偕楽園で今シーズン5本目に開花した梅の花です。一重の白梅ですが、品種名は不明です。
場所は田鶴鳴梅林です。先の八重寒紅の開花記事で21日に吉田さんがコメントのタイトルで開花を知らせてくださったのに、今日お会いするまで気が付きませんでした。吉田さんいつもありがとうございます。
萼がかなり緑色をしています。でも正規の花も萼に緑色が混じっているようです。それにしても緑が多く、形も萼が葉化し始めたという感じ、大きいですね。やはり狂い咲きの要素はあるようです。
画質が悪いですが、2010年撮影の花です。
2010年2月25日撮影です。雑草はこの梅の木にはこれまで注目していなかったので花の写真がありません。この写真は偕楽園のデータをパソコン画面で見たものをデジカメしたものです。
咲き始めた蕾もいくつかあるようです。
やはり狂い咲きの要素がかなりあるように思われます。
なお、この梅の木は偕楽園の梅担当者の根本さんが注目されている木と吉田さんからお聞きしましたが、その木は別の木でして、この梅の木の近くにあります。ご参考に根本さんが注目されている梅の木の写真をアップします。花は偕楽園のデータからです。
薄いピンク色の美しい花です。2010年3月16日撮影。
葉も錦性の枝の場合はこのように黄色い斑が入りとてもきれいです。梅の実もきれいです。2017年5月12日撮影。
先に咲いた八重寒紅はすでに花が弱っていました。
咲きかけていた蕾は以前と同じ状態です。もしかして開かずにしおれるのでしょうか。
花が開いても早々にしおれたり、散ったりする。また開きかけたまま止まってしまいそうなのはやはり狂い咲きのためかと思われます。
チャボ冬至は先に咲いた花は散ってしまったようで、新しい蕾が膨らんで白い花弁が見えていました。このチャボ冬至は今は花が散るのは早いですが、次々と新しい花が咲くようです。この木はもともとが早咲きなので、このまま狂い咲きから正規の花へと切れ間なく花が咲き続けるかもしれません。
梅の開花予想について。
今回の寒波は最低気温2度の予報だったので開花スイッチが入るか入らないか微妙。できればもうちょっと低くなればよいと思っていました。
今日が底で明日から若干気温が上がる予報です。
実績は21日2.1度 22日5.9度 23日2.4度 でした。スイッチが入るにはちょっと高めです。
開花スイッチは入らなかったかも微妙ですね。
もし開花スイッチが入っていれば12月1日くらいに咲き始めるでしょう。もし開花スイッチが入らないとすると、次のチャンスは週間天気予報から12月1日ころ開花スイッチが入るのではないでしょうか。
次の開花スイッチの入るチャンスは
明日からの最低気温の予報によると
24日5度 25日4度 26日3度 27日5度 28日4度 29日1度 です。29日がチャンスです。
29日に開花スイッチが入れば12月8日の名工による剪定見学会には花が咲いていることでしょう。
開花スイッチは全部の梅の木に一斉に入るわけではないですから、11月21日に入る木もあるかもしれません。
また11月29日に入る木があるでしょう。というわけで開花予想としては12月1日ころと12月8日ころに開花する可能性が高いということでしょう。