ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

【36節 東京V戦結果】エースバホス弾!1点差を逃げ切り3連勝!

2018-10-09 | Weblog
6日にアウェーで行われた2018年明治安田生命J2リーグ第36節東京ヴェルディ戦ですが、試合結果は1対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に挙げたジュニオール バホス選手のゴールでした。


約2週間前の岡山戦からヴァンフォーレはメンバーを変えず、連勝中の空気を大切にこの試合に臨みました。対するホームの東京Vも7試合負けなしということで、調子の良い状態を今回もスタートから発揮し試合を優位に進めていきます。中盤の渡辺選手を中心に佐藤選手や内田選手が構成するパス回しに、両ウイングや1トップのドウグラス・ヴィエイラ選手も積極的に参加して次々と絡む東京Vのリズミカルな攻撃にヴァンフォーレは対応に四苦八苦。ボールを奪えずにズルズルと後退し守り続けるような防戦一方の展開がみられます。相手に研究されており、こちらの攻撃の起点に厳しくプレッシャーがかけられていて、それに加えてパスミスやトラップミスなどで思うように繋げない機会が多く、前半は攻めあぐねと懸命なディフェンスが目立つような展開でしたね。しかし押された展開のなかでもジュニオール バホス選手はスピードを活かしたプレーで相手をかわしてGKとの1対1の場面を迎えますが、左隅を狙ったシュートは僅かに外れていきます。バホス選手は孤軍奮闘しますが、東京Vが優勢のまま前半が終了します。

前節徳島戦が順延となり試合勘がイマイチ掴めていなかったヴァンフォーレは、後半になってようやく体が温まりエンジンがかかり始め中盤で厳しいプレスをかけられるようになっていきます。複数人で連動してボール奪取するとサイドにパスを散らして相手の陣形を広げさせます。そうすることによって密集地帯での展開が得意な東京Vの細かいパス回しを封じてリズムを狂わせ、サイドから突破しようと勝負を仕掛けることで東京Vは守備に追われるようになり、徐々に試合のペースがこちらに傾いていくことになります。ヴァンフォーレの選手がボールを持つ機会が多くなり惜しい決定機を迎えるなど優勢に進めると、一気にムードを引き寄せるようなシーンが訪れます。後半17分、サイドでボールを奪い合っていた佐藤選手と渡辺選手が交錯すると佐藤選手が引き倒されてファール。前半に警告をもらっていた渡辺選手がイエロー2枚で退場処分となり、ヴァンフォーレは数的有利な状況となります。東京Vのロティーナ監督はすぐさま交代選手を投入しチーム状態の修正を図りますが、ヴァンフォーレはその修正が定着する前に試合を動かすチャンスを迎えることになります。

相手が10人となった事態を受けてヴァンフォーレは前線での迫力を増すために金園選手を起用。後半27分、バホス選手が前線で体を張っている金園選手とのワンツーパスでゴール前に迫ると、対峙する相手DFの裏をつく動きで翻弄し素早く右足を振り抜き、そのシュートがGKのタイミングを外しゴールに吸い込まれていきます。バホス選手は2試合連続の今シーズン10得点目。ヴァンフォーレは待望の先制点を挙げることに成功します。このシーンでは金園選手のポストプレーとバホス選手のフィニッシュに目がいく場面ですが、個人的には道渕選手の動きを評価したいですね。道渕選手はバホス選手が中央でボールを持ったときに右サイドをフリーランニングしており、相手選手の意識を引き付けていました。それによりバホス選手が金園選手にパスを渡したときには、前にいた選手は道渕選手につくのかバホス選手につくのかディフェンスが中途半端になっていて、対応が後手にまわったことでバホス選手は積極的に仕掛けられたと思いますね。この場面で道渕選手にはパスは回ってこなかったのですが、相手を引き付ける動き&囮になるプレーがチームの先制点獲得に繋がりました。

1点をリードされ状況が好転しないと判断した東京Vは、DFに代えて長身のFW林選手を投入し追いつくための最後の手を打ちます。それに対抗してヴァンフォーレは1点を守り切る戦術に方針をシフトし、前線で時間を稼ぐ役割の堀米選手と守備面で的確にプレッシャーをかけられる経験豊富な山本選手をピッチに送り出します。終盤の時間帯は東京Vは多少強引でも前線にロングフィードを出し、それに189cmのドウグラス・ヴィエイラ選手や186cmの林選手が競り合う機会を作り出します。ヴァンフォーレは高さ勝負では負けることが多かったのですが、競り合ったあとのこぼれ球に選手たちはいち早く反応してクリアできており、シュートまで運ばれるシーンは少なかったですね。一見すると押し込まれていたような展開でしたが、ヴァンフォーレの守備陣は粘り強いディフェンスが最後まで披露できていました。結局最後までこのリードを守り切ったヴァンフォーレは1対0の勝利。約4ヶ月ぶりの3連勝を達成しました。


この試合はヴァンフォーレの戦術を研究&分析した東京Vに試合を優位に進められますが、ヴァンフォーレもそれに気づいて多少の戦術変更したことで後半逆襲への布石を打ちます。後半10人となりその後1点リードされる東京Vは、4-4-1や3-4-2と状況に応じてフォーメーションを柔軟に変更してくるなど、ロティーナ監督の巧みな手腕をみせてきました。相手が攻めてこちらが守るという試合の構図が出来上がってしまったために、正直1人多いという優位感はヴァンフォーレには感じられませんでしたが、猛攻を耐えて無失点でまた抑えることができたのはチームにとってプラスとなる出来事になったと思います。こう攻めてきたらこう守る。こう守ってきたらこう攻める。この試合の東京Vロティーナ監督とヴァンフォーレ上野監督の采配対決も見どころ十分でしたね。


この勝利でヴァンフォーレは13勝9分け13敗の勝ち点48として13位と一つ順位をジャンプアップさせました。3連勝と順調に勝ち点を積み重ねていますが、目標のJ1参入プレーオフ進出のためにはこの好調な状態を最後まで続けなければいけません。良い感覚をこれからも維持しながら一戦一戦全力で戦っていきましょう!



【公式】ハイライト:東京ヴェルディvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第36節 2018/10/6




【勝ち点45への道】
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J2リーグ直近過去5シーズンの6位チームの平均勝ち点 ‘65’ への道のり。例え勝ち点65に達成してもJ1参入プレーオフに進出できるという保証はありませんが、残り7試合でできるだけ近づけ&プラスして上積みし、人事を尽くして天命を待ちましょう!




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