午前中は天気がよかったのに、午後になって曇ってきてしまい、お月様が上ってくる頃には雲だらけ。「あ~あっ」と嘆いていたのですが、少し暗くなってきて「これなら、お月様が見えるかな?」と、見上げた空に偶然 雲の隙間ができていて・・・
「お~~~い、お月様。呼んでくれたのかな?有難う」。一生懸命姿を追って眺めていると
一瞬、きれいに輪郭をみせたお月様を捕えることができました。白い息を吐きながら寒い虚空を雲の中を旅してといった風情のお月様、なんか生きている命を月に感じてしまいました。
もう少し暗くなってからも、今日姿を見せてくれるお月様は、フ~フ~言いながら頑張っている感じですね。
さて、実は昨日の嫌なことも起きて~と言ったのは、昼食時に歯に被せてあった金属がポロリと取れてしまったのでした。歯医者に電話したら休診日。ツイテいない。でも、実は今朝1番に電話したら、先生が特別に午後の診療後に見てくれることになり、6時に歯医者さんへと向かう途中の公園で・・・木々の向こうにまたもやお月様が登場。しかも、カメラを向けたら「良かったねぇ~」と声をかけに出てきてくれました。そして、「あれっ???」お月様のそばの赤い星に気づきました。
まさか???今日は火星が近いと思っていたけれど、こんなに近いの???でも、これ以上写真に夢中になっていると、歯医者さんに間に合いません。諦めて歯医者さんへ。 無事にそのまま取れたカバーを口の定位置にまた戻してもらえて、安堵して帰る道ではもう雲がいっぱいで月の姿は見えませんでした。
と、これで終るつもりでいたのですが、実はそのあと、さらに夕食後にお月様がまた私を呼んでくれました。
<2018年11月15日19:48 左:月、右の小さい星:火星>
この時も、雲に実は囲まれていたのですが、お月様が今日仲良く一緒に旅をしている火星をちゃんと見せてくれようとまた呼んでくれたのです。今度はしっかりカメラに撮れました。時間がちょっと経っただけで、先ほどの写真の時は右上にいたのに火星が右へと位置を変えていますね。月と火星の関係は変わっていないのですが、地球が回ったのですね。月の傾きをよく見ると、月との関係は変わっていないのです。
先ほどの17:57の時のお月様は、ボワッとしていて形がわかりませんが、しっかり撮るとこんな傾きでした。
世界の人々を乗せて回る地球、この一つの青い天体に生きる私たちが、自分の足の下の地面が回っていると感じることはあまりありません。でも、天体は注意深くみると、こんな風に私たちの地球が音も立てずに回転していることを教えてくれています。
「君たちの創り出した社会も、ボヤボヤ人任せにしていると、とんでもない動きをしているよ。気づかないで足元は大丈夫???」 そんなことを、お月様が赤い火星を見せながら私に警告してきたように感じました。私たちの足元の社会の変化にも耳をすまし、私たちは感じていかないといけません。
例えば、五輪相桜田氏が五輪についての蓮舫さんの質問のどれにも真面に答えられなかった上に、サイバー法案の担当も兼ねているのに「パソコンも使うことはない」というとんでもない発言をしたのに、まだ適材適所といって任命した首相の責任も五輪相の解任もない日本に、他国は首をかしげているのに・・・日本はトンデモナイ将来を背負うことになるのではないだろうか?
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