ヴァンフォーレ甲府の試合を初めて観に行く方に観戦の手引きをお伝えする企画の第3弾。今回はヴァンフォーレのホームスタジアム‘山梨中銀スタジアム’に試合を観に行く際に必要になるチケットの種類と料金を紹介します。チケットの種類&客席の場所によってどんな感じに観戦できるかも書いていきたいと思います。
その前にチケットの基本情報。各チケットには大学生から上の年齢&一般の方に適応される大人料金と小中高生が対象の小中高料金の2つに分かれています。また試合当日に適応される当日券と試合前日以前に購入すると適応される前売り券があります。前売り券の方がチケット代金が当日券よりも約500円安く手に入ります。試合日は予定を空け、確実に観に行くと決めている方は前売り券を購入した方がお得です。また小中高チケットには前売り&当日券の区別はなく価格が統一されています。
☆メイン指定席→(大人)前売り4200円 当日4700円 (小中高)1700円
マスコットショーや各種イベント&試合前の両チーム選手整列などは基本メインスタンドを向いて行われます。ベンチに近く、選手のウォーミングアップを間近に見られるのもメイン側。そのメインスタンドの中央部分に席を構えるのがメイン指定席です。自由席と違って予め席が確保されているので、早めの時間に行って席をゲットしておく必要がありません。そこが自由席にはない指定席の一番の良いところ。キックオフ間際にスタジアムに到着してもスムーズに席につくことができます。一番高い料金を払っているので他のスタンドのサポーターを心の中で見下しながら優雅に観戦してください(笑)ちなみに席はあまり用意されていないようなのでお早めに購入を検討してください。
☆メイン自由席→(大人)前売り3200円 当日3700円 (小中高)1400円
各種イベントやマスコットショー、選手整列などが楽しめるメインスタンド。こちら側の入り口&出口の近くから露店が並んでいるヴァンフォーレパークにすぐに行けます。メインスタンドの両脇3分の1のスペースがメイン自由席。バックスタンドに比べて少し料金が高いので人気もどちらかと言えば落ち着いた傾向にあります。自由席なので良い場所の席は早い者勝ちですが、バック自由席と比べると比較的余裕があります。落ち着いて試合を観たい方におすすめの席です。
※ちなみにメインスタンドに屋根はほとんどついてません。雨天時は雨具の準備をお願いします。
☆バック指定→(大人)前売り3700円 当日4200円 (小中高)1500円
メインスタンドの反対側がバックスタンド。各種イベントやマスコットショー&選手整列などは演者の後ろ姿を観ることになります(大型ビジョンでは見られる)。ただその点をあまり気にされていない方は試合の見え方にはメインスタンドと変わりないので、料金の安いこちらのバックスタンド席を選ぶ傾向にあると思います。バックスタンドの中央部分がバック指定席のエリア。この指定席チケットを購入した方は時間に縛られずにゆっくりスタジアムに来てください。ちなみに席の数はあまりありませんので購入はお早めに。
☆バック自由席→(大人)前売り2700円 当日3200円 (小中高)1000円
試合全体の動向が楽しめるバックスタンド。各種イベントを楽しむことより試合観戦のみと割り切っている方におすすめします。この自由席はバックスタンドの両脇3分の1のエリアが対象で、ホーム自由席側の近くではヴァンフォーレサポーターで混雑していてキックオフ間際の席の確保が容易ではありません。逆に対戦チームに近い位置は相手のサポーターさんが座っている可能性があります。こちらは空いている確率が比較的高いですね。ヴァンフォーレ入門者はまずはこのバックスタンドで試合の雰囲気を味わうことをおすすめします。ちなみにバックスタンドでの応援はゴール裏に合わせての手拍子がメイン。試合状況によって一喜一憂がはっきりしているのもこのスタンドの特徴です。個人的には試合の分析をするのが好きなので、落ち着いて試合の状況を観られるこの席を優先して選んでいます(金銭的な都合もありますが…)。
☆ホーム自由席→(大人)前売り2100円 当日2600円 (小中高)700円
ホーム自由席というのはいわゆるヴァンフォーレゴール裏の席。チーム応援歌を歌い、青赤のユニフォーム&服装が一角にギュッとまとまり、跳び跳ねるなど試合を熱く盛り上げるサポーター集団がいるエリアです。試合の遠近感は慣れるまでなかなか掴めませんが、ここで応援団と一緒になって歌い跳び跳ねるとみんなの輪の中に入ってヴァンフォーレを応援してるなという実感が持てます。あと90分間動き続けるのでダイエット効果も楽しみながら期待できます。ゴールしたときの‘あの’喜びもこの席ならではのとっておきの楽しみ。ゴール裏中央部はコアサポーターさんが多く近寄りがたいオーラが出ていますが、一緒に魂込めて盛り上げ応援してくれたら大歓迎のようですね。もし初めての方やまだそこまで勇気の持てない方はゴール裏スタンド(サイドスタンド)の両脇で応援団がどう応援しているのか勉強しましょう。そして慣れてきたら勇気を出して徐々に中央部に近寄ってみましょう!その行動の積み重ねがゴール裏サポーターの増加と迫力のある応援に繋がっていくと思いますよ。
☆ビジター自由席→(大人)前売り2100円 当日2600円 (小中高)700円
ホーム自由席の反対側のスタンドにあるのがビジター自由席。ビジターとは来訪者(対戦チーム)の意味があり、対戦相手のサポーターがこのエリアを占めます。敵チームのサポーターが多くなるとヴァンフォーレサポーターは「ムムッ」と思いがちになりますが、たくさん入ってくれた方がクラブの収入面のアップに繋がるのでデメリットよりもメリットの方が上回ります。なにより応援で相手に負けられない気持ちが出てきてさらに試合の雰囲気が盛り上がる相対効果が生まれます。なので対戦相手のサポーターさんは大挙してスタジアムにやってきてください。そして試合以外にも山梨の観光もよろしくお願いします。またこのビジター自由席は対戦相手のサポーターだけのものではありません。対戦相手のサポーターの数を考慮してスタンドの一部をホーム自由席として開放しており、緩衝帯を設けてヴァンフォーレサポーターが座ることができます。そのエリアの幅はビジター自由席の売れ行きに左右されますが、たまにはこちらのヴァンフォーレゴール裏とは逆の目線で観ても面白いかもしれませんよ。
【チケット販売場所】
まちなかヴァンフォーレプラザ、ローソンチケット、セブンチケットなどのコンビニサービス、eプラス、チケットぴあ、Jリーグチケット、インターネット販売、電話予約など
普通のチケットの他にクラブサポーター会員というのもあります。会員になると今シーズンのリーグ戦&カップ戦(天皇杯は除く)のホームゲームを全試合観戦でき、一般開門15分前に優先入場や同ランクの自由席2枚チケットプレゼント&当日券を前売り券の値段で買えたり、サポーター感謝デーに招待されるなど様々な特典を受けることができます。価格は…
☆メイン自由席→(大人)4万2000円 (小中高)1万円
☆バック自由席→(大人)3万1000円 (小中高)8000円
☆ホーム自由席→(大人)2万4000円 (小中高)6000円
※法人会員もあり。指定席会員の受付は1月21日までで終了しています。
クラブサポーター会員の価格は高めですが、メイン自由席なら約11回&バック自由席&ホーム自由席なら約9回中銀スタジアムに行けば元が取れる計算になります(当日券計算)。J1リーグは全34試合で行われて半分の17試合がホームゲームとなるので、カップ戦も含めてそのうち約10回以上行く予定を立てている方はクラブサポーター会員に加入したほうが絶対にお得です。シーズンが進むと約半分の試合を対象としたハーフシーズンのサポーター会員の販売が開始されると思いますが、そちらも含めて購入の検討をされてみてはいかがでしょうか。
…このシリーズ企画はまだまだ続きますよ♪
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