庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

本場茂木ビワの花が咲き始めました。

2018年11月11日 | 庭の花たち

ビワの本場 長崎の茂木ビワの実生苗に花が咲き始めました。


毎年5月にいただく茂木ビワです。この種を蒔いた実生苗に今年も花が咲きました。
現地では摘果して、ひと房の実の数を3~5個くらいと少なくして、袋をかけるそうです。だから、こんなにおいしい実ができるのです。

しかし、我が家では

昨年の実生苗の初成りです。摘果も袋掛けもしませんので、大きさも味もはるかに及びませんでした。当然なことですが。
それでも味が本場ものより濃くておいしいと負け惜しみを言いながら食べました。


今年はもうちょっとおいしくなってくれるのではと期待しています。


蜂さんも受粉のお手伝いに来ていました。


花の付き方も昨年よりたくさん咲いて、木もしっかりしてきたし絶対においしいです。
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シュロガヤツリの発根

2018年11月10日 | 庭の花たち

いけばな展のシュロガヤツリをじっと見ていたら、水に差しておくと発根するとおしえていただきまして、わざわざ展示の予備に保存していたものをいただいてきました。一カ月前のことでした。


コップにさしておいておよそ一カ月。水の中に白い根が伸びてきました。


シュロガヤツリの発根した様子です。


発根したシロガヤツリを鉢に植えました。耐寒性はあると説明されていますが、2℃以下にならないようにともあり、冬は屋内が無難のようです。

シュロガヤツリの原産地はマダガスカルで、観葉植物として持ち込まれ、栽培されたものが逸出したものが西日本の河川敷などで見られるそうです。

大型のカヤツリグサの仲間です。特別講座 楽しい自然観察で先生が持ってきてくださり名前を知ったものでした。
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ナカガワノギク開花 イトラッキョウ満開 タマムラサキ アキグミ ノジギクなど

2018年11月09日 | 庭の花たち

ナカガワノギクが咲き始めました。

蕾の時は紫色でも咲くと白です。ナカガワノギクの特徴は葉が流線形。川の岸に生えていて大水の時に冠水しても水の流れに対して抵抗が少ないためとか。また根もしっかり張っているようです。奈良のネット友人からいただきました。自生地は徳島の那賀川の限られた流域のみだそうです。


イトラッキョウが満開です。

長崎の野草マニアの方がお持ちのものを友人から頂いたものです。限られた山の岩場に生えているそうです。


タマムラサキが咲きました。ヤマラッキョウの一種ですが葉が幅広くニラの葉のような形です。

九州地方に自生しているそうですが、神奈川県にも自生があるそうです。


アキグミの挿し木についていた実が赤くなりました。

9月中旬に挿し木したもので、その時はまだ小さな実でした。アキグミは変異があって、葉が薄く、茎葉ともにかなり白っぽいものと、このように葉が厚くて茎葉ともに茶色のもの、さらには葉が厚いがもうちょっと白っぽいものなどがあります。


ノジギクも咲き始めました。自生地は関西以西のようです。今年の庭では元気がありません。真夏の炎天乾燥と台風の影響でしょうか。築山では厳しかったようです。
同じ築山に植えたシマカンギクはほぼ全滅です。
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秋のスイーツ三種が揃ったお店見つけた。新芋、新落花生と栗のスイーツがうまい!

2018年11月09日 | グルメ

秋のスイーツといえばサツマイモが定番。でも、意外や意外。新落花生も秋のスイーツなのです。
落花生の甘露煮とサツマ芋の甘露煮をミックスした 『落花生飴 芋あわせ』は見逃せない。

『落花生飴 芋あわせ』こそスーツ中のスイーツでしょう。

さらに秋の味覚の頂点は栗。栗の甘納豆は甘納豆中の甘納豆。

ひとつのお店で3つの秋の味覚に出会えるとは何と幸せなこと。
11月七日に小田急沿線 鶴巻温泉駅前(北口)で見つけました。  

(有)芳甘菓甘芳鶴巻駅前店 19時まで営業
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矢倉沢往還でニッケイに出会う。

2018年11月07日 | 野草を訪ねて

薄暗い森の中で葉脈が3本目立つ葉を見つけました。もしかしてと近寄って葉の香りを確かめると強いシナモンの香りがします。なじみのない木なので自信がありません。

神奈川の息子夫婦を訪ねて、ついでに近くの矢倉沢往還を散策しました。ヤブマメ、タンキリマメ、マルバノホロシ?、リュウノウギク?、オニシバリ、ヤブレガサ、ヤマユリ、サネカズラなど自然がそのまま残っている軽自動車がやっと通れるくらいの細い道です。
奈良時代の官道とさて整備され、江戸時代には裏街道としてにぎわったとか。


出会ったニッケイの木は右の杉の木の左側の細くてまっすぐな木です。まだ若そうな木ですから、せいぜい10年か。20年はいかないでしょう。

自生地は徳之島など南西諸島の一部で、本州にも植栽された木が稀にあるようです。もし、植栽なら、なぜこのような暗い森の中なのか?
それとも実生なのか。なぜ種がここに?。謎の多い場所です。


葉裏にはわずかに毛があるということですが、拡大してみたらありそうでなそうで。。


葉柄が枝につくところが、扁平になるのはヤブニッケイ。
ニッケイは若い枝は青色。ヤブニッケイは緑色。
という説明を見つけてニッケイと思いました。


側脈は葉の先端近くまで達するとのこと。
またかむとニッケイの甘い味がするとのことで、噛んでみました。甘みを強く感じました。
それでこの木はニッケイと確信しました。

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梅の都 水戸市のマンホール蓋

2018年11月05日 | 水戸の梅

梅の都 水戸市のマンホール。もう早咲きの白梅が咲いています。

早咲き梅は12月に入ると本格的に咲き始めます。12月と1月は咲いた梅を探し求める探梅の時期です。
2月後半から3月上旬は早咲き梅と中咲き梅が満開の賞梅の時期。
3月後半は豪華な梅が咲き、3月いっぱい楽しめます。最後の送梅までお楽しみいただける水戸の梅です。
今シーズンの水戸の梅まつりは平成31年2月16日(土)~3月31日(日)です。
会場は偕楽園と弘道館です。みとちゃんがお待ちしています。

偕楽園と弘道館 水戸の梅まつりにお待ちしてます。
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偕楽園の梅が2本開花。 チャボ冬至と冬至梅 2018年11月1日

2018年11月01日 | 水戸の梅
 チャボ冬至
今日は何か胸騒ぎがしたので、偕楽園に行ってみました。先日1輪だけ咲いていた梅は麝香梅でしたが、すでに花は跡形もなく散ってしまったようです。ところが東門の近くの早咲き梅のチャボ冬至を見上げると、なんと咲いているではありませんか。それも1輪だけではありません。4~5輪はすぐに見つかりました。
早速梅の担当者根本先生にメールでお知らせしますと、すぐに見に来てくれました。

根本先生が確認しますと10輪は咲いているようです。







この度の開花は単発ではなくて、後続の蕾も膨らんでいます。写真の中央と左側の蕾も膨らんでいます。

 1026麝香梅
また10月26日に開花していた麝香梅のように、麝香梅本来の花の形とは違和感のある花ではなくて、チャボ冬至本来の花に近い花と見えました。というわけで、26日の麝香梅は狂い咲きで、本日11月1日のチャボ冬至は記録的早い時期ではあるが、梅の開花宣言をしてもよいかなと思います。

 冬至梅
梅林中央の十字路でも咲いているのではといってみますと、1本の冬至梅が咲いていました。この花は冬至梅本来の花に近いし、こちらも開花宣言したいと思ったのですが、

ふたつ目の花を見つけると、これは麝香梅の狂い咲きにも似ているような。
今年の開花は例年より1カ月も早いので、狂い咲きと言ってしまえばそれまでですが、チャボ冬至は本来の花形で、冬至梅も一つは本来の花に近いということですから、狂い咲きの要因も無いとは言えませんが記録的に早い開花宣言としましょう。

今日花を確認した冬至梅は早咲き梅が十字路の四方にある、4本のうちの1本です。
雑草はここを密かに「早咲き十字路」といいます。
今日花を確認したのは写真の十字路の右手前です。昨シーズンは十字路左向こうの冬至梅が先でした。
そして右向こうの八重冬至、左手前はちょっと離れたベンチ傍の実生野梅も早咲きです。

ところで、チャボ冬至も冬至梅もいずれも冬至のころ咲くという意味の名前ですが、特に今日花を確認したチャボ冬至については偕楽園で常に一番花を競い、12月初めには咲いていました。今年は11月1日開花確認です。
そこで初めて雁が来るころ、つまり初雁のころ咲くという「初雁」という超早咲き梅があります。やや小型の一重の白梅です。
初雁という時期は10月中旬ころらしいのです。なぜかこのチャボ冬至の名札の梅の木はもしかしたら初雁ではないかと考えてしましました。そう考えると花も初雁に似て見えてきます。
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