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ジェフ千葉戦独自採点

2020-07-26 | Weblog



直接現地で観たヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口に評価&採点するこのコーナー。今回の対象試合は、2020年7月25日にホームで行われた明治安田生命J2リーグ第7節のジェフ千葉戦です。


【ジェフ千葉戦独自採点】
岡西(7.5)→強烈なシュートをがっちりキャッチしヘディングをファインセーブするなど前半は驚異的な反応で失点を防ぐ。後半もハイボールの処理を中心に安定感のある仕事ぶりを披露。終了間際の失点シーンは彼の責任ではない。失点ゼロで乗り切る前半のチームプランを好セーブで支えた。

今津(7)→気合いが入ったディフェンスで何度もハイボールを跳ね返し、相手のクレーべ選手や山下選手など長身FWにゴール前での仕事をほとんどさせず。守備面だけではなくサイドを駆け上がり大胆に前方にポジションを取るなど、味方のパスコースを増やす黒子的な仕事もこなしていたのは追加のプラス要因になる。

新井(7)→他のDFの様子を見ながら的確な守備統率を行う。後半始めからポジションを一つ前に移し可変フォーメーションのスイッチ役になると、そのポジショニングが功を奏し先制点に繋がるミドルシュートを放つタイミングが生まれた。チームが攻守で様々な対応ができるのも彼の考えられたポジショニングのおかげだと思う。

小柳(6)→今津選手とともにゴール前での空中戦の強さを発揮。サイドバックもこなせるように幅広い守備エリアをカバーできるのも彼の強みだと思う。目立つディフェンスはなかったが組織的な守備形成に貢献。

武田(7.5)→ボランチの位置で相手に素早く寄ってプレスをかけたり空いたスペースを埋めるなど運動量豊富に動き回り、攻撃面でもボールホルダーがいてほしいと思う場所にポジショニングをとり先制点に絡むなど攻守において大活躍。特に守備面での貢献は昨シーズンまでの小椋選手を見ている献身ぶりだった。個人的に選ぶこの試合のMVP。

野澤(6)→スペースに入ってパスをもらい、周囲の状況を確認してから落ち着いてボールを散らすパスの配給者としてチームのリズムを作り出す。しかし決定機に絡んだり守備時の貢献など彼の能力ならもっと試合の流れに絡むことができると思う。

内田(5.5)→左ウイングバックやサイドバックでプレー。ウイングバック時には高い位置を保ってクロスボールなどの攻撃的なチャンスを演出できるが、4バックのサイドバックになるとポジションを意識した窮屈そうなプレーになってしまう。相手サイドアタッカーに守備対応していても普通にクロスボールを上げられていたのはプレッシャーが弱い証拠で減点対象。

泉澤(6)→相手の懐に入り込んでのディフェンスや切れ味鋭いドリブルでサイドから仕掛けたりと小柄な体格を活かして機動力ある動きを披露。今回はゴールから遠い位置でのプレーが目立ったので、欲を言えばもっとゴールに近い位置で彼のテクニック力をみせられたら相手の脅威は倍増すると思う。後半44分に途中交代。

ドゥドゥ(6)→前線で精力的な組織的ディフェンスを行いつつ、攻撃のチャンスをひたすら待つ。ボールを持てば独特の雰囲気でドリブルを仕掛ける力を発揮できるが、今回はシュートの機会が少なかった。相手のタックルで削られた足の状態が心配される。後半32分に途中交代。

藤田(6.5)→右のウイングバック&サイドバックで主に守備面での仕事を担当。千葉の左サイドには為田選手や安田選手など高い攻撃性能を持つアタッカーがいたが、突破される機会はほとんどなかった。それよりも今や守備の貢献よりもセットプレーのキッカーとして抜群のセンスをみせており、またしてもCKからバホス選手の追加点を演出した。

ジュニオール・バホス(6.5)→前半は守備貢献も少なく攻撃でも直線的な動きで相手にプレーを読まれることが多かったが、後半になると周囲の状況を確認しながら連動して動けるようになり、プレーが見違えるように良くなった。ゴールシーンは彼が持つ研ぎ澄まされた得点嗅覚が爆発した。後半38分に途中交代。


途中出場
宮崎(6.5)→後半32分、ドゥドゥ選手に代わり途中出場。激しく動いて相手にプレッシャーをかけにいき、サイドでボールを持つと積極的に突破を仕掛けていくなど若手らしいダイナミックなプレーを随所に発揮しチームを活性化させた。終盤の時間帯になるとサイドに流れてボールキープし時間を使う組織プレーも披露。リードしている状況をよく理解していた。

ハーフナー・マイク(6)→後半38分、バホス選手に代わり途中出場。味方は分かりやすく前線に高いロングボールを蹴るので、そこに待ち構えて競り合う力強さをみせる。競り合いには負けてなかったが、周囲に落とす効果的なポストプレーはあまりみられなかった。決定機も作れず。

太田(6)→後半44分、泉澤選手に代わり途中出場。相手のロングフィードの供給者に前線でプレスをかけてそのキック精度を低下させる役割を担う。よく動けてはいたが、攻撃面での貢献はほとんどなかった。


指揮官
伊藤監督(7)→前節強豪大宮撃破の良い流れをこの試合でも発揮すべく、先発メンバーを変えずに臨んだのは正解。守備重視のスタイルで守備陣に自信がつき、攻め込まれながらも前半を無失点で終えたのはゲームプランを進める上で勝利に繋がる大きな要因となった。今シーズン交代枠が5人までとなり気軽に変えられる状況のなか、後半は守備面で組織的に機能していたので選手投入でチームバランスを崩さなかったのも高評価。我慢したおかげで相手がたまらず先に動き、その変化を確認してから次の一手を打って対策することができた。負傷交代のドゥドゥ選手に代わりフレッシュに動ける宮崎選手&マイク選手とスピードのある太田選手を終盤に投入することで人数をかけて守り、前線でターゲット役のマイク選手にロングフィードを当ててそのこぼれ球を太田選手が狙うカウンタースタイルへのチームプランの明確化が図れた交代カードの使用も冴えていたと思う。相手の長所をできるだけ出させない戦略的な勝利に繋がった。




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