今朝は、外にでてびっくりするほど晴れていて、月が目に向こうから飛び込んできたような感じでした。
<2024年2月27日6:35>
これなら、月がいると知っていたら、だれでも気づいたと思います。雲もなく、ほんとうにすっきりとした朝の月でした。どちらの方向にいるかというと、西です。今は、朝月が西に沈む前に見られます。
<6:18>
そして、この月が沈んだのは、7:29でした。
この月が、そして、再び東空から昇ってきたのは、20:04です。
私が昇ってきた月をみつけられたのは、でもそれから1時間半ほどしてからでした。しかも、こんなに雲に囲まれて、
最初は月の顔がよく見えないほどでした。
<21:21>
でも、風が今日は昼間から強く吹いていたし、この月を見ていた時も冷たい風がびゅんびゅん吹いていたので、待っていればきっと雲がどいてくれるのではないかなと思っていました。
風が、期待通りの働きをしてくれたお陰で、雲がどいて、この後20分ほどで雲がどいて月がきれいに見えました。
<21:44>
いかがですか? 朝の月と比べて、何か気づく事はありませんか? 月のうさぎの耳の位置はどうですか?欠けている場所は???
そうなんです。回転しているんです。月も少しは動いていますが、基本は地球の自転のせいです。月は逆に、自転に逆らってちょっとずつ昇る時間が遅くなり、同じ時間にみたら東に動いているくらいです。月を撮っていると、電線に絡まれている月が、電線の間をすり抜けていくスピードが速いのでびっくりしますよ。地球って、ほんとうに刻々と動いていることを、月や星達が教えてくれています。もちろん太陽もですけれど。月は、太陽や星のようにじっと空にいないで地球の周りをまわっているせいで、自転のスピードより遅くなっているんですよね。
だから、ほら。この前まで、月がそばにいた冬の星座たちは、東の空にいる月より一足先に、南の空で、こんな風に輝いていました。
冬の大三角とオリオン座が、きれいに見えました。もっとぐっとオリオン座と大三角のシリウスが入るようにカメラをズームしてみたら・・・今夜は、本当にたくさんの名もない星までもが姿をみせていました。
左の明るい星がシリウス。そして、右隅の上に並んでいるのがオリオンのベルトの3つの星です。そして、この3つ星の下にも、よく見ると縦に3つの星が並んでいるのが見えていますね。「小3つ星」と呼ばれていて、真ん中の星のところには、望遠鏡なら「M42オリオン大星雲」がみられたかもしれません。この写真では星雲までは見えていません。
今日は、いやいや今日も、何だかうれしくない事が起きたわが家でしたが、それでも大事にはいたらなかったということで、感謝して寝ることにします。それでは、明日がいい1日になりますように!!!