このところ4月の気温であったり、雨がよく降っているので、イワヒバが葉を広げました。イワヒバは夏でも乾燥すると葉を丸めて水分の蒸発を防いでいるのでしょう。そのため、カラカラに乾いてしまい他の草が生きていけない岩場でも生き残ることができます。また、一番寒い冬の時期は寒さに耐えるためなのでしょうか丸まってしまうと、水を与えても開きたくなさそうで、陽だまりでは少し開くことがあっても、多くは全く開きません。
このイワヒバが開きはじめると、春を実感するのであります。そういえばカタヒバも同じように、乾燥すると丸まり、寒いときも丸まっています。長崎からこの冬に来たカタヒバは乾燥させたわけではないのに、寒さのために翌日には丸まってしまいました。そのカタヒバも葉を開き始めました。どちらもほぼ同じ条件で丸まったり、開いたりするようです。
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