5月31日のこのブログに、こう書いた。
今朝は、北朝鮮のミサイル発射で朝からJアラート。全テレビ局が一斉に同じ北朝鮮のミサイルニュースに。でも、北朝鮮のどこから打ち上げられ、今どこを飛行中かもはっきり言及されず、限りなく頼りない情報が続き、その上、テレビはJアラートが出された沖縄には落下せず、警報を解除した後もずっとミサイルニュースを、長かったものでは、私の見た限り TBSの羽鳥~の番組で8時半過ぎまで、NHKに至っては9時過ぎまで延々とやっていて、しっかり情報が分かって分析を終わってから報道をしっかりすればいいものを、下らないにもほどがあると呆れた。
北朝鮮がすでに6月1日からミサイルを撃つと警告をしていて、準備を整えてこの情報のなさ。自衛隊も韓国、米国の情報も入れてもこの有様。お金を防衛費増強してきてこの有様。お金ではない問題が山積みの政府だな。こんな政府にさらに国民生活を削って防衛費43兆円なんて積んで国際情勢を悪化させて、日本が軍備で平和を築ける国民がいるのだろうかと心から疑う気持ちになった。
ところが、今朝の新聞を読んでビックリ、傍線の部分が何と間違っていた!!!!?
なんと、韓国、米国との情報共有はこれまでは即時共有されていなかったのだっ!(だから、このていたらくだったのか~)と思ったとともに、ますます、日本の防衛の危うさに唖然とした。
ロイター発で、下記のようにインターネットでも下のようにココに書いてあった。
[3日 ロイター] - 浜田靖一防衛相は3日、北朝鮮の弾道ミサイル情報を日米韓で即時共有する運用に関して、今後数カ月中の初期的運用の開始に向けて3カ国間で取り組んでいくと語った。
「アジア安全保障会議」(シャングリラ会合)が行われているシンガポールでオースティン米国防長官、韓国の李鍾燮国防相との会談後、記者団に述べた。
浜田防衛相は、情報の即時共有の具体的な内容や運用開始時期は調整中としながら、「この取り組みは北朝鮮により発射されたミサイルの脅威を探知、評価する各国の能力を向上させる。早期に実現できるようにしっかりと取り組んでいく」と話した。
北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返しているほか、5月31日には「人工衛星」を打ち上げた。失敗に終わったものの、早期の再打ち上げの意向を表明している。
今頃になってと唖然とした。韓国と関係が悪い現政権でも、兵器の大人買いしてこびを売った米国からも即時に情報を共有できてなかったとは・・・外交で、防衛できるための最低限のことは当然やってから、敵基地攻撃能力と言っているのかと思いきや・・・この政権、オカシイ!
防衛と大騒ぎするのは、日本の国を守るためでなく、旧統一教会と仲良くして自分たちの当選のためとなれば手を組んできた党。何か、43兆円の防衛費も、本当に国防を憂えているのではなく、選挙の資金とか、自分たちの地位保全の裏でもあるのでは?と勘ぐりたくなってきた。
そんな折、東京新聞には、今朝 全面意見広告が出た。
こんな、ミサイルよりも外交を。沖縄を、島々を戦場にするな!
争うよりも、愛したい*。
*あっつ、この「争うよりも、愛したい」は、沖縄に目を向けよう!無料公開・三上智恵監督「沖縄、再び戦場へ!」(スピンオフ版)というところでも書いた沖縄での集会で、若い人からでてきた印象的な言葉です。
意見広告の下の部分に大事なことが書いてあるのに、よみづらそうなので、そこだけ拡大しておきます。
(左下拡大)
(右下拡大)
反撃能力のために増大した防衛費だけは、沖縄の人たちの声を無視して着々と使われている。今、この防衛といいつつ滅茶苦茶な隣国との関係を悪化するような軍拡が進められています。止めなくて、いつ止められるのか。この意見広告に私も心から同感して声をあわせます!!!
詳細は、沖縄意見広告運動のココからご覧下さい。