9月8日の特別講座で先生に西門付近のシイの実と小枝を見ていただきました。
結論はスダジイ。ツブラジイを関西で見られた先生。ツブラジイはもっと小粒でこのようではない。これはスダジイと。
今年も吐玉泉下の大粒のスダジイの稔が楽しみです。また、西門付近のスダジイが元気に成長して吐玉泉下と同じような大粒の実をならせてほしいものです。そうすると西門付近でのシイの実拾いが楽しみです。
じつは吐玉泉下のスダジイの下には、かわいい梅花を咲かせる紅千鳥があるのです。紅千鳥を守ろうとすると、スダジイを切りたくなります。でも、紅千鳥にもう少し明るい場所にお移り願えば、両者がハッピーになれますね。
偕楽園の西門付近のシイは葉が小さくてツブラジイらしいとのことで、スダジイと比較してみました。
大きい実2個が吐玉泉下のスダジイ。3個の小さい実が西門付近のツブラジイかもと思われたシイの実です。
スダジイは福島以南に分布するので、水戸では偕楽園や弘道館、二の丸などに大木があります。また付近の広葉樹の森でもよく見かけます。 一方ツブラジイの分布は南関東以西ということで、茨城では珍しい木です。またツブラジイとスダジイが交配した中間的なものもあって、両者を区別するのが難しい場合もあるようです。
木が若くてまだ実がなっていないとのことで、葉でしか比較ができないかと思いましたが、よくよく見ると4本の木に実がなっていました。
西門内1番目の木の実 望遠で撮りましたがピントがいまいちです。どちらかというとツブラジイらしいですね。
西門内2番目の木の実 これもよく見えませんがツブラジイのようです。
西門外1番目の木の実 手の届くところに実がついていました。ラッキー。
接写もできました。これならスダジイと比較して見ることができます。
西門外2番目の木の実 手は届きませんが近い場所になっていました。
全部で4本の木に実がなっていました。
これは吐玉泉下のスダジイの実です。上の西門付近のツブラジイらしき実との違いは、スダジイのほうが長いようです。
スダジイとツブラジイらしい実を並べてみました。右がスダジイです。やや細長いですね。
実を取って並べてみました。右がスダジイです。
実を並べてみました。スダジイが2個とツブラジイと思われる実が3個。
2者を比べるとスダジイは実の長さが長いです。また実の表面の模様も明らかに違います。
ということで、西門付近のシイはツブラジイではないでしょうか。少なくともスダジイではなく、スダジイとの交配種かもしれませんが、ツブラジイの性質をもったものといえそうです。残念ながら私はツブラジイを見たことがないのです。そこで、この結果を今週中に茨城生物の会の先生に報告してこの実を見ていただくことにします。
結論はスダジイ。ツブラジイを関西で見られた先生。ツブラジイはもっと小粒でこのようではない。これはスダジイと。
今年も吐玉泉下の大粒のスダジイの稔が楽しみです。また、西門付近のスダジイが元気に成長して吐玉泉下と同じような大粒の実をならせてほしいものです。そうすると西門付近でのシイの実拾いが楽しみです。
じつは吐玉泉下のスダジイの下には、かわいい梅花を咲かせる紅千鳥があるのです。紅千鳥を守ろうとすると、スダジイを切りたくなります。でも、紅千鳥にもう少し明るい場所にお移り願えば、両者がハッピーになれますね。
偕楽園の西門付近のシイは葉が小さくてツブラジイらしいとのことで、スダジイと比較してみました。
大きい実2個が吐玉泉下のスダジイ。3個の小さい実が西門付近のツブラジイかもと思われたシイの実です。
スダジイは福島以南に分布するので、水戸では偕楽園や弘道館、二の丸などに大木があります。また付近の広葉樹の森でもよく見かけます。 一方ツブラジイの分布は南関東以西ということで、茨城では珍しい木です。またツブラジイとスダジイが交配した中間的なものもあって、両者を区別するのが難しい場合もあるようです。
木が若くてまだ実がなっていないとのことで、葉でしか比較ができないかと思いましたが、よくよく見ると4本の木に実がなっていました。
西門内1番目の木の実 望遠で撮りましたがピントがいまいちです。どちらかというとツブラジイらしいですね。
西門内2番目の木の実 これもよく見えませんがツブラジイのようです。
西門外1番目の木の実 手の届くところに実がついていました。ラッキー。
接写もできました。これならスダジイと比較して見ることができます。
西門外2番目の木の実 手は届きませんが近い場所になっていました。
全部で4本の木に実がなっていました。
これは吐玉泉下のスダジイの実です。上の西門付近のツブラジイらしき実との違いは、スダジイのほうが長いようです。
スダジイとツブラジイらしい実を並べてみました。右がスダジイです。やや細長いですね。
実を取って並べてみました。右がスダジイです。
実を並べてみました。スダジイが2個とツブラジイと思われる実が3個。
2者を比べるとスダジイは実の長さが長いです。また実の表面の模様も明らかに違います。
ということで、西門付近のシイはツブラジイではないでしょうか。少なくともスダジイではなく、スダジイとの交配種かもしれませんが、ツブラジイの性質をもったものといえそうです。残念ながら私はツブラジイを見たことがないのです。そこで、この結果を今週中に茨城生物の会の先生に報告してこの実を見ていただくことにします。