祇園寺の沿革をネットで見ると次のようにありました。
「壽昌山祇園寺は、中国の明末清初の時代・17世紀後半、日本へ渡来した東皐心越禅師を開祖(宗派・寺院の創始者)とし、水戸徳川家二代藩主光圀公の創建になる禅林(禅宗の寺院)です。」 以下略
1611010037山村暮鳥中村彜 posted by (C)雑草
この祇園寺には山村暮鳥と中村彜の墓があるようです。
山門を入ると左側に鐘楼があります。鐘楼の向こうにそびえる木がオオモクゲンジです。
昨年11月にモクゲンジと思いこの木を訪ねたときに、11月になってもまだ実をつけていて、葉と実の形が庭のモクゲンジとは違うので、もしかしたらオオモクゲンジではないかと思っていました。
a1611010013 posted by (C)雑草
上の画像は昨年11月のものです。
オオモクゲンジの花期は秋で、オオモクゲンジの花の時期である9月にはモクゲンジの実はすでに熟して枯れています。そこで、オオモクゲンジなら今ころ花が咲いているはずと訪ねました。
見上げるとたしかに花が咲いていました。これはもうオオモクゲンジに間違いないでしょう。
小さな実もついています。
モクゲンジは茨城ではかなり珍しい木ですが、オオモクゲンジはさらに珍しいというか、雑草はまだ見たことがなく、県内にあることを確認できていません。
鐘楼からさらに進み、本堂の手前左側にもオオモクゲンジと思われる大木があります。
こちらは花を確認できませんでしたが、葉の様子からオオモクゲンジと思われます。
オオモクゲンジの花がシャワーのように
沢山咲いているのを見て来ました。
かなりの大木でした。
植物園は初めて行きましてオオモクゲンジも
始めて見る花でした。
深大寺植物公園には梅の時に行きまして、他の木々にも興味があったのですが、それでは梅をすべて見ることができないので梅だけに絞りました。心残りの場所です。
我が家にはモクゲンジがあるのですが、オオモクゲンジは見たことがなかったので感激です。