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庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

汚れのない白い八重ツバキが開花 ヤマコウバシの紅葉など

2018年11月18日 | 庭の花たち

純白の八重ツバキが1輪だけ開花しました。何の汚れもない純白です。


品種名はわかりません。ネットで調べると白角倉に似ているようにも思われます。


このツバキは水戸市植物公園ができるまで、現在東部図書館と公園になっている場所にありました苗木畑を閉鎖するときに頂いたものです。

以来我が家で花を咲かせてきましたが、開花は冬に入ってからのために花が痛んでしまい、このようなきれいな花が見られることは滅多にありません。


庭のヤマコウバシが紅葉真っ盛りです。ヤマコウバシは紅葉が終わって葉が枯れても落ちることがありません。冬の間中枯葉をつけていて、落葉するのは木の芽が出るころになります。

このヤマコウバシはミヤマガマズミと抱き合わせて植えてあります。それは、ミヤマガマズミが単独では夏の日照りなどによって弱ってしまうのを防ぐためです。ミヤマガマズミはヤマコウバシと抱き合わせになってから実をならせることが多くなりました。
このことから森を形成することによって木々が元気になることがわかります。


ノジギク

シマカンギク
今年の天候異変で激減してしまったノジギクとシマカンギクですが、ようやく盛んに咲き始めました。


シマカンギクの隣に、ノジギクよりひとまわり小さい白花が咲いています。このようなノギクは植えたことがないのです。考えられるのはシマカンギクとノジギクの交雑したものではないかということです。

コメント (2)
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秋色自然観察会 花園渓谷の猿ヶ城渓谷へ 市公園協会

2018年11月18日 | たのしい自然観察

好例の市公園協会による自然観察会。今回は北茨城市の花園渓谷 猿ヶ城渓谷です。
始点標高約570m 終点標高約780m 標高差約210m 距離約3.7km 標準歩行時間1時間のところを3時間かけての草木の観察会です。これでもゆっくりというわけではなく、講師の先生の説明を聞きながら写真を撮るのは至難の業。どうにか見えるものだけ思い出に。


コボタンヅル。この度はコバノボタンヅルと比較したかったので楽しみにしていました。ところが、コボタンヅルのあった広場は駐車場になってしまいました。刈り取られた株から若芽がでていたものです。ひと芽だけいただいてきました。
下はコバノボタンヅル(参考)

参考:コバノボタンヅル


タマアジサイ。


シシガシラ


チドリノキ


コアジサイ


ホオノキの実が落ちていました。持ち帰って植物画を書いている級友へお土産に


カンスゲ。スゲの中でカンスゲとミヤマカンスゲはわかります。ミヤマカンスゲは子供の時に冬場のウサギの餌にするために谷川へ採りに行きました。カンスゲの葉は硬く、ミヤマカンスゲの葉は見た目似ていますがやや黄緑がかって柔らかい。今回は有りませんでした。


シシガシラの胞子葉


アズマヤマアザミ


コシアブラ 春の山菜


タカノツメ


コナラ 


ミズナラ 葉柄がほとんどありません。


キンミズヒキ


オトコヨウゾメ


シロヨメナ


ミツバアケビ


紅葉はもう終盤です。


ツルアジサイ 鋸歯の細かさでイワガラミと区別できます。


フトボナギナタコウジュ


カメバヒキオコシ 葉が亀の姿に見えます。葉先は亀の尻尾。


オシダ


ヤマウルシ 危険触るな。


ミヤマヤシャブシ


タラノキ


サルトリイバラ


ハリギリ


ボタンヅル


タマブキ


マルバノホロシ


イヌトウバナ


ウバユリ


オクモミジハグマ


紅葉


栄蔵室登山口 昔、栄蔵という猟師が室を作って住んでいたという。県境の山を除いた独立峰では茨城県の最高峰882m。2番目が筑波山で877m。ブナ林は関東随一。 熊注意の表札あり。一同緊張。

熊が出た。

熊はクマでもクマイチゴでした。


悪乗りしすぎとノリウツギ


ヒヨドリバナ


サルナシ


ブナ


オノエヤナギ


バイカツツジ

雨情歌碑

遠く朝日は海よりのぼり 千里奥山夜があける



遥かに高い梢にヤドリギ。目いっぱいズームし、なおかつデジタル2倍で撮れました。実がいっぱい。


観察ルートの終点。1班の皆さん。 3班の構成で各班12名と講師と公園協会の方でした。


猿ヶ城渓谷のクランクカーブを切り替えなしでバスが通り抜けたときは皆さん拍手でした。


水沼ダム お疲れが出て来て車窓を見ている人は少なくなりました。





コメント (4)
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