ヴァンフォーレは、期限付き契約で在籍していた高野選手が本所属先の横浜F・マリノスに復帰&先日契約更新した入間川選手が育成型期限付き移籍でAC長野パルセイロに入団することを発表しました。
◇高野遼選手◇
高野選手は神奈川県出身1994年生まれの現在24歳。横浜の下部組織で育ち、日本体育大学に入学。大学在学中は特別指定選手として湘南や横浜でのプレー経験があり、卒業後は念願だった横浜F・マリノスのトップチームに入団します。しかし山中選手や下平選手など選手層の厚い壁に阻まれてリーグ戦はおろかカップ戦にも出場できないでいると、半年後の8月に出場機会を求めてヴァンフォーレに期限付き移籍を決断します。すると加入するやいなや果敢に攻撃参加していく姿を披露し強気に仕掛ける積極性をみせ、ヴァンフォーレの左サイドに足りなかった左足を使える貴重な攻撃オプションとして活躍。神戸戦ではプロ初ゴールを決めるなどリーグ戦8試合に出場し1得点と活躍を残しました。翌年の2018年シーズンはこのまま横浜に帰還しても出番があまり得られないと判断した高野選手は、ヴァンフォーレとの期限付き契約を延長して引き続きJ2の舞台で己を鍛えることを選びます。指揮官が吉田監督のときも上野監督のときも彼に対する信頼は厚く、左ウイングバックの不動の存在として試合に出続けて活躍。リーグ戦34試合(2アシスト)&ルヴァンカップ6試合&天皇杯3試合出場と抜群の存在感を発揮しました。ヴァンフォーレで一定の出場機会を得られたなかで彼のなかでもう一度横浜に戻ってポジション争いに勝負したいという想いが強くなり、今回ヴァンフォーレとの期限付き契約が満了し、2019年シーズンの横浜F・マリノス復帰が決まりました。
ヴァンフォーレの左サイドでキレのあるプレーをみせていた高野選手がいなくなることは、チームにとって大きなダメージになることは間違いありません。しかし期限付き契約でプレーし続けていたので個人的には高野選手はヴァンフォーレで結果を残して横浜にアピールしたいという想いは伝わってくるものがありました。幼い頃から過ごしてきたチームを離れ、違う環境で試合経験を積んで力を蓄えて再び挑戦するのでもう成功を収めるしかないと思います。横浜では日本代表クラスの山中選手と左サイドバックのポジションを争うことになり厳しい戦いが待っていますが、なんとか出場数を増やして成長した高野選手の姿をピッチで見たいですね。ヴァンフォーレでの1年半の経験を活かしてこれから横浜で頑張れ高野選手!
◇入間川景太選手◇
入間川選手は山梨県富士吉田市出身1995年生まれの現在19歳。経歴と特長は契約更新の記事ですでに載せてあるので書きませんが、彼はU-17やU-18日本代表に選出されるほどの逸材なので、このまま出場機会が得られないからといって腐っている存在ではないと思います。今回育成型期限付き契約でJ3の長野パルセイロに入団することになりますが、長野は10位に終わった昨シーズンからの巻き返しを狙っているクラブで正直個々のレベルは高いと思います。もちろん入間川選手に安定した出場数の確保は保証されていないので、チーム内競争に打ち勝つ強い心とチームが求めるディフェンス能力をしっかりと身につけて試合経験を得て、一回りも二回りも逞しくなって自信をつけて帰ってきてほしいと思います。
※おまけ
タイリーグのムアントン・ユナイテッドに所属している元ヴァンフォーレのDF青山直晃選手が、新シーズンからJ1ガンバ大阪に移籍することが発表されました。青山選手は1986年生まれの現在32歳。清水→横浜を経て2013年にヴァンフォーレに加入すると、年々減少気味だった試合出場機会が改善しシーズンフル稼働。空中戦の強さや対人守備の巧さを活かして毎シーズン30試合近く出場。在籍2シーズンで堅守ヴァンフォーレを形成する原動力となりました。またセットプレーから貴重なゴールを挙げてくれるのも青山選手の特長で、ヘディングを狙おうとゴール前に上がっていく姿にワクワクしていた記憶があります。2014年シーズン限りでヴァンフォーレを退団し海外リーグへの挑戦を表明。タイのムアントン・ユナイテッドに移籍し、2015年から4シーズンプレーしていました。
今回他のJクラブに移籍が決定したことで従来のケースなら記事にはしないのですが、青山選手はヴァンフォーレを退団した翌年の2015年から2018年までの4年間、クラブと地域との暖かい関係をもっと多くの人に知ってもらいたいという本人の意向から、ヴァンフォーレのホームゲーム全試合(リーグ戦+ルヴァンカップグループステージ)バック指定席各4席を山梨県サッカー協会にチーム登録している各年代のクラブにチケットを贈呈する『青き山シート』という活動を続けてきており、その功績を個人的に讃えたいことから今回書きました。ちなみに『青き山シート』の ‘青’ はヴァンフォーレ、 ‘山’ は山梨県のことだそうです。青山選手毎年活動を続けてくれてありがとうございました。チームは違えど、これからもずっと応援したいと思います。頑張ってください!
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◇高野遼選手◇
高野選手は神奈川県出身1994年生まれの現在24歳。横浜の下部組織で育ち、日本体育大学に入学。大学在学中は特別指定選手として湘南や横浜でのプレー経験があり、卒業後は念願だった横浜F・マリノスのトップチームに入団します。しかし山中選手や下平選手など選手層の厚い壁に阻まれてリーグ戦はおろかカップ戦にも出場できないでいると、半年後の8月に出場機会を求めてヴァンフォーレに期限付き移籍を決断します。すると加入するやいなや果敢に攻撃参加していく姿を披露し強気に仕掛ける積極性をみせ、ヴァンフォーレの左サイドに足りなかった左足を使える貴重な攻撃オプションとして活躍。神戸戦ではプロ初ゴールを決めるなどリーグ戦8試合に出場し1得点と活躍を残しました。翌年の2018年シーズンはこのまま横浜に帰還しても出番があまり得られないと判断した高野選手は、ヴァンフォーレとの期限付き契約を延長して引き続きJ2の舞台で己を鍛えることを選びます。指揮官が吉田監督のときも上野監督のときも彼に対する信頼は厚く、左ウイングバックの不動の存在として試合に出続けて活躍。リーグ戦34試合(2アシスト)&ルヴァンカップ6試合&天皇杯3試合出場と抜群の存在感を発揮しました。ヴァンフォーレで一定の出場機会を得られたなかで彼のなかでもう一度横浜に戻ってポジション争いに勝負したいという想いが強くなり、今回ヴァンフォーレとの期限付き契約が満了し、2019年シーズンの横浜F・マリノス復帰が決まりました。
ヴァンフォーレの左サイドでキレのあるプレーをみせていた高野選手がいなくなることは、チームにとって大きなダメージになることは間違いありません。しかし期限付き契約でプレーし続けていたので個人的には高野選手はヴァンフォーレで結果を残して横浜にアピールしたいという想いは伝わってくるものがありました。幼い頃から過ごしてきたチームを離れ、違う環境で試合経験を積んで力を蓄えて再び挑戦するのでもう成功を収めるしかないと思います。横浜では日本代表クラスの山中選手と左サイドバックのポジションを争うことになり厳しい戦いが待っていますが、なんとか出場数を増やして成長した高野選手の姿をピッチで見たいですね。ヴァンフォーレでの1年半の経験を活かしてこれから横浜で頑張れ高野選手!
◇入間川景太選手◇
入間川選手は山梨県富士吉田市出身1995年生まれの現在19歳。経歴と特長は契約更新の記事ですでに載せてあるので書きませんが、彼はU-17やU-18日本代表に選出されるほどの逸材なので、このまま出場機会が得られないからといって腐っている存在ではないと思います。今回育成型期限付き契約でJ3の長野パルセイロに入団することになりますが、長野は10位に終わった昨シーズンからの巻き返しを狙っているクラブで正直個々のレベルは高いと思います。もちろん入間川選手に安定した出場数の確保は保証されていないので、チーム内競争に打ち勝つ強い心とチームが求めるディフェンス能力をしっかりと身につけて試合経験を得て、一回りも二回りも逞しくなって自信をつけて帰ってきてほしいと思います。
※おまけ
タイリーグのムアントン・ユナイテッドに所属している元ヴァンフォーレのDF青山直晃選手が、新シーズンからJ1ガンバ大阪に移籍することが発表されました。青山選手は1986年生まれの現在32歳。清水→横浜を経て2013年にヴァンフォーレに加入すると、年々減少気味だった試合出場機会が改善しシーズンフル稼働。空中戦の強さや対人守備の巧さを活かして毎シーズン30試合近く出場。在籍2シーズンで堅守ヴァンフォーレを形成する原動力となりました。またセットプレーから貴重なゴールを挙げてくれるのも青山選手の特長で、ヘディングを狙おうとゴール前に上がっていく姿にワクワクしていた記憶があります。2014年シーズン限りでヴァンフォーレを退団し海外リーグへの挑戦を表明。タイのムアントン・ユナイテッドに移籍し、2015年から4シーズンプレーしていました。
今回他のJクラブに移籍が決定したことで従来のケースなら記事にはしないのですが、青山選手はヴァンフォーレを退団した翌年の2015年から2018年までの4年間、クラブと地域との暖かい関係をもっと多くの人に知ってもらいたいという本人の意向から、ヴァンフォーレのホームゲーム全試合(リーグ戦+ルヴァンカップグループステージ)バック指定席各4席を山梨県サッカー協会にチーム登録している各年代のクラブにチケットを贈呈する『青き山シート』という活動を続けてきており、その功績を個人的に讃えたいことから今回書きました。ちなみに『青き山シート』の ‘青’ はヴァンフォーレ、 ‘山’ は山梨県のことだそうです。青山選手毎年活動を続けてくれてありがとうございました。チームは違えど、これからもずっと応援したいと思います。頑張ってください!
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