ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ギラヴァンツ北九州戦独自採点

2020-10-15 | Weblog



直接現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口に評価&採点するこのコーナー。今回の対象試合は、ホーム山梨中銀スタジアムにて行われた2020年明治安田生命J2リーグ第26節ギラヴァンツ北九州戦です。


【ギラヴァンツ北九州戦独自採点】
河田(6)→長期離脱から復帰2戦目となる今回。派手なセーブはあまりなく2失点してしまったが、ハイボールなど無難な対応を行う。最終ラインの繋ぎにも危なっかしい雰囲気があるものの、そこも無難にこなした。

今津(5.5)→主にディサロ選手にマークについて彼に仕事をさせないディフェンスを披露。大半の場面では抑えていたものの、2点目の失点シーンでは藤原選手のフェイントにかかって突破を許し、ディサロ選手に決められたのは悔やまれる。

新井(6)→3バックの中央に入り守備統率を担当。DFラインを高めに保ちたかったが、相手の勢いに押されて終始引かざるを得なかったのは残念。2失点とも自陣深くのエリアでの攻防だったので、組織的な守備で相手を前に押し出したかった。

小柳(6.5)→3バックの右のポジションで高さと速さのディフェンスを発揮。3バックの右脇のスペースを埋める働きを示す。また大胆に右サイドを攻め上がり、味方のパスコースを増やす影の努力もみせた。

武田(7.5)→中盤の幅広いエリアを動き回り、攻守において味方をフォローするような献身的なプレーを披露。毎試合全力を出し尽くす姿勢は好印象が持てる。チーム2点目は自身の積極的なプレスからボールを奪取しショートカウンターで生まれた。決勝弾はコツコツと積み重ねてきた努力が最後に報われたようなゴールだった。

山田(6)→激しい出足の鋭いプレスを敢行し、ボランチでコンビを組む武田選手とともに豊富な運動量をみせる。しかし失点シーンではマークを見逃し反応が遅れる場面があった。後半42分に山本選手と途中交代。

内田(5)→積極的な攻め上がりはみせるものの、今回は相手に自身のサイドを攻撃の起点にされて2失点ともにこちらのサイドを攻略された。サイドの守備の圧力が弱かった印象がある。後半23分に荒木選手と途中交代。

泉澤(7.5)→細かな足技と切れ味鋭いドリブルでチームの攻撃の中心に。先制点と2点目に繋がるドリブル突破とクロスによる2アシストは圧巻の一言。個人的に選ぶこの試合のMVP。後半37分にジュニオール・バホス選手と途中交代。

太田(6.5)→ゴールが見えたらシュートを狙うなど積極性をみせる。前線の守備に追われ仕掛ける回数は少なかったものの、得点シーンのゴールに流し込むタイミングとGKの脇を抜けるシュートコースは完璧だった。後半23分松田選手と途中交代。

宮崎(7)→選手層の薄い右ウイングバックで先発出場。不慣れなポジションだが、献身的な守備と果敢な攻め上がりで90分間存在感を示し続けチームの穴にはならなかった。先制点となったヘディングは相手守備の視界から見えない位置から入り込む動きの巧みさをみせた。右ウイングバックとして合格点を与えたい。

ラファエル(5.5)→精力的に前線でのチェイシングやチームのパス回しがスムーズに行えるポジショニングでフォローする役割に徹し、オフザボールのプレーは良かった。しかし相手のプレスに怯んでボールを奪われるなど、自身の武器となるポストプレーの強度はあまりなかった。決定機にもあまり絡めず。前半のみでドゥドゥ選手と途中交代。


◇途中出場◇
ドゥドゥ(5.5)→後半開始からラファエル選手に代わり途中出場。トップの位置で得意のドリブル突破をみせたかったが、後半は攻め込まれる展開が多く彼の場所までボールがあまり回ってこなかった。シュートは打ったものの有効な仕掛けを生み出せなかった印象。

荒木(6)→後半23分、内田選手に代わり途中出場。攻撃が得意な内田選手から粘り強いディフェンスができる荒木選手に左サイドが代わったことで相手に狙われていたサイドの守備が改善し安定感を取り戻す。攻撃面は爪痕を残せず。

松田(6.5)→後半23分、太田選手に代わり途中出場。出場してすぐ持ち前の運動量を活かして守備のハードワークを敢行。攻守が入れ替わった際にサイドを鋭く走ることでチームの攻撃のバリエーションを増やした。決定機には絡まなかったが、精力的な動きでチームを活性化させた。

ジュニオール・バホス(6)→後半37分、泉澤選手に代わり途中出場。カウンターの機会を虎視眈々と窺い、前線で待ち構えるポジショニングをとる。持ち前のスピードを活かせるシーンはなかったが、決勝点に繋がるシュート気味のクロスを武田選手に渡しアシストを記録した。

山本(6)→後半42分、山田選手に代わり途中出場。同点の場面で中盤の底の位置で得点に繋がるパスを期待されて投入されたが、その直後に勝ち越し点を奪ったので役割が守備重視に変わった。出場時間が短かったので評価は難しいが、率先して守備を統率し逃げ切りに貢献した。


◇指揮官◇
伊藤監督(6.5)→宮崎選手をウイングバックに起用したのは正解。先制点や右サイドを精力的に動くことでチームに貢献。シャドーで起用した太田選手も得点という結果を残してくれた。しかし前半のみでラファエル選手を交代したことにより、攻撃の軸がしばらく見つけられず後半は横パスやバックパスが増えて前に奪いに来る相手に付け込まれる要因を作ったのはマイナス点。ドゥドゥ選手の最前線での起用も疑問符は付くものの、それ以外の荒木選手と山本選手の起用は守備力アップ&松田選手はチームの活性化&バホス選手は得点を狙う姿勢など適材適所でチーム力をアップさせる素材となった。マイナス要素もあるものの、2度の勝ち越しを含む力強さで勝利に導いた手腕を評価すべきだと思う。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へ
にほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪