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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2018年11月の惑星

2018-11-05 19:01:44 | 惑星・天体ニュース

   何だか、いろいろなことがあって、毎月1日に書いているその月の惑星の様子をお伝えするのを忘れていました。5日遅れですが、参考にして楽しんでください。不幸中の幸いと言うか、1日からは特に目立つことはありませんでした。これから新月を迎えるお月様その後がお楽しみの惑星とのコラボになります。

   では、今月の惑星です。

   水星:現在夕方の西空に太陽が沈んだ後にいるのですが、太陽に近いので小さくて光の弱い水星をみつけるのは難しいでしょう。これからだんたん朝に移っていきます。12月中旬に見やすくなるのを待ちましょう。

   金星:早起きの方は、12月に向けてどんどん明るさを増して日の出前に明るく東空で目立つようになるので、気を付けていてください。東空の開けた場所があったら、5時半前の暗い内に、「明けの明星」を探してみてください。肉眼で簡単に見つかるはずです。早起きは3文の得。お弁当作りのご褒美のように輝いてみえるはずです。

   火星:7月の地球最接近の時に比べれば、大きさも小さ目で暗くはなっていますが、それでも晴れの夜に肉眼で見つけるのは難しくありません。秋は明るい星が少なく、1等星はフォーマルハウトがあるだけ。天頂近くに秋の四辺形の4つの星も快晴では見つかるはずですが・・・8時頃に南空に赤い星と小さな星が2つ見えたら、それは右の赤い星が火星、左の暗めの星がフォーマルハウトと思って間違いないです。

   木星:沈む時間が早くなり、暗くなるころには西の地平に沈んでしまうので見つからないでしょう。

   土星:木星を追うように早くに沈むようになりました。見ようと思えば西空の地平線で日没後に見られるかもしれませんが、肉眼で見える可能性はあるものの、火星のようには目立ちません。

   ということで、早起きの方にはには金星も楽しめますが、私のような朝寝坊な人間には火星しか惑星は楽しめない11月です。その代わり、夜遅くまで起きているともう冬のオリオンや大三角などきらびやかな星座が広がっています。

   11月11日には三日月が土星に近づき、15・6日には火星に近づいて惑星の案内をしてくれます。惑星の確かめ方が分からない方は、お月様が近づいて教えてくれる日に惑星を楽しんで見ましょう!

 

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