ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

松本山雅戦見どころ紹介

2018-04-13 | Weblog
明日(14日)の14時より山梨中銀スタジアムにてJ2第9節松本山雅戦が行われます。山梨と長野に本拠地を置くクラブということでこの一戦は『甲信ダービー』と呼ばれていますが、甲信ダービーが行われるのは2015年以来約3年ぶり。今回は山梨中銀スタジアムが舞台の試合なので、ヴァンフォーレはホームの力を発揮して勝利を収めなければいけません。当日はヴァンフォーレのサポーターはもちろん、松本山雅サポーターも大挙してスタジアムに来ることが予想されます。両チームの応援がこの一戦を一層盛り上げ、白熱した内容の好ゲームになることを期待しています。


松本山雅
1勝5分け2敗(勝ち点8) 15位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△×△◯△
注目選手:高崎選手、パウリーニョ選手、前田大選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


☆堅守速攻スタイル
松本山雅の基本的フォーメーションは3-4-2-1。チームを率いて6年目となる反町監督のもと堅守速攻スタイルを確立させ、J2でも屈指のクラブに成長しました。松本山雅のサッカーのベースは固い守備にあります。在籍9年目を迎える飯田選手を中心にCBの左右には浦田選手と橋内選手といった堅実な仕事がこなせる‘いぶし銀’タイプが脇を固めます。ボランチでコンビを組む藤田選手とパウリーニョ選手は攻守両面で輝ける選手。積極的に奪いにいき、もしかわされても再び食らいついていく粘り強いディフェンスをみせるので、ヴァンフォーレの攻撃陣は何事にも動じない精神的なタフさが必要となってくるでしょう。

☆カウンター攻撃の鋭さ
トップに入る高崎選手は競り合いに強いポストプレーヤーですが、その近くでポジショニングをとる2シャドー(前田直選手&セルジーニョ選手)は相手を剥がすことのできるテクニック力を持っています。どちらの選手も中盤でゲームメークができるタイプなので、彼らに自由に仕事をさせないようにプレッシャーをかけていくことが大切。勝負どころで起用される前田大選手は、小柄な体格を活かした抜群のスピードと多少の当たりでは崩れない体幹のしっかりしたフィジカル&強気の攻撃意識を備えているアタッカー。速さで流れを一気に引き寄せる松本山雅の切り札なので、彼が出てきたらもう一度気を引き締めてディフェンスをすべきですね。

☆セットプレーの強み&スナイパーの存在
個人的なイメージなのですが、松本山雅はセットプレーのチャンスを逃さない&集中して行っている印象があります。前節の讃岐戦でもCKから高崎選手が決めており、チームには良いキッカーと良いターゲットがいると思います。ヴァンフォーレは今シーズンセットプレーからの失点がとても多いので、そこを集中して修正していかないと同じことの二の舞になってしまいます。今回はセットプレーから相手にゴールを絶対許さないという強い気持ちで臨んでほしいと思います。あとパウリーニョ選手と岩上選手は遠い位置からゴールを狙うミドルシュートが打てます。ゴール前からクリアしたから一安心ではなく、彼らのようなエリア外から射抜く‘スナイパー’にも注意したいですね。


ヴァンフォーレ甲府
2勝3分け3敗(勝ち点9) 13位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯××◯△
注目選手:リンス選手、小塚選手、金園選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。負傷で戦線離脱していたエースのリンス選手がこの試合から復帰できる見込みで、現在調子の良いジュニオール バホス選手とエデル リマ選手の3選手が試合に起用されそう。また週中には勝てばグループステージ突破が近づくルヴァンカップ清水戦が控えており、そちらの舞台との兼ね合いも選手起用の難しい悩みどころとなるでしょう。

この試合で挙げたいヴァンフォーレの注目選手はなんといってもリンス選手。リンス選手は第5節の徳島戦で負傷し、前半15分で退いた以来約1ヶ月ぶりの復帰となります。復帰初戦ということでケガ再発のリスクがどうしても付きまといますが、スピードに乗ったら手がつけられないドリブルを披露することができる貴重な存在。昨シーズンの活躍から替えの効かないヴァンフォーレのエースの立場になっているので、たとえ本調子ではなくてもチームを引っ張っていくようなたくましいプレーがピッチ上で表現できるか注目されています。

また2シャドーには太田選手とジュニオール バホス選手というこれまたスピード突破に優れた選手がいます。ヴァンフォーレはリンス選手を中心に、太田選手やバホス選手も含めたこのトライアングルのスピードと連係を活かした攻撃を展開していきたいところ。それには攻守の素早い切り替えによるショートカウンターが最も有効だと思います。ショートカウンターを仕掛けるためにはDFラインをできるだけ前目に保ち、激しいプレスを連動してかけていくことが必要。前の位置でボールを奪えたのならチームが素早く攻撃モードに切り替え、手数をかけずに早く前線まで繋げていきたいですね。ボールを奪った後に前線の選手に繋げていく重要なリンクマンとして挙げるヴァンフォーレ二人目の注目選手は‘小塚選手’。

小塚選手は昨シーズン山口で結果を残したように、広い視野と卓越した技術でチームのチャンスを次々と作り出すことができる選手。今シーズンヴァンフォーレに加入してからも素晴らしいパスセンスを披露しており、中盤の底の位置でのゲームメークは板につくようになりました。今回の試合ではボールを奪ったらまずは守備陣からボランチの小塚選手にボールを集めてほしいと思います。小塚選手は多少のマークではものともしない相手をいなせるテクニックがあります。彼が相手選手を引きつけた後に前線の3人へ放たれるミドルパスから数多くの決定機を作り出してほしいと思います。また相手が守備ブロックを作り出す前に小塚選手の1本のパスで後方スペースを有効に使うヴァンフォーレのスピード溢れる攻撃も見てみたいですね。

そして金園選手。1トップの位置に入り、184cmの体格を活かしたポストプレーとゴールに体ごと押し込んでいくような攻撃意識の強い気持ちをみせる選手。ジネイ選手が外国籍枠の関係からメンバーを外れそうなので、彼にかかる期待はとても大きいと思います。金園選手はここ数年リーグ戦では得点を挙げられていませんが、先日のルヴァンカップ磐田戦ではゴールを決めることができました。その感覚を忘れないうちに試合でパフォーマンスを披露してほしいと思います。今回はベンチから試合の流れを変えたいときに彼の存在感が示されると思いますね。

松本山雅は非常に組織的なチームで反町監督が推し進めるサッカーが熟成されています。今回相手と同じように組織的な展開勝負となったらこちらの方が分が悪いと思うので、ヴァンフォーレは能力の高い個の力で組織を打開したいところ。相手の戦術に惑わされることなく自分たちの試合のペースを守り、連動性が一瞬崩れる隙を突いてブラジル人選手たちを中心に一気に攻め込みたいですね。あと松本山雅は最近の試合で終盤に相手の勢いに圧される傾向にあります。特にパワープレーでズルズルと守備陣が下がってまともに相手の猛攻を受けるかたちとなるので、ヴァンフォーレは終盤にもう一段階攻撃のギアが上げられるような切り札を残しておきたいですね。精度の高いクロスボールを供給できる存在やゴール前で力強く押し込める存在など、試合の流れを変える能力の持った選手の活躍がこの試合のキーポイントになると思います。そして松本山雅は今シーズンほとんどの試合で得点を取っていますが、逆に失点も毎試合重ねています。ヴァンフォーレは意外と多くの決定機を迎えられそうなので、やってくるチャンスを確実にモノにできるように冷静な精神状態で臨みたいですね。


甲信ダービーとしてもJの先輩としても今後のJ1昇格を目指していくためにも、この松本山雅戦は負けられない勝たなければいけない重要な位置付けの試合になります。前回対戦した2015年の同カードは公式戦で3敗してしまったのでそのときの雪辱を果たすことと、これからヴァンフォーレが戦っていく上での確固たる自信を持つそのきっかけを今回の試合で掴んでほしいと思います。そして吉田監督に安心してチームを任せても良いと思う、心が感動で揺れ動かされるような充実した内容のあるゲームを期待しています。




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1 コメント

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Unknown (motocafe)
2018-04-14 06:36:26
ユタカさん、ご無沙汰しております。ご挨拶をしようと思っていて試合当日となってしまいました。3年ぶりの甲信ダービーですが、今日は仕事で参戦できません。daznでの観戦です。実に残念です。お互いになかなか力を発揮できない状況になっています。今日はお互いに力を出してすばらしい甲信ダービーになることを願っております。遅くなりましたが、3月17日は中銀スタをお借りしての山雅のホーム開幕戦で甲府の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。また宜しくお願いいたします。<(_ _)>
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