お正月を挟んで、1ヶ月ぶりのレッスンでした。
そして、今回は、前回大問題となった、「4拍子を3拍子に先生がアレンジした”Close to You"」に果敢にも、本気で取り組んでみました。
先生がメールで、他の生徒さんのために譜面にちゃんとして飾り音もこんな風に付けました~と”One for Norma"の楽譜と模範演奏、さらには私が気に入って、前回ちょっとへなちょこでしたが、自分なりに楽譜を作って弾いてみた[空撮]ラスベガス,アメリカ/Las Vegas,U.S.A.も、なんと奇跡のように「コード譜が出てきました」と言って、いっしょに送ってくださるという年末サプライズプレゼントでした。
という訳で、(これは、先生のご厚意に答えて頑張らねば~)と、まずは”Close to You"の練習を中心に頑張りました。 先生の模範演奏に加え、CDに富山の歌手の方を収録したという音源も送ってくださったのをじっくり聞いて、分析。理解を超えた3拍子のカウントの仕方を理屈でまず考えること2週間。やっと、手がかりが掴めてきて、3拍子の1音ずつを、やはりきっちり3,3,3でその3それぞれをタタタ、タッタ、タタツ、タータ、と気持ち3つに感じる練習をひたすらメトロノームを3拍子にセットして繰り返しました。メトロノーム、前は嫌いで下が、今はだいぶ仲良くなれています(笑)
やっている間に少しずつ、ノリが良くなってきて、これならどうにか、歌手の人が一緒に歌えるかな?という「1歩手前」までこぎ着けました。それで、いざお披露目で~す。メトロノームを鳴らせないので、心で鳴らしながら心配でしたがいっきに最後まで弾くと、「『大変だ』と言っていたので想像していたよりは、纏まっていてよかったですよ」との感想を頂き、先生がよほど酷いのを考えていたのかもしれないのに、ちょっと安心。「怪しげな所はありましたけど」の先生の言葉に、パートごとに確認して弾きました。コードに合わせた音の出し方や、アドリブもどうにか弾いて、先生が「弾いて行く度によくなってきていますね」と励ましてくださり、「これは、こんなでいいじゃないんですか」と、いつもの「ねぎらいの末の合格」となりました。
今日のレッスン。2曲目は先ほどのラスベガスの動画に合わせて先生が作曲した”Starcrossed Lovers"です。
こちらは、まず、弾いた後、第1声で「これもジャズワルツだから、ちょっと弾き方が違うところがありましたよ~」ということで、最初からやり直しと思ったら、何と、先生がみつけて送って下さった楽譜が小さかったので、私が手書きで書き直していた楽譜が、写し間違いで音が違ってコピーして練習していたことに気づきました。しかも、特に目立つ最初の1小節。ガ~~ン。
ということで、楽譜から特に出だしの肝心な所から、修正。あと、曲の繰り返し部分なども間違いがあって修正。気づけば、「自分の下手くそな演奏で楽譜で書き直すより、先生に模範演奏を聴かせて頂いてから、正式に楽譜を作り直そう」と思い、やや手を抜いて作った楽譜で練習していました。そのひと手間をサボったことが、トラブル発生の原因でした。
やっと間違いないようにすべてを直して、再度チャレンジ。コード音の出し方で、どうもうまくいかなかった所の音の修正などもして、終了。 先生にお願いして、アドリブも含めて、模範演奏をして頂いて録画させて頂きました。
でも、模範演奏を聞いて、私が弾けるようなレベルでないアドリブを弾く先生の演奏に、思わず「難解すぎて無理!」と思いながら、いつもながらの至福の時間となりました。なんで、コード譜だけを見ながら、一瞬で昔の曲でもスラスラとアドリブまで元のアドリブと違う味付けで弾けてしまうのか、実に先生は天才だなあ~~~と改めて感心してしまいました。
そして、今日は、もう最初の曲と、このラスベガスの譜起こしをしたところで、いっぱいいっぱいでしたので、珍しくも2曲で終了。ちょうど先生に模範演奏をして頂いて、時間もちょうど1時間。充実したレッスンとなりました。
何だか、3カウントはジャズの基本。これをこれからも注意して身につけていきたいと思ったことでした。
追伸) ところで、このラスベガスの曲、曲のタイトルは”Starcrossed Lovers"となっていましたが、意味が分からないので調べて見ると・・・「幸薄き恋仲のふたり」という意味だと、ココで調べて知りました。どうしてこんなタイトルにしたか、次回先生に聞いてみよう。