ビールの美味しい季節になって来ましたね。
多分、もう本州の皆さんは夏本番を迎えているはずですが、北海道はもう一息。
今週の週末も予報じゃ雨みたいで、今ひとつカラッとしませんが、日中はそこそこ良い温度で、本当にビールでもゴクゴクとやりたい気分になってきます。

蛇口屋、下戸なんですが、酒屋のジョッキの生は大好きなんですよね。
出来れば、モルツが希望です。

ちなみに、ミスド(ミスタードーナツ)ってビールに合うと思いませんか?
蛇口屋だけかなあ…
誰もこの取り合わせに賛同してくれる人はいませんが、蛇口屋だけは、ベストセッションだと、そう思いこんでいます。

さて、今日は、タカラのシステムキッチンを取り付けて来ました。
月曜日から始めた工事で、
初日に80センチの吊り戸棚を取り付けるために、10センチほど天井を上げて、古いキッチンを撤去して、二日目に、クロスなどの内装工事、水抜き栓を取り変えながら、給水給湯排水管を移設して、三日目でる今日、新しいキッチンを取り付けました。

システムに組み込まれた内容は、IHヒーターで、食洗機付き、電動吊り戸ストッカーと、足下ストッカーが付いて、それはもう、要塞の様なキッチンになっていました。

まあ、台所は、奥様の戦場ですよね。

その要であるキッチンが全く新しくなって、奥さんもウットリと見つめていました。
本当に、奥さんの希望というか、願望と言うか、欲望が形作った、理想のキッチンだそうで、当初、計画していた工事金額の遙か倍の金額になっていました。

夕方お帰りになったご主人は、「これだけ凄いキッチンを付けたんだ、毎日フランス料理でも出てくるんだろうなあ」なんて、軽口叩いて、「貴方の給料じゃあ3日も持たないわ」って返り討ちにあっていました。

このキッチン、奥さんがパートでコツコツと貯めたお金で出来ているという話しです。
強いなあ、奥さん。

ご主人、これ以上、余計に被弾しないように、そのまま座る事無く、犬の散歩に行ってしまいました。
そのまましばらく帰って来ませんでしたね。

きっと犬に慰めて貰っているんでしょうね。

あまりに多い電動オプションやら、設備やらで、今日一日で工事は終了しませんでした。
今日の所は、形だけ作って終了とさせていただきました。

本日の終了は、夜の9時。明日もまた、遅くなりそうな蛇口屋でした。


配管の凍るお宅。

2008-07-29 22:10:55 | Weblog
今日は、一日床下の住人でした。

給水の水抜き栓を交換して、立ち上がりからの配管を変えて、排水を変えて、食洗機用の排水管を作って、ようやく床下から逃れたと思った頃には夕刻の5時、その後、換気扇用の穴を開けて、配達されて来たキッチンを家の中に入れるだけ入れて、何とか終了したのが、7時半、その後、帰って来たご主人に質問攻めに会い、家路についたのは、もう、8時半を回っていました。

なんか、最近、ハードです。

最近、この時期になると、エステリア班は若干ヒマになるのだそうです。

今日も、蛇口屋の現場に、大きなトラックで、僅かなゴミを取りに来てくれていました。

床下にいた蛇口屋は、通気口から気さくに声を掛けて、みんなから不気味がられていました。「うっす!」とか、普通に声を掛けてみたら、本気でびびっていたみたいです。

そんな中、床下にいる蛇口屋に、奥さんから、「この家の配管、凍るんですよ」って言ってました。蛇口屋が見る限り、普通に配管されていて、保温もきちんとグラスウール保温筒も巻いてあったし、そんな問題のある工事には見えませんでした。

実は、蛇口屋の会社以外で、何社か見積もりを取った他社では、例外なく、配管も替えないとダメだと言われたそうでした。

特に、このお宅で7年前にユニットバスを取り替えたリフォームやさんでは、強くその事を言っていたそうです。

そうか、凍るんだ…、ちゃんと見て、何とかでいる物ならなんとかしてみよう。と思った蛇口屋は奥さんに、「建てた当初からこんな問題のある配管だったら、大変だったでしょうね」って言ったら、「建てた時は凍らなかったのよ」っと奥さん。聴くところによると、ユニットバスを変えてから、凍るようになったと言う話でした。

なんだ、原因があったんだ。

その会社も、そんな工事していながら、よく配管替えの工事なんて進められたなあ、と感心してしまいました。

奥底まで、床下に潜ってみると、問題のユニットバスの下を確認すると、断熱材がほとんど、どの方向の壁にも入っていなかったですね。

これは凍る、と言うか、ユニットバスも相当寒かっただろうと推測されます。

今回の工事でなんとか出来ないかなあ…、
関係ない工事だから、別に良いって言えば良いんですが、なるべく何とか出来る物なら、なんとかしたいなあ、と考える蛇口屋でした。

やっぱり、お金出して立派にするんだから、お客さんに満足してもらいたいですからね。



水回り5点パックの工事です

2008-07-28 21:54:39 | Weblog
 今日からまた工事が始まりました。
水回り5点パック。
うちの会社にしては大きな工事で、住宅の設備を概ね全部取り替えて新品にする工事です。工期はだいたい1週間くらいですね。

先週、ブログをお休みにしていただいた間も、この水回り5点パックをやっていたんですが、そのお客さんがA山のお話を丸呑みしていたモノですから、それを全てひっくり返す蛇口屋に対して強い不信感を抱いて、工事二日目には、一時、工事が頓挫する事態に陥って、久しぶりに、「ああ、もう、ダメかもしれない…」と思った物でした。

本当に、何十年ぶりだろ、あんな『分からず屋』を見たの。
もう、まさに、キンブオブキングな分からず屋ぶりで、とにかく最初に決めた通りに工事をしろ! って具合で大変でした。

給水管た排水管の点検の為の、点検口だというのに、何故かそれらの配管とは全く関係のない場所に付けろと言い出し、どうして? って尋ねると、「A山がそう言ったからだ」と怒鳴られました。

だから、A山はそのときのノリで話しているだけで、配管の経路だとか、そんな事を考えている訳じゃあ無いんで、好き勝手に言っているだけです。

本当に、水曜日くらいまでは地獄の様な日々でしたが、その日の午後には、圧倒的な味方を手に入れた蛇口屋で一気に巻き返しに掛かりました。

その家の奥さんを味方に付けたんです。
奥さんの方がご主人なんか比べると、よほど話の分かる方で、しかも、目力だけで、旦那の方を沈黙させる能力の持ち主でした。

ほぼ蛇ににらまれたカエルみたいなご主人でしたよ。

まあ、最後には分かり合えたので、工事としては満足の行く物を提供できたことが嬉しかったですね。

でも、連日、あと30分で次の日って言う時間帯に家に着いていた状態です。

もうね、こうなると、きっと誰かが、蛇口屋の受験の邪魔をしているような気がして、なんか、余計に勉強に燃えてましたね

先週の現場に比べたら、今週の現場は本当にやりやすいですね。

でも、気を抜かないように頑張りたいと想います。


振り向けば異なる回路…

2008-07-27 17:06:07 | Weblog
結局、単線図から複線図に出来ないままの挑戦になりました。

まずは涙の報告です。

今回は、今回こそは自信を持って実地テスト受験の失敗を伝えます。
科学と違って、もしかしたらという可能性が望めないだけ、男らしい試験です実施テスト。
何をやったか自分自身の指先が覚えています。

一応、13問題は覚えたつもりで、実技テスト自体は、30分程度で完成したんですが、今思い出しても、多分、蛇口屋、回路間違えて作っていると思われます。

なんて言うかな、こう、集中しすぎて、気がついたら、「あ、この問題かあ」と、図面を一瞥しただけで、頭の中の回路に没頭。
完成して、終了して、回収を待っている間に初めて回りの方々と見比べてみると、全く違った回路を作り上げている蛇口屋がいました。

13回路覚えるは覚えたんですが、全てが頭の中で混合して、オリジナルな回路を作り上げてしまっていたようです。

見た目には、もんだいは完璧にこなしているんですが、電源入れると、多分、違う効果が現れる造りになってます。

まあ、蛇口屋らしいって言えば、それまでですけどね。

ホント、帰りの電車の中では、がっかりだったよな。

もういいさ、なんて呟いて見たりもしてましたよ。

ホント、実技テスト、毎日とは言わないから、年3回くらいあれば良いのにと、想いもしました。
来年の試験は学科の免除があるので、まあ、学科拾っただけでも蛇口屋にしてはラッキーなんですけどね。

永いなあ、来年の6月まで…。

問題を開いて、正直、楽勝!! とか思った自分を忘れたいですね。


まあ、何はともあれ、今年の蛇口屋の挑戦にひとまず、一つの節が入りました。
第二節はもうそこまで迫っています。

今度は1級管工事試験。

現状の蛇口屋の中身では無謀な挑戦の様な気もしますが、ひとまず、真摯に取り組みたいと思います。

それにしても、第2種電気工事士は大変楽しめました。受験も、勉強も。

また来年頑張りたいと思います。
ひとまず、目標は、「図面を良く読む」ですね。
人の話を聞かない蛇口屋には少しハードルが高い気もしますが、頑張ります。

来年は、実技テストが取れたら、電検3種とかも受けてみようかなあ…。
ちょっと電気に力を入れてみようと、無謀な挑戦は続けてゆくつもりです。


ちょっと来週はお休みしますね。

2008-07-19 20:34:15 | Weblog
今日、水回り5点パックの工事の引き渡しが行われました。

結局、玄関ドアと居間の大きな窓の工事を合わせると、300万以上の金額だそうです。
お客さんも満足されていたらしく、クレームも無かったとか。

いろんな意味で苦労しましたから、なんか、ホッとしました。

来週の頭から、また大規模な設備改修工事が入って来ますから、再び頭を切り換えて、やって行こうと思います。

それに、来週は、第二種電気工事士の実技試験が控えてますから、蛇口屋、ちょっとせっぱ詰まって来ています。

蛇口屋ね、単線図を複線図に出来ないんですよね。
なにか、こう、余計にこんがらがってしまいます。

ああ、もう時間が無いというのに、大丈夫かなあ…。

それにしても、今まで、露出コンセントの配線なんて、結構、接続端子に銅線の輪を作るのが面倒臭い感じがしてましたが、つい最近、買ってきたオーム社の教範に書いてあるとおりにやってみると、もう面白いくらいにクルンって、綺麗に輪ができるんですよ。

ホント、癖になりそうです。
まだ、あんまりやってないけど、練習して、配線していると、「配線ってこんなに面白かったんだ」と知ったことだけで、今回、受験した意味があったような、既に目的は果たされた様な気がします。

まあ、それでも、やるべき事を来週一週間で、やっておかねばと思っているんですけどね。

来週、とうか、今から配線に集中して行こうと思います。

また、蛇口屋はちょっとお休みさせていただきますね。

来週の日曜日、試験会場から帰ったら、愚痴でも書きつつ再開させてさせていただきます。

そのときは皆さん、暖かな目で見守ってやってくださいね。

では、皆さん、第二種電気工事士の技能試験終了後、またお会いしましょう。
ちょっと頑張ってきます!


座ったら見上げるトイレです。

2008-07-18 20:51:16 | Weblog
今日は、トイレの工事に行ってきました。

蛇口屋のいつもやる工事は、小さく床を開口して、排水管をずらして、床を補修して、新しいクッションフロアを床に貼って、トイレを取り付けると言う内容で、その後やってくるクロス屋さんの工事を除けば、概ね昼過ぎには終わってしまう、なれてしまえば、非常に簡易な工事です。

今回の工事もそんな流れで、終わったら誰を手伝いに行こうかなどと、画策しつつ、現場を訪れてみると、そのお宅のトイレのドアを開いた瞬間、一瞬、なんか目眩がした蛇口屋でした。

なんか、こう、クラッと、視線を突然上へと持ってゆかれた気分です。

間の前の空間が歪んでいる気がして、なんか、トイレがアッパーな感じに、顎を突き出している感じに見える。

お客さんに尋ねると、なんと、床が1300ミリの奥行きに対して7センチも下がっているとか。

ああ、もう、便器が上向いちゃってるんですね。良くこうなるまで我慢していましたね。
え? 公園が近いから? ああ、そうですか。

それにしても、見積もりの段階で、既にこの状態だったはずですから、この斜めっている床の状態で、いつもの様にトイレを取り付けろと言うのかA山…。

電話で確認すると、「問題ないでしょ?」とライトな返事。

問題山積だよ。

もはや他人事なA山の存在は、最初から無かった方向で、蛇口屋は考えます。

いやあ、ホント、どうするかだな…。

ちょっと床鳴りがする、とか、なんか床が沈む、とか、点検口をつぶす、とかだったら、サービス工事で良いけど、このトイレの床の全替え、多分、ネタから、基礎から、全部って言ったら、巾木も関わって来るし、中に敷いてある断熱材も全部取り替えだなあ。

しかも基礎から大引きを乗せ直して、全部取り替えるとなると、時間も膨大にかかってしまいますね。

導き出された答えは、追加料金が必要だという事です。

簡単に見積もって、すっぱり、30000円の追加で、完全な工事が出来ます。
って言ったら、ご主人は快諾してくれました。

ご主人は、この状態でトイレを取り付けられると言ったA山の営業の方がおかしい。と、蛇口屋思考に沿った考え方をしている方でした。

良かった、常識が通用する。

今日は、軽くトイレの工事だなあ、なんて思っていた蛇口屋でしたが、意外に楽しめる工事になってしまいました。

明日も確かトイレですねえ。

見積もりはA山ですから、油断なんてできませんよね。

工具が揃いました!

2008-07-17 20:13:12 | Weblog
今日は、雨降りの北海道で、蛇口屋の現場だった千歳市も時折、強い雨が降って来てましたね。

今、蛇口屋は会社から支給された制服を着て作業に当たっているんですが、この作業着、水に濡れると最悪で、重いし、まとわりつくし、中々乾かないしで、もう、本当にこういう日には心が挫けて来ますね。

蛇口屋専用スーツでも買おうかなあ、なんて考えている今日この頃です。

そんな中、ようやく蛇口屋にも、第二種電気工事士実技試験への工具がそろいました。

結局、ホーザンP-956は実費で買ってしまいましたね。
なんか、もう、我慢できませんでした。
この前、ER谷係長が実技テストを受ける際に、買ったばかりの品物ですから、二度続けて同じモノを買えば、もうバレバレですよね。
材料屋からの納品書を見つめるのが趣味な社長にばれてしまうのは時間の問題です。
絶対、何で同じ工具を二つ頼んでいるんだ
今回、蛇口屋の電気工事士受験は会社には内緒なので、まあ、仕方ないって所ですね。

でも、圧着ペンチは、会社のお金で、意味もなくクロームメッキの一番高いヤツを買い求めました。
なんで、わざわざメッキの方を買ったの?って聴かれれば、格好いいから、としか答えようがありません。
蛇口屋は、常に、かっこよくてイカした工具の持ち主でありたんです。
何事も形から入りますから、中身じゃなくて、器が人を作ると言う考え方の支持者です。

今日から、せっせと配線の練習ですよ。

制限時間が40分しか無いんです。

被服の剥き方一つにしても、よりスピィーディーに、正確に、が求められる訳です。

なんか、ネットサーフィンして、電気工事士受験体験を読んでいると、皆さん、時間に泣かされている人が多いみたいです。

蛇口屋もそうならないように、1に努力、2に努力、3・4が無くて、5に工具ですよね。

なんとか使いこなせるようになって、あわよくば受かりたいモノです。

な、なんて事!!!

2008-07-16 20:03:15 | Weblog
最近、悲しい事件が起こりました。

仕事じゃないです。仕事は火を噴くくらい順調です。

どんな具合かと言うと、まあ、覚悟はしていたんですが、ついにその時は来てしまったかと、そんな感じの蛇口屋です。

何が起こったかと言うと、蛇口屋のメタルブルーな相棒、iPod miniの曲数が許容量に達してしまいました。

もうこれ以上は一曲も入らないという状況です。

もうパンパンです。ちょっとでも傾けたら、最近落としたばかりの平井堅がこぼれ落ちそうです。

先ごろ、iTuneで曲をダウンロードして、iPodに落としたら、蛇口屋の作り上げたプレイリストが全て取り払われ、無理矢理に押し込んでいる様な状態で、ようやく一曲を落とした様な状態になってしまって、それ以来、全ての曲をシャッフルで聴いている蛇口屋なんですよね。

969曲目で、ついにいっぱいかあ…

一応、1000曲はいるって話で、そんだけあれば10年くらいは持つだろうと思っていましたが、たった3年にも満たない僅かな時間でいっぱいかあ。
なんか、感慨深いモノがありますね。
最近、調子に乗って、昔好きだった曲とか、葉加瀬太郎とかYUIとかガンガン入れていたものね。
まだヒッキーの新しいアルバム入れてないなあ。

知り合いや女房に相談すると、『聴かない曲を消して、要領を増やすといいよ』って言いますが、蛇口屋、これだけ曲を入れていて、聴かない曲って無いんですよね。

自分で入れているから当たり前かも知れませんが、みんな良い曲なんですよ、蛇口屋のiPodに入っている曲。

これのどれかを消してしまうなんて、蛇口屋にはとても出来ません。
絶対に無理です。
iTuneのライブラリを見つめては、何を消すかなんてそんな大それた事は出来ないと、呟く蛇口屋です。

最近、美空ひばりとか、iTuneで落とせる様になっているんですよね。

ああ、欲しいなあ、川の流れように、とか。
がけの上のポニョもなんか癒されそうだし、ゴーンジャーの新しいアルバムも出てるし、増える要素こそあっても、減る要素なんて一つも無いです。

地球にやさしめな蛇口屋ですが、この問題に付いてだけは、大量消費な非エコです。
どちらかというと、エゴです。

もうこうなったら、もっと要領の大きな新しいモノを手に入れるしかありません。
ひとまず、女房に相談してみよう。

今のiPodは画面もカラーで見やすいんですよね。
今度の色は、グリーンが良いなあ。


不適材不適所

2008-07-15 21:37:53 | Weblog
流し台の取り付け工事をしてきました。

普通なら、設備屋さんである蛇口屋は、配管とか、食洗機の設置とかをしながら、適当に手伝っていれば良いのに、今日から仕事を始めたキッチンの組み立て屋さんと一緒だと、もう、ほとんどメインで行かないと、工事の終わりが全く近づいて来る気配さえ見せてくれません。

実は、今回の組み立て屋さんは、うちの会社の社員で、つい最近、タカラの組み立て講習に参加して、技術を学んできたばかりの、本来はエクステリアの方です。

つまりは、超初心者。

歳は食ってますが、かなりの新人くんです。

元々、建具屋さんで仕事をしていた事があるらしくて、そんな経歴を持つ彼に、社長は期待している様でした。

蛇口屋は、もう、現場でハラハラしっぱなしでしたけどね。

吊り戸棚の固定では、適当にビスを刺しては、ちっとも利かないモノだから、吊り戸棚は無駄に穴だらけにするわ、吊り戸棚と吊り戸棚の接合に、隙間が出来ても気にしないわ、900ミリの吊り戸棚で、利いているビスが一本でも、大丈夫って言い張るわで、もう、本当に、蛇口屋はイライラしっぱなしでした。

社長には、「いいか、彼に全部、任せるんだぞ、蛇口屋は手を出すな」って言われてたんですが、なんか、こんな風に、高価なシステムキッチンを取り付けられるお客さんが気の毒で、3時くらいまでは我慢したんですが、3時半を過ぎる頃には、もう限界で、ついには吊り戸棚を吊る所からやり直しを命じて、完成が、夜の8時。普通にやれば、4時過ぎには終わって、蛇口屋はその隙に、他の方向の仕事で、残工事を手がけられる筈なのに、今回は付きっきりで、全く手の空く様な時間はありませんでしたね。

本来なら、今日はシステムキッチンが終わったら、途中まで工事をしていたこのお宅の2個目のトイレを終わらせたかったんですが、もうそれどころじゃありませんでした。

ほとんどの工程が二度手間で、もっと遅くなるとは覚悟していたんですが、割と早く終わって良かったですよ。

以前から思っていたんですが、この新人のシステムキッチンの組み立て屋さん。

どう見ても、建築、というより土木向きなんですよね。

多分、そうだから、建具屋さんを辞めていうちの会社でエクステリアをする事になったんだろうなあ、って思っているんです。

本当に、うちの会社の社長の不適材不適所は本気で感心します。
まあ、一番のミスキャストは、社長、本人に他ならないと、確信している蛇口屋でした。