山本勘助の墓は、大きなお寺にはありません。
千曲川近くの畑の中に、ぽつりとあります。
山本道鬼の銘がうってある墓です。
話題になっている今は、訪れる人も多いようです。
勘助が実在していたかどうかの議論はまだあるようですが、
戦国の時代を生きた軍師の生き様に、
人々は何かを感じるのでしょう。
これは甲府の円光院というお寺。
武田信玄の正妻であった三条婦人のお墓があります。
三条婦人の生んだ子供達は、不遇の人生をおくりました。
特に、嫡子であった義信は、信玄の怒りにあって廃嫡され、
失意のままに亡くなります。
母として妻としての悲しみは、どれほど深かったことでしょうか…
三条婦人の墓の後ろにある卒塔婆をみると、
信玄役の市川亀治郎さんの供えたものです。
自分の演じた役の妻を供養する…、
役者としての強い思いを感じました。
市川亀治郎さん、頑張っていましたね。三条婦人は昔の大河では、少し冷たい人のように思っていましたが
今回、温かみのある賢婦人という感じでした。
熱意が伝わってよかったです☆
勇ましい武士達の戦さの裏には
戦国を生きた女性達の悲しい運命があったのですね。。。
勘助のお墓もラストに合わせるなんて粋です。
ドラマの裏にもドラマ有り、
それを見付けたずぅさんにも
ドラマ有り♪
私のことはさておいて、
歴史のある地を旅で訪れると
思いがけない発見があったりするものです
歴史を学ぶことは、人の生き方に通じるものがあるからなんでしょうね。。。
ドラマ性のない毎日を生きている現代人にとって
旅をすることは、様々なことを気づく道なのかもしれません
よく出ますね。
この頃の武将は、人間としても魅力的な人が多く
日本史を学んでも、一番おもしろい時代です。
でもその活躍した武将の影には
大きな悲しみを背負った人も
たくさんいたんですね。
教訓とロマンを求めるのも楽しみのひとつですね。
時代が大きく変わるときに
英雄が現れるんですね~
山本勘助は本当にいたのでしょうか