今朝、みんな大きくなったかな?とレモンの木をみてみると、驚いたことにレモンの木の葉は1枚も残っておらず丸裸。
「みんなが青虫になる頃には、庭の少し大きいレモンの木に引っ越すか、友人のさらに大きなレモンの木から葉を分けてもらってこないといけなそうです~」と一昨日に書いたばかりなのに、翌日には、もうほとんどが青虫になり、葉が、すっかり丸坊主になっていました。
そこで、さっそく庭のフェンス際のレモンの木をみると、先客がいたのか、今年は葉が少なかったこともあって、何とこちらも丸裸。
この黄緑色の棒が葉を食べられた枝です。わぉー、誰だぁ!
そして、実はつけていた鉢のレモンの木に、柔らかそうな若葉が生えてきたと思ってところには、小さな赤ちゃんたちが点のように卵からかえったばかりの様子でいたのでした(汗)。先客ありでは仕方ありません。友人に声をかけて、レモンの葉を分けてもらっって、ベランダのレモンの小さな木に沿わせるように置くと・・・
ややして、覗くと、仲良く並んで食べていたり、徐々に集まってきて、お食事会になっていました。これで、何日持つかしら?この時点ではまだ5匹くらいはいたのですが・・・
今朝になってみると・・・・緑色の幼虫が1,2,3。
そして、またもや、近所から頂いた葉は、「ごちそうさまでしたぁ」とペロリと食べ尽くされて、丸坊主になった上に、残る幼虫は3匹!!!! 辺りを見回しても脱走兵がどこにいるのか、見当たりません。やれやれ。食料の減りが少なくなるのでまあ、減ってもしょうがないか・・・と思いつつ、食糧班としては、友人に枝をもらいにまた行くことに。
その前にやることをやって~と思って、ちょっと家の中で用事をすませて、次に見た時は、まさかの1匹になっていて、目が点になりました。やられたっ!
でも、仕方ない、まずは友人に事情を説明して、1枝頂きました。その時、ふと見上げた上の方の枝に・・・・
ちょっと見づらいのですが、アゲハの緑の幼虫が昇っているのが見えました(黄色の枠の中、保護色になっていますが、良く見れば幼虫とわかります。しかも、自分の手前の葉はすでに食べつくして、次の葉に向かっているようです。この食いしん坊ぷりは、我が家からきた幼虫かしら?
幼虫は蛹になる前にすごく遠くまで歩けるとよく聞きます。ここまで、我が家から25m位? でも、こっちにレモンの木があると分かってまっすぐ歩いてきての話です。反対に歩くとレモンの木はみたことがありません。臭いで分かるだろうか?人間にはわかりません。
もし、我が家にいた幼虫なら、アッパレですね。
さて、家に戻るとき、ふとベランダをみると、ベランダの縁を脱走兵が歩いていました(笑)
どのくらいのスピードで歩くのか眺めてみましたが、そんなに速くはありません。以前失敗しましたが、蛹になるところを見せてもらうには、2匹くらい いてもらった方がいいかな。そこで、もらってきた枝を、前日の要領で水を入れたコップにさして、この脱走兵にもとのベランダの木に戻ってもらうことにしました。
探すと、虫かごの下は見つかったのですが、フタがみつかりません。そこで、こんな具合に即席の虫小屋を作ってみました。そして、フタ代わりに網戸の残りの網を貼り、隙間をがっちりテープでとめました。
後になって、そっと、蛹になる時、違う枝があった方がいいかなと、まったく無関係の枝も入れてみました。さて、夕方までのところは、2匹でなかよく、むしゃむしゃ休みながらも美味しそうに葉を食べていましたが、蛹になるまでに、この葉の量で大丈夫かしら???
ちょっと心配です。
そして、日が暮れると、金星が西空に、ひとつピカリと光っていました。
今日も、実は、いろいろなことがありましたが、無事に1日が過ぎようとしています。感謝して、明日もいい1日になりますように。