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ミャンマーの軍政の弾圧を非難する

2022-08-11 23:08:02 | 日記

  ミャンマーで日本人の久保田さんが軍政府に逮捕され、まだ釈放されていない(ココから)。外務省は、クーデターを起こした軍が、自国民を威嚇で殺害までして軍政復活に反対していた国民を押さえ込んだすさまじさに驚嘆したが・・・群衆は今は少人数での予告なしの偶発的な感じの抗議活動しかできない状態のように見える。それを伝えようとしてくれた久保田さんの逮捕。まだ、日本の外務省は本人にも面会もできていないと書いてあったが、一刻も早い釈放を願う。

  一方、軍政による逮捕や殺害の動きを監視するミャンマー人団体「政治犯支援協会(AAPP)」によると、クーデーター以降、1万4847人が逮捕されており、推定2114人が軍部に殺害されているという(BBCのニュースココから)。そして、民主活動家が4人処刑されたというショッキングなニュースもあった。

       

       その中のひとり、<ピョーゼヤトー氏(41)は、国民民主連盟(NLD)の元議員で、現在収監中の元指導者アウンサンスーチー氏の側近だった。ヒップホップ・アーティストでもあり、軍政を批判するその歌詞は、しばしば軍部の怒りを買っていた。昨年11月に、テロ行為を理由に逮捕されていた>という。

    自衛隊を軍として正式に憲法に盛り込み、さらに防衛予算を2%にと軍拡をねらう現政権。ミャンマーの例をみても、香港の例をみても、軍というものが「自国民の防衛」という名の下に「権力の防衛」と称して国民を殺害する例があることを、憲法改正前に日本人はしっかりと他人ごととしてでなく、しっかり頭に刻みつけておかないといけない。

    キネマ旬報ベスト・テン2019年文化映画ベストテン 第1位、第33回高崎映画祭 ホリゾント賞をとった映画「沖縄スパイ戦史」(三上智恵:監督)を見たことがあるが、(まさか、日本ではあり得ない!)とここで思った方は、ぜひ知っておいてほしい。

       この映画の解説をしているココだけでも読んで、軍とはどんなものなのかを日本軍の沖縄でしてきたことから知っておこう!

  (抜粋)

  命に関わる軍の手伝いを住民にさせながら、その結果、軍の機密を知ってしまった「始末の悪い」住民を「始末のつく」状態にすること。それが「裏の戦争」を遂行した工作員達を養成した陸軍中野学校のマニュアルでした。そしてそれは、旧日本軍において、また自衛隊においても、軍というものが生来持っているマニュアルであり、指針であるのです。
 では彼らがそうしてまで守るものは何か、それは国民ではなく、国体であり、時の権力者なのです。それは、いま、戦前の軍機保護法に習った秘密保護法を強行し、治安維持法に準じた共謀罪法の制定を強行し、憲法を変えて、軍隊に思いのままに(支障になるものを弾圧しても)その働きをさせようとする準備に重なります。その体制づくりは着々と進められています。

 


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