ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第3節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにて栃木SC戦です(14時キックオフ)。
◇中継情報◇
DAZN
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 3月9日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
晴れ☀
最高気温:10℃ 最低気温:-1℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:0%
↑
当初心配されていた雨や雪の可能性はすべてなくなり、快晴の空模様になりそう。しかし冷たい北風が強く吹くようなので厚手のコートなどで体を守り、シートクッションや飲み物などの荷物が飛ばされないような対策をしてください。
◇見どころ紹介◇
【栃木SC】
☆今シーズンの成績:2敗(勝ち点0)-5 20位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕✕
☆注目選手
矢野選手∶経験豊富な元日本代表FW。開幕戦ではPKを外したが、39歳となった今でも元気いっぱい。
奥田選手∶前節山形相手に今季チーム初ゴールを記録したFW。FWの他にも複数ポジションをこなせる柔軟性を持っている。
土肥選手∶昨シーズン前半戦にヴァンフォーレに在籍していた土肥選手。夏に今治に移籍し今季は栃木でプレー。今回は途中出場が濃厚。
☆予想布陣:3-3-2-2
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:栃木SCvsモンテディオ山形 明治安田J2リーグ 第2節 2024/3/3
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:2勝(勝ち点6)+5 1位
☆ここ最近5試合の試合結果
→○◯
☆注目選手
ファビアン ゴンザレス選手∶前節は負傷交代したものの状態は大丈夫そう。豪快ヘディングゴールが飛び出すか!?
鳥海選手∶前節水戸戦は戦略上前半のみで交代。その悔しさを栃木戦にぶつけることができるか。
アダイウトン選手∶これまで途中出場にて個の力で格の違いをみせてきたサイドアタッカー。切れ味鋭い仕掛けでゴールの匂いがプンプン漂う。
☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:水戸ホーリーホックvsヴァンフォーレ甲府 明治安田J2リーグ 第2節 2024/3/2
☆6年ぶり開幕勝利&12年ぶり開幕連勝
前節水戸に2対1で勝利したヴァンフォーレ。その前の開幕戦では徳島に5対1で勝利しており、現在連勝中で順位も2試合を終わった段階ですが首位に立っています。これまでのヴァンフォーレは開幕から白星を積み重ねた経験がほとんどなく、今年開幕戦に勝利したのは6年ぶり&開幕連勝を記録したのは実に12年ぶりと異例の好発進でスタートしています。その12年前の2012年シーズンは開幕3連勝を記録しその後J2優勝&J1昇格を成し遂げているので、この良い流れに今シーズンも乗りたいと思っているはずです。今回はホーム開幕戦ということで大勢のサポーターの力を借りて3連勝を達成させましょう!
☆連続遠征の見えない疲労
リーグ戦連勝と好調のヴァンフォーレですが、今シーズンはリーグ戦の開幕前にACLのノックアウトステージを2試合こなしています。1戦目は韓国&2戦目は東京の国立競技場で試合を行い、すぐさま徳島に移動して徳島ヴォルティスと対戦。またその1週間後には水戸とのアウェー戦を戦っています。ACLの大会後はアドレナリンが出ていて疲れよりも高揚感の方が勝っていたと思いますが、2月15日からの23日間で長距離移動を伴う4試合をこなした疲労は選手たちに確実に蓄積されていると思います。ちょうど今くらいの時期に影響が出てくる頃で、切れ味が鈍くなったり体が重く感じたりすると思います。一方の対戦相手はこの試合が今シーズン3戦目となるのでだんだんと体がほぐれている状態。連勝を飾って精神面で自信がつきアクティブにプレーできると思いますが、相手よりも半歩前に出たいタイミングなのになにか思うように体が動かずに躊躇したり、今までのリズムやタイミングでパスが合わないなど見えない疲労の影響が懸念されます。栃木との肉体的なコンディションの差を気をつけながら今回の試合を進めていきたいですね。
☆勝利に飢える栃木
対戦相手の栃木は2シーズン続いていた時崎監督体制に別れを告げ、今シーズンから田中誠新監督のもとで新たなスタートを切っています。しかし栃木は開幕戦で岡山に0対3で敗れると、続く第2節山形戦でも1対3の黒星で開幕2連敗。第2節で奥田選手が初得点を決めたことはプラス材料と言えますが、2試合で6失点という守備の脆さが目立ちました。今年からサポート役として金沢で長年指揮を採ってきた柳下コーチが田中新監督を支えているので、経験豊富なコーチの助言のもとで苦しいチーム状態のなかでも復調していくための策を講じてくると思われます。それは守備をしっかり固めてまずは攻撃面よりも守備面を重視するスタイルをとります。そこから粘り強く我慢して我慢して戦い、セットプレーなど少ないチャンスを活かして最終的に1点をもぎ取って接戦をモノにしていき、結果を残せたという自信から徐々にチームの右肩上がりを期待する方法。その不調に陥ったチームが状況を変えていくセオリーを栃木は実戦してくると個人的には思うので、守って我慢した末の勝利に飢えている栃木の逆襲には注意したいですね。
☆鍵はDFからのビルドアップ
栃木と前節戦った山形はあまり前からプレッシャーの来ない栃木に対して後方での組み立てを比較的容易にできていた印象で、極端な場面では最終ラインにいる選手がハーフウェーラインまでボールを持っていき、そこからチームの攻撃をスタートさせていました。蔚山や水戸など前線からの組織的プレスを鋭くかけてくる相手と対戦しているので、後ろでボールをカットされて危機的状況を迎える心配は今回はほとんどないと思います。しかしその分最終ラインからのビルドアップの精度の高さが問われそうで、カウンターで素早く仕掛けるよりも相手の守備ブロックを切り崩す工夫が求められる機会が多くなると思います。栃木は3-3-3-2を基本フォーメーションとして戦っており、守備時は5バック+3ボランチでガチガチにゴール前を固めてくることが予想されます。なのでウイングバックが下がって5バックになる前にできている3バックの両脇のスペースに鋭く入り込む仕掛けや、ファビアン ゴンザレス選手の高さを活かした攻撃&クロスボールを放り込んだ後のこぼれ球を回収するセカンドボールへの反応の速さを意識して次に繋ぐ厚みのある攻撃を展開してほしいですね。今回は最終ラインのマンシャ選手や今津選手から出される、チームの攻撃を始動させる正確なパスによってヴァンフォーレの良い仕掛けを生み出すでしょう。
☆先制点で精神的優位を作れるか
栃木は現在連敗中。チーム状態の改善を模索しながら試合を行うなかで、先に相手に先制点を奪われたらこれまでとまた同じ展開かと選手たちの士気が低下すると思います。逆に連勝中のヴァンフォーレは先制点を奪えたらこれまで徳島と水戸に勝ってきた勝利への流れに持っていけます。なのでヴァンフォーレが優位に試合を進めていくためには先制点は非常に重要で、その結果この試合に対するモチベーションの差が生まれてくると思います。ヴァンフォーレが先制点を決めてチーム状態を落ち着かせることができるか、それとも接戦に持ち込んだ栃木が勝利への執念をみせてその可能性を徐々に広げていくのか、この試合の行方が今からとても楽しみですね。
☆アダイウトン選手無双の予感
今回個人的に注目したい存在がアダイウトン選手。コンディションがまだ完全に整っていないので先発ではなく途中出場が続いていますが、これまで途中出場から何度も見せ場を作れています。左サイドで力強いドリブルを披露しながらチャンスがあれば中央にカットインして右足でのコントロールショットを狙い、また相手に寄せられてもその圧力を弾き返すほどの屈強なフィジカルも備えています。J2の枠に収まりきらないほどのポテンシャルを発揮しているので、ボールを持てば彼の独壇場になる可能性が高いと思います。なので彼が起用されたら積極的にパスを渡すように心がけたいところ。そろそろアダイウトン選手は得点という結果を出すと思います。
…相手はこれまでの不甲斐ない戦いから脱したいと勝利に対して貪欲な姿勢で臨んでくることが予想されます。まずはその気持ちを加速させないためにも先制点が重要になってくるので、スタートから積極的に行きたいところ。そして守っている相手に対して崩し切る力が今のヴァンフォーレにあるか注目したいですね。今回はホーム開幕戦。大勢のサポーターの応援の力を借り、選手たちはその後押しを受けてぜひとも勝利を掴み取ってほしいと思います。開幕3連勝を狙いましょう!
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