「奪えばなくなり、分かてば余る」。どこで、誰からいつ聞いたのかも覚えていないが、先日、NHK朝ドラ「虎に翼」のオープニング映像シシヤマザキさんの話!を書いた時に、彼女が担当したドラマのオープニング画像に、彼女の生徒さんたちの作品を使用したことについて
<いろんな人に自由に描いてもらった絵をつかうことで、「自分が100年かかっても思いつかない発想のものがたくさんできてくる」。いい感想をたくさんもらったけれど、それがうれしかったとコメント。「皆で作ることの魅力」を広げて行きたい>
と話したことから、この言葉をおもいだして書いたばかりだった。
すると、最近読んだ朝日新聞のフロントランナーで取り上げられた 落語家の桃花さんの話の中に、またこの同じ精神が感じ取れた。
そこで、嬉しくなって、またお伝えすることに・・・。
<ー(聞き手)後輩のプロデュースも手がけていますー ドラッグストアの隣にドラッグストアを出すと、どっちももうかるって聞いたことがあります。後輩たちが活性化すれば、私の得でもあるし、落語界の得でもあるし。映画を見たことない人はいなくても落語を聞いたことない人はたくさんいるじゃないですか。そういうものを少しずつ突破していくために、私ができることがそれだった。>
世の中が「奪い合うことで成長する」と思っていたら、それは違うと思う。奪い合うのでなく、「分かち合って広げ、みんなが豊かになる社会」を目指す先にこそ平和な幸せな世界が築けると私は確信している。 すべての人間がそれにきづいて協力し合えるのは、いつのことなのだろうか。
私も実践できているとはいえないこともあるが、実践している人に気づいたら、是非ブログでこれからも紹介していきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます