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新加入選手発表④~武岡選手&横谷選手~

2019-01-06 | Weblog
ヴァンフォーレは2019年シーズンを戦う新戦力として、川崎フロンターレからMF武岡選手と大宮アルディージャからMF横谷選手の移籍加入を発表しました。



◇武岡優斗(たけおか ゆうと)選手◇
武岡選手は京都府出身1986年生まれの現在32歳。国士舘大学から2009年にサガン鳥栖に加入。プロデビューイヤーは40試合出場3得点という結果を残し、翌年に岸野監督とともに横浜FCに移籍します。横浜FCでは加入初年度で20試合に出場するものの、大ケガを負い2011年は全く試合出場がないなど苦しみます。復帰した2012年は溜まっていたモヤモヤを爆発させ、34試合7得点8アシストという好成績を残します。2013年も右のサイドハーフやサイドバックで40試合に出場し4得点3アシストを記録すると、その活躍が認められて2014年にJ1川崎フロンターレに移籍。風間監督が推し進める川崎の戦術になかなか馴染めず加入1年目は4試合出場のみともどかしい日々を過ごしますが、2015年は3バックの右のレギュラーポジションを獲得。後方からパスを細かく繋いでいく戦術と役割がうまくマッチし、J1の強豪クラブで30試合に出場するなど飛躍のシーズンになりました。しかし翌年はエウシーニョ選手とサイドバックのポジションを激しく争ったために18試合と減少。また2017年と2018年は左ひざや腓骨など数々の箇所を負傷した影響で3試合&5試合出場に留まり、昨シーズン終了をもって契約満了となっていました。

武岡選手は178cm・73kg。本職はサイドハーフですが、大学時代はFWを務めるなど正確なキックと豊富な運動量&縦への突破が武器の攻撃的な選手でした。鳥栖や横浜FCでは攻撃陣の切り込み隊長として果敢な仕掛けができるアタッカーとして存在感を示していましたが、年齢と経験を積み重ねていくうちにサイドバックとしての才能が開花。サイドの激しい上下動と高い攻撃力、タイミングを見計らった上がりで後方から駆け上がってサイドから状況を打開できる存在として重宝されました。川崎では風間監督が後方の選手にもパスセンスを求めていたために彼に守備の役割を積極的に与え、最終ラインを守るディフェンダーとしても活躍。3バックの一角としてプレーし、武岡選手は複数のポジションをこなす柔軟性をみせます。またチームでは爆発的なスピードが特長のレナト選手(2012-2015在籍)を練習パートナーとして日々トレーニングしていたので、対人守備力がアップ。チームの最終ラインの強度を保ちつつ、1対1の競り合いが強いファールすれすれの激しいプレーができる選手となりました。武岡選手の唯一の不安は近年負傷がちであること。度重なるケガで満足に勝負できたシーズンが少なく、たくさんの悔しさを味わってきたと思います。まずは抱えている古傷とうまく向き合いながら、再発しないように万全なコンディションを整えてほしいですね。

新シーズンのフォーメーションが3-4-2-1ならば右ウイングバックが彼の主戦場になりそうで、有事の際は3バックも務めることができます。サイドからの突破を目論んでくる相手のスピードスターをストップさせる守備力が彼にはあるので、キープレーヤーを抑えてチームの勝利をディフェンス面から支える中心的な選手になってほしいですね。なおヴァンフォーレの右ウイングバックは湯澤選手が負傷離脱中で来夏復帰予定&道渕選手が仙台に移籍したため比較的選手層が薄く、定位置確保のチャンスと言えるポジションだと思います。武岡選手には強豪川崎で揉まれて成長した自身の特長を最大限発揮してもらって多くの試合に出場し目立ってほしいと思います。武岡選手これからよろしくお願いします!



選手名鑑チェック


2009年。



2010年。



2011年。



2012年。



2013年。



2014年。



2015年。



2016年。



2017年。



2018年。





◇横谷繁(よこたに しげる)選手◇
横谷選手は兵庫県出身1987年生まれの現在31歳。ガンバ大阪ユースから2006年にトップチームに昇格するものの2シーズン出番に恵まれず、2008年にJ2の愛媛FCに期限付き移籍を決断。2年間の武者修行でリーグ戦81試合に出場し8得点を挙げ、結果を残して満を持してガンバ大阪に帰還。しかしG大阪では遠藤選手や明神選手&橋本選手などの厚い選手層に阻まれて出場機会がほとんど訪れず、2010年から2012年までの3シーズンでリーグ戦18試合のみと不甲斐ない時期を過ごしてしまいます。しかし出場機会を求めて2013年に京都サンガに期限付き移籍すると、横谷選手はそこで水を得た魚のように躍動。チームの中心選手として37試合に出場し11得点という好成績を収めます。チームもプレーオフ決勝まで進み、J1昇格にあと一歩のところまで迫りますが残念ながら夢は叶わず。横谷選手はチームの中心としてプレーできたことから翌年G大阪への未練を断ち切って京都への完全移籍を決めます。京都2年目となる2014年シーズンはリーグ戦24試合に出場。その活躍が認められ、2015年に大宮アルディージャに移籍します。大宮では主に右サイドハーフとして38試合に出場し8得点を挙げるなどチームの主軸として活躍しJ1昇格に貢献。続く2シーズンはJ1の舞台でサイドハーフやトップ下&ボランチのポジションで30試合&20試合以上試合出場するなどチームの躍進を自身の活躍で支えていました。昨シーズンも2017年シーズンと同じく23試合に出場しましたが、途中出場が16試合と流れを変えるようなジョーカー的な使われ方で大幅に出場時間を減らし、ゴール&アシストともに記録できなかったことからシーズン終了をもってクラブから契約満了を告げられ、新しい活躍先を探していたところに、2017年大宮で師弟関係だった伊藤監督が声をかけて今回のヴァンフォーレ移籍が実現しました。

横谷選手はプレースキッカーを任されるほどの右足の正確なキック精度を誇り、中盤のエリアを動きながらパス回しの中心として前線への繋ぎを質の高い働きでこなすことができる選手。サイドハーフはもちろんボランチやトップ下などでも遜色なくプレーできるポリバレント性を備え、DFとMFの間やMFとFWの間のスペースにタイミング良く入り込んでチームの組み立てのリズムを円滑にしたりチャンスメークすることが得意。また179cmの上背を活かしてのフィジカルの強さ&ボールキープ力の高さを駆使してFWとしてもプレーでき、前へ顔を出す動きも秀逸。トラップする&ボールを蹴るなどの基本的なプレーも高いレベルでこなすことができる、全体的な攻撃的能力が高い万能型の選手と言えますね。

ヴァンフォーレではチーム全体のボール回しをスムーズにさせるためのボランチ起用や、チャンスシーンを数多く演出する役割でシャドーのポジションでの起用が考えられます。個人的には彼が活きるポジションは前目の位置だと思うので、かつてヴァンフォーレに在籍していた元日本代表の羽生選手のように、前線で人とボールが動くことによって攻撃を活性化させる役割を横谷選手にはこなしてほしいですね。これからの活躍を期待しています。チームの勝利に貢献するプレーがたくさんできるように頑張ってください。



選手名鑑チェック


2006年。



2007年。



2008年。



2009年。



2010年。



2011年。



2012年。



2013年。



2014年。



2015年。



2016年。



2017年。



2018年。


ゴール動画
【公式】ゴール動画:横谷 繁(大宮)18分 横浜F・マリノスvs大宮アルディージャ 明治安田生命J1リーグ 第29節 2017/10/14


右足で逃げていくような軌道のクロスボールにうまく飛び込んで合わせた横谷選手の得点。なんとしても決めるんだという気迫が伝わってくるナイスゴールでした。




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