
朝、家族で食べて元気に出かけました^^
紺野先生の作ってくれた粥を食べる富生、
ビジネスの世界で成功するために戦う超エリートでもなく、
お金のために奔走し、気を張り詰めているでもなく、
温かいものを食べて本来の素の富生に戻れた一瞬だったのではないかな。
楽しみにしていた剛君の「銭の戦争」
ものすごい展開でしたね。
始まってわずか数分、後はこれでもかって言うくらい不幸の連続。
2時間とはいえ、第1話で一気に堕ちていく様を見せてくれて、それは成功だったと思います。
息つく暇もない早さだったので、辛いんだけど引き込まれて見ました。
見終わって、疲れた~!
「ノルマ、達成しましたよ。」
上司に向かって、うすら笑いを浮かべて言う富生。
なんてできる男でしょう、スカッとしてとっても格好良い!
でも数字の記憶力の良さとその才能の使い道は、善と悪の紙一重だと感じさせました。
借金も、最初はたかが数千万の金って言えた人なんですもんね。
切なかったのは梢さんに別れを告げるシーン。
あんなに酷い言葉を言い放ちながらも、梢さんのマフラーをそっと直してやってた。
ビンタされて、投げつけられた札を拾い集める富生が切なかった・・・。
その悲しみさえも言葉にせずに迎えた葬式で最後の最後にキレて怒りをぶちまける富生の、
込み上げてくる感情を一緒に体感するような、そんな剛君のお芝居が私はとても好きです。
いい人という括りでは全くない、怒りとか悲しみとかを溜めこんで溜めこんで爆発させる、
それも言葉よりあの目が・・・目が実に繊細に役割を果たすんですよね~。
役者草なぎ剛を存分に堪能できる、剛君の熱量がガンと伝わって来るドラマですね。
ちょっとあり得ないと思えるシーンもあったんですけど、
リアルな部分と相容れない部分、それも剛君の演技が成立させてくれていたと思うので、
どん底まで堕ちた富生がどうなっていくのか、これからしっかり見て行きます。
剛君、タモリさん宅に行くことができたんですね、良かったね!