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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2020年12月の惑星

2020-12-01 20:21:18 | 惑星・天体ニュース

   うっかりしていました。実はもう12月2日の夜になってしまっているのですが、慌てて、12月1日の日付で今月の惑星のご案内を入れる事にします。

   

   

    括弧に日付が入れてあるのは、日付が夜中の12時で変わってしまったものの、月としては前日の夜の月(?)というイメージで書いたものです。だから、10月28日と10月29日は2日連続で月を見られた事になります。

    ちょっと寂しげですか? でも、惑星とかは結構見られたし、ISSも見られたり楽しかったですね。

    さて、もう今年最後の月になってしまいました。今年は、何だかコロナに始まり、コロナに終わりそうな飛んでもない年となりましたが、無事に元気で月に守られて生き続けていられていることに感謝です。年を取ると、ほんとうに時の経過に加速度が付いてきます。

    では、今月の惑星です。

    水星:先月はきれいな姿を金星と一緒に未明でみせてくれましたが、もう太陽に近くてみられません。

    金星:未明の空に明るく東空に見える星は「明けの明星=金星」と思って間違いありません。12月13日には細い月と金星が近づきますよ。

    火星:結構10月6日の地球との準大接近の後 暗くなるかと思っていましたが、頑張ってくれていて、今も肉眼で特徴のある赤色で目立っています。夕方から見えていて、寝るまでずっと空を移動しながら楽しませてくれます。夜空を見上げたら、赤い星を探して見て下さい。22日23日前後に月がそばにいるので、見逃さないで下さいね。

    木星:夕空にいます。早く沈むようになったので、暗くなったら早い時間に楽しみましょう。大きい惑星ですから、肉眼でたやすくみつけることが出来ます。このブログでソーシャルディスタンスをとっているペアとしてずっと紹介してきましたが、今月22日には見かけでは、夕方の空で土星に大接近!!!!

    そして、どうなるかというと、場所を入れ替えて今度は離れていく!!!! 惑星はこれだから、目が離せません。星の中で、こんな席替えみたいなことする星っていませんよね。これまでは、見上げた空の明るい木星が右、左の(東側)暗めの星が土星と説明してきましたが、22日をすぎるとどうなるか・・・お楽しみに。17日に細い月が近づくのも見物ですよ。きっとインスタ映えする姿を見せてくれるはずです。

    土星:木星のところで説明しちゃいましたが、木星は肉眼で簡単ですが、土星は空のコンディションによっては写真でズームして撮してみて分かることも多いです。天体を楽しむ時、やはり拡大率の高いカメラは必需品でしょうか。天体を見上げる楽しみを格段にアップしてくれます。

    と言うわけで、今月は、未明は金星とお月様の素敵なツーショットを13日に、夕方は17日に細い月と木星、土星ペアに注目。その木星・土星ペアが大接近する頃には、月は火星に近づいてこちらも注目!!!と、また惑星達がコロナで家にいてつまらな~いなんて言っている私たちを「どこにいても、楽しいことはいっぱいあるよ」とワクワクさせてくれるはずです。

 

        

コメント
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